正しい順番でメイクをすることで、メイクの仕上がりがよくなることはもちろん、メイクを崩れにくくする効果もあります。
ここではメイクの基本的な順番や、仕上がりに差が出るちょっとしたコツなどを紹介します。
メイクの順番をしっかりおさえて、もっと垢ぬけた印象のメイクを叶えましょう♪
目次
【メイクの順番①】まずはスキンケアでお肌のコンディションを整える
メイクの前にスキンケアを丁寧に行って、メイクの仕上がりを格段にアップさせましょう♪
朝は洗顔フォームを使った方がいい?
メイクの始めは洗顔からスタートします。私たちは寝ている間にも汗をたくさんかいているため、朝の洗顔で汚れをしっかり落としましょう。
オイリー肌の方は、洗顔フォームを使ってしっかりべたつきをとりましょう。
一方乾燥肌の方は、必要な油分まで洗い流してしまわないように、ぬるま湯で汚れをおとすだけでOKです。
スキンケアでお肌に潤いをプラス
朝のスキンケアは化粧水や乳液で保湿をしっかり行いましょう。お肌がカサカサしていては、どんなにいいファンデーションを塗っても効果が半減してしまいます。
まずはスキンケアで、土台をしっかり整えましょう。
ファンデーションののりをよくするコツ
スキンケアの後にすぐメイクに入ってしまうと、お肌の水分や油分が多すぎてメイク崩れの原因になってしまいます。
スキンケアの後は少し時間を空けるのがベストです。朝忙しくて時間がない場合は、ティッシュを当てて余分な油分はオフしましょう♪この1手間だけで、メイクのよれを防ぐことができます。
【メイクの順番②】ベースメイクは丁寧に
ここからいよいよメイクに入ります。まずはお肌をきれいに見せるためのポイントを押さえましょう♪
1.日焼け止め
まず一番初めに塗るのが日焼け止めです。s
化粧下地がUVカットのものであれば、日焼け止めは塗らなくてもOKです。
しっかりUVケアを行うことが、年を重ねてもキレイなお肌でいられるためのポイントです!
2.化粧下地
化粧下地を塗ることで、お肌の悩みをカバーでき、ファンデーションののりをよくすることができます。
毛穴の目立ちや皮脂テカリ、頬の赤みなど悩みに特化した下地もあるので、自分に合ったものを選びましょう。
下地でもカバーしきれないシミやニキビ跡は、コンシーラーを使うと目立たなくなります。
3.ファンデーション
ファンデーションを塗ることで、肌の表面を美しく見せることができます。明るさのトーンや質感など、なりたいイメージに合わせて選びましょう。
ファンデーションには、パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、クリームファンデーションがありますが、塗り方は全て中心から外側に向けて塗るのが基本です。
内側はしっかりと塗って、輪郭部分は薄塗りにすることで、小顔効果も期待できます!
4.フェイスパウダー
リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使う場合は、仕上げにフェイスパウダーを使いましょう。
この2つのタイプのファンデーションは油分が多いため、フェイスパウダーを重ねることで、メイク崩れ予防にもなります。見た目もふんわり柔らかい印象に仕上げることができます。
【メイクの順番③】眉メイクで顔の印象が決まる
眉毛で顔の印象はだいぶ変わります。眉山に角度があったり、細めの眉毛はきりっとした印象に、眉山がなく太さがある眉毛は優しい印象に仕上げることができます。
1.眉毛の流れを整える
眉毛を描く前に、眉用のコームやスクリューブラシで毛の流れを整えておきましょう。このひと手間で、眉毛が整い、アイブロウが描きやすくなります。
また、化粧下地やファンデーションの油分が残っていると、眉がうまく書くことができないため、ティッシュでしっかり油分をオフしておきましょう。
2.アイブロウ
まずは、眉毛の輪郭から描いていきましょう。眉尻の位置は、小鼻と目尻を結んだ延長線上に来るように描くのがコツです。また、眉山までは角度をつけすぎず、ゆるめのカーブを描くように描くとキレイに見えます。
輪郭を描いたら、ペンシルやパウダーで埋めるように描き足していきます。輪郭部分からはみ出している毛はカットしておきましょう。
髪の色が明るい場合、眉毛が濃く真っ黒だと、眉毛だけ浮いた印象になってしまいます。そんな時は眉マスカラで眉毛の色を変えたり、ブラウン系のアイブロウで髪のトーンに寄せましょう。
【メイクの順番④】アイメイクで目力アップ
アイシャドウの入れ方や色味、アイラインの引き方で、なりたい目元を演出することができます。また、アイメイクの順番によっても、メイクの持ちが変わってくるため、順番を守るのがコツです。
1.アイシャドウ
アイシャドウの前にアイラインを引く方が多いのではないでしょうか?しかし、アイメイクはアイシャドウが先です。アイシャドウを先に入れることで、アイラインの持ちが良くなります。
上まぶたは目に近い位置から濃い色→中間色→薄い色とグラデーションになるように入れると、目力がアップします。下まぶたはナチュラルな色合いのラメ入りのアイシャドウをライン状に入れましょう。
2.ビューラー
ビューラーはアイラインを引く前に入れましょう。せっかく綺麗に引いたアイラインが、ビューラーを使うことで落ちてしまうことがあります。
根元から優しく挟んで、キレイな上向きまつげを作りましょう。
3.アイライン
アイラインを引くことで目の輪郭が強調され、目元がはっきりした印象になります。
アイラインは目頭から目尻に向けて引きましょう。引きにくい場合は、目を軽く閉じた状態で目尻を指で持ち上げると、キレイに引くことができます。アイラインを引いた後はチップでぼかすと自然な仕上がりになります。
4.マスカラ
アイメイクの最後はマスカラを塗って完成です。まつ毛を根元から持ち上げるように塗りましょう。まつ毛がダマになってしまったら、コームを使ってしっかり取り除くことで、まつ毛が重みで下がることを防ぐことができます。
下まつ毛にも塗る場合は、マスカラを縦に持って塗ると、キレイに塗ることができます。
【メイクの順番⑤】ポイントメイクで女性らしく
リップやチークで色味をプラスすることで、女性らしい華やかな印象に仕上がります。どちらも強調しすぎると派手な印象になってしまうので、バランスを重視しましょう。
1.リップ
リップメイクの前には、リップクリームを塗って保湿しておきましょう。どんなにキレイな色の口紅を塗っても唇がカサカサだと台無しです。
口紅を塗ることでグンと女性らしさがアップします。口紅が苦手…という方は、色付きのリップを塗るだけでも華やかさをプラスできます。
2.チーク
チークを入れることで顔色を良く見せ、立体的な印象に仕上げることができます。チークを入れる前には、油分をしっかりティッシュでオフしておきましょう。
チークは頬の一番高い位置からこめかみに向かって入れると、小顔効果が期待できます。
まとめ
メイクはなんとなくやりやすい順番でしている方も多いのではないでしょうか?しかし、順番を守ることで、メイクがしやすくなったり、メイクの持ちがよくなったりといいことづくめです。
パーツごとに順番に沿ってメイクを行うことで、そのパーツの仕上がりが格段にアップします。また全体の順番を守ることで、仕上がりもグンと垢ぬけた印象になります。
正しいメイクの順番を守って、もっと可愛くみせましょう♪