トイレをリフォームしたいと考えているのであれば、費用や工事期間は気になるところですよね。リフォームといっても、工事内容によって期間も費用も変わってきます。
せっかくなら、壁紙や床のクッションフロアなど内装工事も一緒にお願いするのもオススメです。
では、トイレリフォーム工事の相場や期間を、ケース別に紹介します。
ミラーライト 600×900ミリ 鏡正面 近接スイッチ 電球色 白色 MBK012R MBK013R
鏡の中にフラットに埋め込んだスタイリッシュなオリジナルミラーライト。ホテルなど施設にぴったりな大型サイズ600×900ミリ。鏡の正面にスイッチが付いて、手をかざすけで点灯消灯ができます。
トイレリフォームの相場と工事期間はどれくらい?
トイレ工事といっても、便座のみの交換、トイレの交換、内装工事まで行う場合で、相場や期間が変わってきます。それぞれの相場と期間はどのくらいなのでしょうか?
トイレの種類
トイレは大きく分けると次の3種類に分かれます。今どのタイプを使っているか、どんなタイプに替えたいかによっても、工事の内容が変わります。
■組み合わせ型
便器、便座、タンクがバラバラになっていて、組み合わせて使うタイプ。
■タンク一体型
便器、便座、タンクが一体になっているタイプ。
■タンクレス型
タンクがなく、便器に水道が直接つながっているタイプ。
便座のみの交換
トイレが組み合わせ型の場合、「便座ヒーターをつけたい」「ウォシュレットが欲しい」というケースでは、トイレ本体を交換する必要はありません。便座のみを取り替えるだけで工事が完了し、使い心地が格段にアップします。
最近では消臭機能付きや自動洗浄付きなど、高機能なタイプもたくさん出てきています。
工事費用の相場は便座の交換作業費と古い便座の廃棄代で6千円〜で、その他に新しい便座の購入が必要になります。ウォシュレット付きは2万円ほどから購入でき、高機能のものは10万円超えのものもあります。
工事自体も半日ほどで終わるケースがほとんどです。
トイレまるごと交換
現在一体型のトイレの場合や、組み合わせ型でもトイレ自体が劣化してしている場合は、トイレ丸ごと取り替える必要があります。
また、流行りのタンクレストイレに交換すれば、スタイリッシュな印象にすることができます。
工事費用は作業費と廃棄代で3万円ほどで、プラスでトイレ本体の購入費用がかかります。トイレ本体も機能によって価格は様々ですが、組み合わせ型が15万円ほど、一体型が20万円ほど、タンクレス型は30万円ほどです。
工事自体は半日から1日ほどかかります。
内装込みのトイレリフォーム
トイレ交換で古いトイレを撤去した時に、床材に跡が残ってしまうケースがあります。そのためトイレ交換のタイミングで、床のクッションフロアも交換しましょう。
壁紙も長い間使っていると汚れが付着しているため、トイレ交換のタイミングで張り替える方も多くなっています。
壁紙や床材も取り替える場合、トイレの交換工事にプラスで3万円〜10万円ほどかかります。
工事自体は1日〜2日ほどみておきましょう。
プラスで工事費用がかかるケース
基本の工事以外にも追加で工事が必要になるケースがあります。
元々の排水管が老朽化していた場合は、移設工事にプラス2万円ほどかかります。
また、ウォシュレット付きの便座やトイレに変えた場合は、コンセントがなければいけません。ない場合は、電気工事費用としてプラスで1万円〜2万円ほどかかります。
照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工
ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡洗面台の鏡横に補助ミラーとして設置できるライト付き角形の拡大鏡。メインの鏡だけでは、髭を剃る時、アイメイク時、コンタクトを装着する時など、鏡に顔をわざわざ近づけなければならなく、見にくく不便に思うことがあります。この拡大鏡を設置すると、顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。さらに3倍に映せてライト付きなので、目・鼻・口元などの影が気になりにくくまぶしくありません。
【ケース別】トイレリフォームの相場とは?
