勉強方法といえば様々ありますが、タイマーを使った勉強方法についてご存じでしょうか。「タイマー程度で何が変わるの?」と考える人もいると思いますが、とてもおすすめな勉強方法となっています。「いろんな勉強方法を試しているけど、思ったように結果が出ない…」、「子供の勉強方法はどんなものがいいのか…」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
<おすすめタイマー勉強法>タイマーを使った勉強の効果とは?
まず、タイマーを使った勉強方法にどのような効果があるのかまとめていきます。タイマーを使う訳ですから上手に時間を使う方法が基本にあるのですが、ポイントを5つご紹介します。
無駄時間の削減
一番のメリットとしてあげられるのがタイマーで勉強時間と休憩時間をしっかり分けることで、オンオフのメリハリをつくれるということです。時間を意識することで集中力をあげることができ、勉強の効率がアップします。
「この科目が終わったら休憩」という具合に、科目ごとに区切っている方も多いと思います。区切りをつけることは大切ですが科目ごとに区切ると、苦手な科目など気分がのらない場合、ダラダラと時間を浪費してしまうことになります。時間で区切ることで効率良く勉強することができるようになります。
時間配分の調整
得意な科目と苦手な科目にどのくらいの時間を使っているか把握していますか?得意な科目は進みが早いので思った以上に時間をかけて、苦手な科目はすぐやめてしまっているかもしれません。タイマーを使い科目ごとの時間を把握することで勉強時間を適切に配分することができます。
これは全ての科目の勉強時間を同じにするということではなく、得意科目、苦手科目ごとに時間の配分を考え、それぞれに必要な時間をスケジューリングするということです。苦手科目は思った以上に勉強時間を費やしていない場合があるのです。
達成感と見える化
勉強をタイマーを使って区切ることで、「終了時間」ができます。これは時間までに終わらせるという目標が増えるということになり、目標を達成した際の「達成感」を得ることができます。やり切った際の達成感は次の勉強へのモチベーションアップにつながるでしょう。
また、勉強した時間を記録することができるので、今までの自分のがんばりが数値でみることができます。テストの結果だけでなく、自分の行動内容についての記録も「これだけやった」という自信につながるでしょう。
ゲーム感覚で勉強
タイマーを使った勉強では目標設定にゲーム感覚をもたせることができます。「この問題を〇分間で終わらせる!」、「この問題に何分かかるか挑戦!」といったようにタイムアタック要素を持たせることで勉強を楽しむことができます。
同じ勉強に取り組んでいる友達がいるようなら「どっちが早く問題を解けるか」といった競争要素を持たせても良いでしょう。
やる気アップ
一度休憩に入ると次の勉強開始までに時間がかかるという人も多いでしょう。タイマーで休憩時間もしっかり設定しておき、習慣化することで、勉強開始までの無駄な時間の削減になります。
休憩することは悪いことではありません。しっかり休憩時間はとり、時間になったら切り替えて勉強を始めるというオンオフの切り替えの早さが大切なのです。
<おすすめタイマー勉強法>勉強で必要なタイマー機能とは?
勉強で使うタイマーにはどのような機能が必要でしょうか。ここでは勉強に使うタイマーの必要機能についてご紹介します。使い方によってその他の機能が必要になる場合もありますが、基本となる項目として考えて下さい。
操作が簡単
操作自体が面倒だと段々使うことが苦痛となってしまいます。デスクの上に置いて、いつでもサッと使えることが大切です。また、お子さんに使う場合はボタンが大きく、上からワンプッシュで使えるようなものが良いでしょう。何よりも継続して使い続けられるものを選びましょう。
文字が見やすい
操作に次いで文字の見やすさも大切です。時間の確認に時間を使うということになっては本末転倒です。少しの視点移動で時間が確認できるような大きさのものを選びましょう。設置場所が勉強の邪魔にならず、視界に入る場所に置けるという本体の大きさにも注意が必要です。
カウントダウン&カウントアップ
タイマーの利用方法として、「カウントダウン方式」と「カウントアップ方式」での利用があります。
カウントダウン方式の場合は勉強を始める前に終了時間を決めて、開始と同時にスタートさせます。あとはタイマーが「0」になるまで集中して勉強するだけです。この際、タイマー作動中は勉強以外のことに手を出してはいけません。できるだけ1科目ごとに時間を設定し、その科目で使用した時間が分かるようにしましょう。
カウントアップ方式は勉強を開始した時にスタートし、「自分が決めた時間」か「自分が決めた範囲が終わった時」にタイマーを止めます。時間を決めて取り組む場合は内容の進捗が分かり、「もっと集中しないと!」といったモチベーションアップにつながります。
また、勉強時間の記録のためにどのくらい時間がかかったか把握することは「次はもっと早く解いてやろう!」という気持ちにつながります。
どちらの方法でも効果はありますので自分に合った方法で利用しましょう。機能としてはどちらも使えるものが良いと思います。
消音機能
タイマーといえば「アラーム音」での利用が一般的ですが、「夜に家族が就寝中で使いにくい」という場合もあります。タイマーにはアラーム音でのお知らせの他に、光で時間を教えてくれる機能がついたものも販売されています。ご家庭の生活リズムに合わせて選んでみても良いでしょう。
間接光&スポットタイプ 読書灯 ベッド ヘッドボード 寝室照明 ホテル照明 リーディングライト丸型 黒色塗装 白色塗装 ニッケルメッキつや消し MBK024
間接光のやわらかな光で空間を照らします。間接光とスポット光は各々独立したスイッチで点灯可能。
<おすすめタイマー勉強法>便利なタイマーアプリ
スマートフォンのアプリには便利に使えるタイマーアプリも多数あります。ここではおすすめできるタイマーアプリをご紹介します。
List Timer
このアプリではアラーム時間を「〇分おき」で設定できます。例えば「10分単位」で設定すると、10分・20分・30分という具合にお知らせしてくれます。
毎回設定し直す必要がなく、少しでも手間を省きたいという人にはおすすめのタイマーアプリです。
romer
こちらはタイマー・ストップウォッチ・アラーム機能が使え、最大6パターンの機能を同時に使うことができます。タイマー・ストップウォッチ・アラームをそれぞれ同時に使うこともでき、一度に何パターンかの時間を設定することができます。
このアプリがあれば他のタイマーアプリは必要なく、全ての機能を備えています。勉強を始める際に複数の時間を設定し、後はその時間通りに進めることができますので手間がかからずとても便利なアプリです。
タイマーアプリを使う際の注意点
タイマーアプリを使う時に気を付けて欲しいのは「勉強以外にスマートフォンを使わない」ということです。スマートフォンをデスクで使用するとメールや、お知らせの着信通知が入り、気をとられることがあります。これは勉強するうえで一番の障害となりますので、「通知機能を切る」、「使用していない通知のこないスマートフォンを使う」など工夫が必要です。勉強に集中できる利用を心がけましょう。
【まとめ】タイマーを使った勉強で効率アップ!
タイマーを使った勉強方法は時間の使い方を考える上でとても効果のある方法となります。自分がどのくらいの時間でどのくらいの勉強ができているのか、また、自分がどの程度成長できているかを時間で把握することは、モチベーションアップ・勉強内容の計画性に大きく関わってきます。もし、勉強方法で行き詰っているようでしたら試してみてはいかがでしょうか。