北欧を思わせるような室内に仕上げることが日本では人気となっています。ここでは、ナチュラルな北欧風の室内の特徴などを紹介していきます。
北欧の室内はナチュラル！ナチュラルとは？？
北欧の室内はナチュラルな特徴があります。しかし、ナチュラルと言葉で伝えられても実際どのような雰囲気の室内なのかわからない場合が多いです。次に、北欧のデザインがどのようなナチュラル感なのかを紹介します。もし、室内を北欧風に仕上げたいと考えているのであれば把握しておくことで模様替えする際に成功しやすくなります。
自然の温かさを感じられる
北欧のデザインや室内は温かさが感じられる特徴があります。雰囲気が温かいだけではなく、北欧の住宅は温かさが得られやすい作りにもなっています。そのため、新築を建てる際に北欧風にしたいのであれば間取りや日の当たる角度などをよく確認して設計しなければなりません。自然の温かさが感じられることで気持ちを落ち着かせることもでき、リラックスすることもできます。
天然素材が使われている
ナチュラルとは自然のままという意味であるため、北欧の室内には天然素材の物が使用されている場合が多いです。北欧風の住宅も人気ですが、北欧インテリアも人気が高く、自然由来の素材で作られている場合が多いです。元々日本の住宅も木造であり、天然素材の物で建設されているため、北欧の住宅と似ている部分があります。そのため、北欧風の室内は日本人にとっても受け入れやすくなっています。
家具なども天然素材の物が使用されている場合が多いので、北欧風の室内に仕上げたいのであればウッドテイスト調の物を選ぶことでナチュラルな室内に近づけることができます。
明るく開放的
北欧の室内は開放的である場合が多いです。同じ面積の住宅や室内でも北欧風に仕上げることで開放感を感じることができ、ゆったりと過ごすこともできます。なぜ北欧の室内は開放感を感じることができるのかというと、無駄な家具などを置いていないことが大きく関係しています。
そのため、いくら北欧の室内に近づけようとインテリアを購入したり、木材の家具などを揃えてもごちゃごちゃしているとナチュラル感を感じることができず、北欧風にも感じられません。室内がごちゃごちゃしてしまう原因は整理整頓できていなかったり、不必要な物が多くあるからです。なので、整理整頓したり、断捨離するだけでも開放感のある室内に近づけることができます。
北欧のナチュラル感を再現したいのであれば、まずは開放感が得られるように室内を片づけることをおすすめします。
流行に左右されない
北欧のナチュラル感は流行に左右されにくい特徴があります。そのため、いつの時代でも北欧の室内に仕上げていればダサいや古いなどと思われることはなくなります。室内をどのような雰囲気に仕上げようか悩んでいるのであれば、無難でおしゃれ感も演出できる北欧風を目指しましょう。流行に左右されないことは多くの人に受け入れられることでもあるため、招き入れた人にも受け入れてもらえやすいです。
ナチュラルな北欧デザインが日本で人気な理由
北欧のナチュラル感は日本でも人気がありますが、なぜ遠い海外の北欧が人気になっているのか気になる人もいるのではないでしょうか。単に優れているデザインであれば海外の物でも人気が出ますが、北欧の室内が日本で人気になっていることはデザインに優れているだけではありません。次に、日本でナチュラルな北欧の室内が人気になっている理由を紹介します。
木材との相性が良いから
上記でも紹介したように北欧のナチュラル感は天然素材が使用されていることが大きいです。北欧の住宅は日本と同じように木造である場合が多く、室内も木造に合うようなインテリアが作られています。そのため、日本の住宅でも北欧のインテリアのデザインは悪目立ちしてしまうことがなく、統一感を得ることもできます。
日本の住宅はさまざまな方法で建築されていますが、今でも木造である場合が多いので、北欧のナチュラル感を取り入れやすくなっています。どのような北欧のインテリアでもマッチしやすく、手軽に室内を北欧風に仕上げられることも人気の理由です。
日本人の考えとマッチしているから
北欧のナチュラル感は日本人の考えとマッチしていることも日本で受け入れられている理由の一つとなっています。木材が使用されていることも関係していますが、デザイン性も日本人に受け入れやすく、モダンでおしゃれと感じられることも多いです。また、北欧の人は物を長く大切に扱うという考えがありますが、この点も日本人と似た考え方となっています。
そのため、北欧のインテリアなどはメンテナンスをすれば長く愛用し続けることができます。日本で作られている物も長持ちするために精巧に作られることが多く、北欧と日本の共通している部分でもあります。
控えめな美しさがあるから
北欧のインテリアや室内の雰囲気はナチュラルに仕上げられている場合が多いですが、ナチュラルと感じる理由には控えめな美しさを感じられることが関係しています。過度にカラフルなカラーが使用されているようなデザインではなく、落ち着いたデザインに仕上げられていることが多いです。
控えめなデザインと聞くと北欧のデザインは地味っぽさがあると感じてしまうこともありますが、内に美しさがあるため、地味さはなくおしゃれ感の方が強いです。日本人にも古き良き物が美しいという考えがあるので、北欧のナチュラル感に対して美しさやおしゃれ感を感じることができます。
ナチュラルで人気のある北欧柄の紹介
ナチュラルなことで人気な北欧のデザインですが、さまざまなデザインに分けることができます。なかには聞いたことや見たことがあるデザインの物もあれば初めて見るデザインの物もあるため、北欧のナチュラル感を再現したいのであればどのような柄があるのかを把握しましょう。北欧の柄をテーブルクロスやカーテンなどに採用するだけでもナチュラル感を演出することができます。
マリメッコ
マリメッコとは北欧のデザインの中でも人気が高く、知名度も高いです。ブランド名からきている言葉であり、フィンランドのブランドでもあります。マリメッコの特徴は大きな花とカラフルなカラーが採用されていることです。花はケシの花でカーテンやクッションの柄としても人気がありますが、ワンピースなどファッションにも採用されることもあります。
ボタニカル
ボタニカルデザインとは、植物をモチーフとした柄のことであり、緑色を基調として仕上げられている場合が多いです。マリメッコと比べると可愛らしさは劣ってしまいますが、落ち着く雰囲気に仕上げたいのであればボタニカルの方がおすすめできます。北欧は自然を大切にする考えがあることがわかるデザインでもあり、都内に住んでいても自然の中で生活しているように感じることも期待できます。
アニマル
アニマルデザインは名称通り動物をモチーフとしたデザインです。動物のシルエットが描かれている特徴があり、柔らかいタッチのデザインでもあるため、可愛らしさを全面的にアピールすることができます。アニマル柄のカーテンや壁紙が人気であり、小さな子供の部屋におすすめです。また、アニマルのデザインはさまざまなインテリアにも取り入れられている特徴もあります。
ユンバリ
ユンバリデザインはボタニカルと同じように植物をモチーフとしたデザインです。柔らかいタッチのデザインに仕上げられていることがボタニカルとの違いであり、温かさを感じやすいです。
北欧のナチュラル感を感じる室内にアレンジしよう
室内をシンプルかつおしゃれに仕上げたいのであればナチュラル感のある北欧風にしてみてはいかがでしょうか。日本住宅にもマッチしやすいデザインでもあるため、比較的簡単にナチュラル感のある室内にすることができます。
