家の引っ越しをする際にはさまざまな書類を準備しないといけませんね。
引っ越しして住所を変更するとなると、住民票の変更を含めて市役所での手続きはとても重要になってきます。
その中でも今回は引っ越しの時に役所に提出する「転出届」についてまとめてみました。
別の自治体(市区町村)に引っ越すときには必ず提出をしなければならない「転出届」とはいったいどのようなものなのでしょうか。
書類の書き方は?提出はいつまでするの?
引っ越しの時に困らないようにしっかりと確認しておきましょう!
白い布セードが印象的な5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD 引掛けシーリング
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれます。
目次
引っ越しの時に必要な転出届のキホンをみてみよう
別の自治体(市区町村)に引っ越すときに必要な「転出届」。
役所に提出するものだということはなんとなくわかっていても具体的にどんなものなのかはよくわからないという方もいるかもしれませんね。
まずは転出届がそもそもどんなものなのか、基本的なことについてみていきましょう。
転出届は役所に提出する引っ越しの証明書
別の自治体(市区町村)に引っ越しをする時には、もともと住んでいた市区町村の役所に提出します。
これは「今住んでいる自治体(市区町村)を離れて別のところに引っ越しますよ」という証明書のようなものです。
転出届を提出することにより、今まで住んでいた街の住民票から抹消されることになります。
住民票は様々な行政サービスや税金にかかわってきますね。
手続きを行わないといろいろと困ったことが起きる可能性が出てきますので、引っ越しの際には必ず転出届を提出しましょう。
転出届を提出しないで引っ越しするとどうなるの?
転出届を提出しないままに別の自治体(市区町村)に引っ越しをしたとします。
もしそのまま新しい街での生活をスタートさせようとするとどのようなことが起こるでしょうか?
引っ越しをする場合は必ず住所の変更を届け出なければならないということが法52条2項でも定められているため、正当な理由がなく転出届をしなかった場合は、5万円以下の過料という制裁が下されることがあります。
過料というのは、「行政上の秩序を維持するために違反者に制裁として金銭的負担を課すもの」のことなので、刑事罰になるわけではありません。
したがって、警察につかまったりはしませんが、制裁金としてお金を払わなければいけない場合が出てくるということです。
転出届を出すことにより、新しい自治体(市区町村)での行政サービスを受けることができるようになり、保険料や他の税金の計算も変わってきます。
うっかりでは済まないことも起こる可能性がありますので、気をつけましょう。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
引っ越しの時に転出届の提出の仕方をみてみよう
引っ越しが決まっていざ「転出届を出そう!」となる前に、提出の流れを確認しておくことは大切です。
役所に行ってみたものの、「足りないものがあって手続きができなかった!」とならないように、次に転出届の提出の仕方や提出時に必要なものについてみていきましょう。
転出届を提出するために必要なものは?
役所で転出届の記入をする場合、
●本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカード、在留カードなど)
●印鑑(認印で可)
●引っ越し先の新住所を書いたメモなど
●メモを取るもの
提出の方法によっても必要な書類に若干の違いが出てきますが、最低限これらのものは持っていきましょう。
その他に国民健康保険や介護保険の変更手続き、印鑑登録の変更の手続きやマイナンバーカードの住所変更の手続きなども行わなければいけません。
手続きに行く前に予め役所に電話をして必要なものを聞いてると良いかもしれません。
転出届の提出は引っ越し前でもできる?
役所に転出届を提出するのは引っ越しの14日前後と決まっています。
基本的に役所は平日や指定の日曜日などしか手続きを行っていないため、「引っ越しの日に出しに行けばいいや」と思っていても引っ越し当日はバタバタしていていけない可能性もでてきます。
直接役所に出向かなくても転出届を提出する方法はありますので、引っ越しの日程が決まったらなるべく早く書類の提出をしておいた方が安全ですね。
転出届の提出は自分でやらなくてもOK?