トイレのリフォームの中には、トイレを交換したり内装工事をするだけではなく、様々な理由でリフォームするケースがあります。
では、ケース別に相場を見てみましょう。
バリアフリー目的のリフォーム
家族が高齢になってくると、お年寄りが使いやすいようにバリアフリー目的のリフォームが必要なケースがあります。
手すりを取り付けたり、開き戸を引き戸に変えたり、段差をなくしたりといったリフォームをすることで、お年寄りが安心して使うことができるトイレへと生まれ変わります。
相場は、手すりの設置で1万円~5万円(壁の補強工事をする場合は5万円~10万円)、引き戸への交換は5万円~15万円、段差の解消は1万円から10万円ほどです。
トイレのリフォームや内装工事を合わせると、50万円ほど必要になります(工事内容や選ぶ便器によってだいぶ差はあります。)工事自体は1日~2日で完了するケースがほとんどです。
車いすで入りやすくしたり、解除しやすくする目的でスペースを拡大する場合は、20万円~40万円ほどプラスでかかり、工事の期間も長くなります。
和式→洋式トイレへのリフォーム
和式のトイレを様式にリフォームする場合の相場は、選ぶトイレによって差があり10万円~50万円ほどです。床を張り替えなければならないため、床の張り替え費用もこの中に含まれています。工事にはだいたい1日~5日ほどかかります。
費用を抑えたい場合は、和式トイレにかぶせるだけで使うことができる「簡易洋式トイレ」を検討してみましょう。安いものであれば3千円ほどで取り付けることができます。ウォシュレット付きなど、機能付きのものになると、価格は数万円ほどになります。
トイレのスペースが狭すぎると洋式トイレへの変更はできないので、スペースを広げる工事が必要になるケースもあります。
汲み取り式→水洗トイレへ
汲み取り式の「ぼっとんトイレ」から水洗トイレへのリフォームは、相場が30万円~200万円ほどとなります。リフォームの方法は以下の3パターンがあります。
■簡易水洗トイレ
見た目は水洗トイレと同じですが、汲み取りが必要なタイプ。30万円~60万円ほどが相場となります。
■下水道に直結の水洗トイレ
下水道に直接つないだ水洗トイレ。下水が近くを通っている場合は、工事費用を安く抑えることができます。60万円~100万円が相場となります。
■浄化槽を設置した水洗トイレ
下水道が近くを通ていない場合、水洗トイレにする場合は浄化槽の設置が必要になります。費用は100万円~200万円ほどです。
今ではほとんどが下水につなぐタイプですが、田舎で下水道の設備が整っていないところでは、浄化槽を使っています。
トイレのリフォームはどこにお願いする?
トイレのリフォームを行っている業者は、リフォーム会社だけではありません。
リフォーム会社は、幅広くリフォームを取り扱うため、壁紙や床材などの内装をオシャレにしたい場合にオススメですが、費用が高くつくケースがあります。
町の工務店でもトイレリフォームを取り扱っているところがあり、こちらは比較的費用を抑えることができます。
また、家電量販店でトイレを購入した場合、工事の受付をしてくれるケースが増えています。しかし結局工務店などに工事を依頼するため、工務店に直接お願いするより高くつきます。
まとめ
トイレのリフォームは、現在のトイレの状況や目的によって、だいぶ費用に差は出てきます。組み合わせ型のトイレであれば比較的安く、タンクレスのトイレは高額となっているため、予算に合わせて検討してみましょう。
工事内容によっては高額になるケースもあり、全額自己負担となるとなかなか大変です。そんな場合は、リフォーム補助金を利用するのも手です。また、要介護者がいらっしゃるご家庭でバリアフリー目的であれば、介護保険も適用となります。
せっかくリフォームするのであれば、最新機能付きの知売れの設置や内装を変えたりと、こだわってみるのもオススメです。
理想的なリフォームが叶うといいですね。