子供が安心して勉強ができる環境を整えてあげたいという気持ちは、きっと親御さん共通だと思います。
しかし、購入したデスクライトで、なんか目が疲れやすいな…なんてことが起きてしまったら大変ですよね。
子供の学習環境を整えるためには、どんなデスクライトが良いのでしょうか?
デザインに凝ったおしゃれなものや最新機能付きのものまで、種類はかなり豊富です。
目次
目に優しいおしゃれなデスクライトで子供の勉強をサポート!
普段何気なくつけている照明が、視力低下や疲れ目、頭痛の原因になってしまったらどうでしょうか?
ゲームのしすぎかな…と思っていたら、実は照明が原因だった!ということもあるのです。
では、目に優しいデスクライトとはどんなものなのでしょうか?
選ぶ基準をあげてみます。
長時間使っても熱を持たないLEDライト
デスクライトをつけて勉強していると、なんか熱いな…と感じたことはありませんか?
勉強している時に熱さを感じるとなかなか集中できませんよね。
白熱電球や蛍光灯タイプのデスクライトは、長時間使っていると熱を持ってしまいます。
うっかり触ってしまっては火傷をしてしまうこともあります。
LEDのデスクライトであれば熱くならないので、子供の勉強机にオススメです。
最近では蛍光灯や白熱電球タイプは生産中止になっていて、LEDが主流となってきています。
勉強に適した明るさは?
デスクライトは明るければいいというものではありません。
明さを表す単位にはルーメン(lm)とルクス(lx)があります。
■ルーメン(lm)
LEDライトの光源の明るさを表す単位です。勉強の時に適切な明るさは400lm以上と言われています。
■ルクス(lx)
LEDライトの光源が机を照らした時の机の明るさ(照度)を表す単位です。勉強には300〜500ルクス(lx)がオススメとされています。
デスクライトを購入する際に、「照度」という項目を見てみると「直下◯◯cmで△△lx」という表記があります。
机とライトの距離でも照度は変わりますので、購入の際、目安にしてみてください。
明るすぎても暗すぎても疲れ目の原因になるので、購入する際は「ルーメン(lm)」「ルクス(lx)」の表記に注目してみましょう。
勉強に適した色温度とは?
光の色はケルビン(K)という単位で表します。
オレンジ色に近い温かみのある光は約2,700K、太陽光に近い自然な光は約5,000K、青色に近いクールな色の光は約6,500Kです。
集中力を高める色温度は5,000Kと言われています。
色温度が高い寒色系の光は目に負担がかかりますので、選ぶ際にケルビン(K)にも注目してみてください。
調光・調色できるタイプが便利
光の明るさを変えることができる機能を「調光機能」、光の色温度を変えることができる機能を「調色機能」といいます。
デスクライトの中には調光・調色できる機能付きのものがあります。
適正な明るさといっても、人によっては眩しいと感じてしまうこともあります。
なので何段階かに調光できる機能はとても便利です。
また調色機能付きのものであれば、集中力を高めたい時は自然光に近い色温度に、リラックスして読書の時などはオレンジに近い色温度低めの光に調節することができます。
調光・調色機能があれば、好みの光に調節できるので、オススメです。
手元の影が気になるときは…
LEDのデスクライトは、手元に影が何重にもできてしまう多重影が疲れ目の原因になることもあります。
多重影対策がされている商品もありますので、購入する際に確認してみましょう。
多重影対策がされていないデスクライトでも、デスクライトの位置によって影が気にならなくなります。
右利きの人はデスクの左側に、左利きの人はデスクの右側に置く!
ただ、これだけです。
これで、手の影が邪魔で字が書きづらいということを防ぐことができます。
子供部屋に最適!おしゃれなデスクライトの取り付け方
LEDの取り付け方には3つのタイプがあります。
デスクに合わせたタイプのものを選んで、デスク周りのスペースを有効に活用しましょう。
卓上式
卓上式はデスクの上において使うタイプのものです。デスクの上に十分なスペースがある場合は、置くだけでOKなので取り付けできない心配もありません。
後ほど紹介しますが、卓上式は機能やデザインに優れたものが豊富です。
クリップ式
デスクの天板や棚部分を挟み込むだけで取り付けることができます。
簡単に移動できるので、ベッドの上で本を読みたいという時には、そのままベッドのフレーム部分に移すことができます。
デスク上に十分なスペースがない…という方でも、卓上式ほど場所を取らないのでオススメです。
しかし、天板が厚すぎると挟めないということにもなりかねないので、購入する時は天板など取り付けたい部分の厚さを必ず確認してからにしましょう。
クランプ式
クランプとは取り付けたい部分を挟み込んでネジで固定するためのコの字型の金具です。
この金具で固定するタイプをクランプ式といいます。
取り付けに少し手間がかかりますが、しっかり固定することができ、安定感抜群です。
こちらもデスクに十分なスペースがないという場合にオススメです。
クリップ式と比べて、厚みのある場所へもしっかり固定できるのがメリットですが、自由に移動して使いたい場合は不向きです。
デザインも豊富なデスクライトで子供部屋をおしゃれに演出
デスクライトの形にはどのようなものがあるのでしょうか?
明るさ重視、おしゃれなデザイン重視など選ぶ基準はそれぞれです。
ワイドタイプ
ヘッドの部分がワイドなタイプのものは、デスクを広範囲に照らすことができます。
手元だけでなく、周りに広げた問題集や教科書も照らすことができるものもあります。
シンプルなデザインのものが多く、スタイリッシュな空間が叶えられます。
スポットライトタイプ
デザインにこだわりたいなら、おしゃれなスポットライトタイプもオススメです。
デザインに凝ったものも多く、デスク周りがおしゃれな空間に早変わりします。
一般的には、ヘッド部分がワイドなタイプよりは照射範囲が少し狭くなってしまいます。
しかし、部屋の照明と併用して使うのであれば、明るさは十分確保できます。
子供も喜ぶ!おしゃれでスマートな最新機能付きデスクライト
最近では、デスクライトは「明るく照らす」以外の機能が備わっているものも多く登場しています。
ペン立て&スマホスタンド付き
ライトとペンライトが一体になっているデザインのものや、スマホスタンドが付いているタイプがあります。
子供向けの可愛いデザインのものもあり、テンションアップ間違いなしです。
USBポート付き
デスクライトにUSBポートが付いたタイプもあります。
机の上にスマホを置きたいけど、充電器が届かない…という方にはオススメです。
ワイヤレススマホ充電機能付き
デスクライトの土台部分にスマホを置くだけで充電できる、ワイヤレス充電機能付きのものもあります。
置くだけで充電できてしまうので、充電器のコードがデスクの上で邪魔になる心配もありません。
子供用のデスクに…というよりは大人も欲しい機能ですよね。
まとめ
子供用のデスクライトは、目に優しいものを選んであげたいですよね。
明るすぎても暗すぎても子供の目には負担がかかってしまいます。
適切なデスクライトを選んであげると、勉強に集中できる環境を整えてあげることができます。
現在はLEDライトが主流になっていて、従来の蛍光灯や白熱電球タイプは少なくなってきています。LED光源の明るさやデスクを照らした時のデスク上の明るさ、光の色味(色温度)、多重影ができにくいかなど、考慮した方がいい点はたくさんあります。
調光・調色機能付きのものや、最新機能がついたもの、おしゃれなデザインのものなど、お子さんに合ったものを選んであげましょう。