転出届の提出は、基本的には引っ越しをする本人(もしくは世帯主)が自治体(市区町村)の役所のに行って窓口で行います。
しかし、本人がいけない場合は代理人が手続きをするという方法を取ることができます。
代理人が転出届の手続きをする場合には、
●代理人の本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカード、在留カードなど)
●代理人分の印鑑(認印で可)
●委任状
以上の3つを追加で持っていく必要が出てきます。
委任状は自治体のHPで印刷できるものもありますし、その他の委任状でも構いません。
転出届の提出は役所に行かないと出来ないの?
役所に転出届を提出する方法としては役所に出向く以外にも郵送という方法を取ることも可能です。
しかし、郵送で転出届を提出する際も基本的に必要な書類は同じですが、転出届を送ってから受理されて返送されるまでに7~10日程度かかってしまいます。
書類に不備があった場合には再提出することも考えるとかなりの時間がかかってしまいます。
転出届は引っ越しの14日以内に行わなければいけない、ということも考えて、郵送で手続きを行いたい方は極力早めに提出しておきましょう。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
引っ越しで転出届を提出した後の手続きをみてみよう
もともと住んでいた自治体(市区町村)の役所に転出届を提出したら、その後にもやらなければいけない手続きが待っています。
これを忘れてしまうと大問題が発生しますので、転出届の提出後の流れもしっかりと確認しておきましょう。
転出届を提出したら次は転入届を提出しよう
転出届をもとの自治体(市区町村)の役所に提出し手続きが完了すると「転出証明書」という書類が交付されます。
この転出証明書は、新しい引っ越し先の役所に転入するための「転入届」の提出時に必要となる大切な書類です。
引っ越しのゴタゴタでなくしてしまっては大変です。
なくさないように注意しましょうね。
(ただし、マイナンバーカードを持っている方の場合には、住基ネットを通じて転入の自治体(市区町村)に基本情報が送信されるため転出証明書は交付されません。)
転出証明書を引っ越し先の役所に提出しよう
転出届を提出して「転出証明書」をもらったら、今度は引っ越し先の自治体(市区町村)の役所に行って転入届を提出します。
転出届は引っ越しの14日前後に提出ができますが、転入届は引っ越し前の提出はできない決まりになっています。
転入届の場合は引っ越ししたその日から14日以内に提出することが義務付けられていて、こちらも提出をしないと転出届の時と同様に5万円以下の過料が発生することがありますので注意しましょう。
転入届を提出しないと引っ越し後にとっても困ったことが起こる?
もとの自治体(市区町村)で転出届を提出したのちに転入届を出さないとどうなるのでしょうか?
例えば国民健康保険の方は転入届を提出しないと新しい保険証が発行されませんので病院にかかる時に全額自費での支払いになってしまいます。
また行政サービスを受けることや子供の学校などさまざまな場面で困ったことが起きてしまいます。
転出届の時と同様に世帯主でなくても代理人が転入届の手続きをすることは可能ですので、こちらも忘れずにしっかりと手続きを行いましょう。
かわいい星のオーナメントがついたシーリングライト6・8・12畳用 LEDシーリングライト
シンプルなシーリングライトにかわいい星のオーナメントがつきました。部屋全体を照らせるので、子供部屋にぴったりです。かわいいだけではなく、使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。
まとめ 引っ越しが決まったら転出届は忘れずに
いかがでしたか?
転出届は別の自治体(市区町村)に引っ越しをする時には必ず提出しなければいけない書類だということがおわかりいただけたと思います。
引っ越し=役所での手続きは避けて通れないところです。
面倒なことに感じてしまう方もいるかもしれませんが、しっかりやっておかないと引っ越し先で困ることもたくさんあります。
引っ越しが決まったら役所や会社への提出書類などを確認し、漏れがないようにリスト化しておくと良いかもしれません。
いろいろと手間のかかることも多いですが、引っ越し先での新しい生活を思いうかべながらがんばっていきましょう!