自宅をリフォームするとなったら、どこの会社にお願いするか迷いますよね。お金がかかることだからこそ、信頼できる会社にお願いしたいものです。
では、リフォーム会社はどのようにして選べばいいのでしょうか?
リフォームをしてくれる会社の種類と選ぶポイントについて紹介します!
リフォームをしてくれる会社にはどんなところがある?
リフォームは、必ずしも家を建てた住宅会社にお願いする必要はありません。予算内で希望を叶えてくれそうなリフォーム会社を自分で選ぶことができます。では、リフォームをする会社にはどのようなものがあるのでしょうか?
①ハウスメーカー
よく耳にするハウスメーカーには、リフォーム部門やリフォームを担当する子会社があることが多く、知名度の高さが魅力です。
家を建てた時にお願いしたハウスメーカーとその後いい関係が築けているのであれば、同じところにお願いするのも選択肢の一つです。
ハウスメーカーは大手のため信頼がおけて安心ですが、工事費用が他に比べると高めなのがデメリットです。
リフォーム専門会社
新築工事は行わず、リフォームを専門にしているリフォーム専門会社というものがあります。リフォーム工事は新築工事よりも難しいため、リフォームを専門としている会社であれば安心して任せることができます。
全てのリフォーム専門会社がリフォーム全般ができるわけではなく、水回りや壁、エクステリアなど、限られた工事だけを専門としている場合もあります。
設計事務所・建築事務所
設計事務所や建築事務所はデザイン力に優れているのが魅力です。また、こちらからの要望に柔軟に対応してくれることが多く、理想を超えるほどオシャレな仕上がりになることも期待できます。
しかし、オシャレな分費用がかかるケースが多いため、事前に予算は伝えておきましょう。また、設計事務所や建築事務所は個人でやっている小規模なところが多いため、依頼から完成までに時間がかかってしまう場合があります。
住宅設備会社
システムキッチンやトイレ、ユニットバス、エクステリアなど、住宅の設備を販売している会社のリフォーム部門などで、リフォームを行うことができます。
自社製品を取り扱う工事に特化しており、工事後のアフターメンテナンスをつけることができます。
しかし、水回りをまとめてリフォームしたい場合、メーカーはその住宅設備会社のみに限定され、他社製品の取り付けはお願いできません。
工務店
地域に密着している工務店でもリフォームを行うことができます。間取りを変えるようなリフォームを得意としているところも多く、幅広い分野の工事に応じてくれます。
工務店は宣伝にコストをかけていない分、工事費用を安く抑えることができるのが魅力です。自社で設計から行うところと、デザイン業者と提携していて工事だけ行うところがあります。
これまでにどんなリフォームを請け負っているか、事例などを確認しておきましょう。
ホームセンター
最近ではホームセンターでもキッチンやお風呂、トイレなどのリフォームを扱うところが増えてきています。他に比べて、比較的工事費用を抑えることができるのもメリットです。
しかしホームセンターのリフォームは比較的新しいため、リフォームの受付の方が知識不足だったり、工事実績が少なかったりするケースがあります。
どんなリフォームを得意としているのか、実績はあるのかをしっかり確認しておきましょう。
リフォーム会社を見極めるポイント
リフォーム会社にどんな種類があるかわかったところで、次はどこにお願いするか見極めるポイントについてみてみましょう。
適正価格かどうか
リフォームをお願いする上で1番気になるのは価格ではないでしょうか?
リフォーム工事は生涯で何度も行うものではないため、価格の相場が分かりにくいですよね。工事費用は高額になるため、要望は叶えたくても、抑えるところは抑えたいものです。
安い!と思って飛びついても、「工事一式◯◯万円」というような簡単な表示だけでは、「一式」の中に何が含まれているか分かりにくいですよね。工事を進めてから、「追加工事で◯◯万円かかります」ということが起こり得ます。見積りは細かく出してもらうようにしましょう。
リフォーム費用の相場がいくらくらいなのか、チラシやネットで十分に情報を集めておきましょう。
要望を叶えてくれそうか
せっかくリフォームするなら、予算の範囲内で要望を叶えてくれるところにお願いしたいですよね。
1つの箇所をリフォームするにしても、デザインや機能性、価格など、重視するポイントは家庭によって違います。どんな風にリフォームしたいのかしっかり話を聞いて、予算内で要望を叶えるプランを提示してくれるリフォーム会社だと安心ですね。
担当者が信頼できるか
理想のリフォームをするためには、リフォーム会社の担当者としっかりコミュニケーションを取ることが大切です。気さくにコミュニケーションを取れる担当者でないと、要望も伝えにくく、完成後の仕上がりにまで影響が出てしまいます。
また、質問したことに対して信頼できる回答をしてくれるか、約束の時間や期日をしっかり守ってくれるかなどもチェックしておきましょう。
自宅から遠すぎないか
リフォーム工事は大規模になればなるほど、何度も打ち合わせを重ね、工事完成までに時間がかかります。工事内容によっては半年以上かかることもあります。
工事完了後も何かあった時に対応をお願いしたりと、長い付き合いになるため、遠いリフォーム会社よりは近くにあるリフォーム会社の方が安心です。
気に入っているリフォーム会社が2社以上あり、どこにするか迷っている場合は、自宅から近いところを選ぶのも1つの方法です。
口コミはどうか
リアルな評判を調べるには、以前リフォーム工事をした人たちの口コミを見てみましょう。どんなに担当者が親切でも、大手で信頼があっても、口コミの評価が低い場合は何か問題点があるかもしれません。
なるべく口コミの高い会社を選んだ方が、安心して任せることができますよね。気に入ったリフォーム会社を見つけたら、口コミはチェックしておきましょう。
アフターサービスがあるか
リフォーム工事が完了した後に、不具合があったりした場合、アフターサービスがある会社でないと、また工事費用を請求される可能性があります。
国土交通省のリフォーム瑕疵保険に加入しているリフォーム会社であれば、後になって不具合が起きた時に保険金を使って無償で直すことができるので安心です。
まとめ
リフォームを検討しているなら、予算内で希望を叶えてくれる、信頼できるところに依頼したいですよね。
リフォームを請け負う会社には様々な種類があり、それぞれメリットやデメリットがあります。最初から1社に絞るのではなく、様々な会社を比較してみましょう。口コミを参考にしたり、何社かに見積もりをお願いすると比較しやすいのでオススメです。
リフォーム工事は打ち合わせから工事完了まで時間がかかることが多いので、信頼できる担当者さんに出会えたら安心ですね。「こうしたい!」という仕上がりのイメージをしっかり持って、担当者に伝えましょう。
希望を叶えてくれるリフォーム会社が見つかるといいですね。