快適でお洒落な生活空間を作り出す北欧スタイルの雑貨は男女問わず幅広い層から人気があります。
本記事ではおすすめの北欧雑貨ブランド10個をまとめてご紹介します。
部屋に北欧スタイルを取り入れてみたいけど、どんなものがあるのか分からない、そんな悩みをお持ちの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
そもそも「北欧」ってなに?
北欧とは、ヨーロッパの北部に位置する「スカンジナビア半島」と、その周辺にある国をおもに指しています。具体的にはスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの4か国を指す場合が一般的です。
北極圏に近いこれらの国では、寒い冬の季節が長く続くという特徴があります。そのため、暮らす人々は冬のあいだ家の中で過ごす時間がとても長くなります。
家の中で過ごす時間が長くなることから北欧諸国の住宅では、「家の中がより楽しく、居心地よくなる工夫」が至る所に施されています。
これらの工夫として「温かみ」「楽しさ」「快適さ」の3要素をふんだんに取り入れている点が、北欧インテリアの大きな特色となります。
北欧雑貨の3つのポイント
北欧雑貨の具体的なポイントを3つご紹介します。
木などの天然素材を活用して室内に自然を感じさせる
北欧雑貨のポイントは「天然木(または天然木風)」が素材として用いられていることです。
日本では古来より木造建築に親しんできましたが、同じく木材資源に恵まれる北欧諸国も雑貨や住宅には木が多く用いられてきました。
北欧雑貨に「天然木の温かみ」は不可欠な要素ともいえます。北欧雑貨を部屋に取り入れると、部屋に自然を感じさせてくれ、部屋全体に落ち着いた印象を与えます。
白やグレーを基調としシンプルな印象を与える
北欧雑貨は白やグレーを基調としたものが多いです。白やグレーといった色はシンプルな印象を与え部屋に馴染みやすいことが特徴ともいえます。
日本の家庭ではブラウン系の床が多い傾向にあるため、白やグレーを基調とした北欧雑貨は日本の家庭にマッチしやすい雑貨でもあります。
要所にビビッドな色を取り入れることによりアクセントが生まれる
全体的に白やグレーといったナチュラルカラーで統一された北欧雑貨ですが、一般的な雑貨と異なる点は「差し色の活用」です。
オレンジやグリーン、黄色やブルーなどの鮮やかな色味を要所に取り入れるだけで、一気に北欧らしさが増します。
部屋全体が白やグレーで統一されたシンプルな印象の部屋に、差し色が活用されている北欧雑貨を取り入れることによって部屋にアクセントが生まれます。
北欧雑貨が人気な理由
なぜ北欧雑貨が人気なのか?
この項では北欧雑貨が人気な理由を2つご紹介いたします。
日本の生活様式とマッチしている
北欧雑貨は木が素材として活用されていると上記で解説しました。木が素材として活用されていることにより、部屋に自然の素材感や温もりを与えてくれる効果があります。
日本の住宅は木造建築が多く家具なども木で作られているものが多いです。元から木を活用してきた日本の生活様式と北欧雑貨はマッチしていることが人気の理由の1つです。
北欧雑貨のコンセプトが好まれている
「職人の手仕事に価値を感じる」「良いものを長く使いたい」という日本人らしい考え方も、北欧と共通する部分です。
日常生活の快適さを追求する北欧スタイルから誕生した雑貨や家具は品質が良く、長く使える耐久性があります。
おすすめ北欧雑貨ブランド10選
これまで北欧雑貨のポイントや人気の理由を解説しました。
では実際に北欧雑貨を購入したい場合、どのブランドのものがいいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
本記事では以下の10個の北欧雑貨ブランドをおすすめしています。
magisso(マギッソ)
magissoはフィンランドのヘルシンキで2008年に設立されたインテリアブランドです。
モノトーンのシンプルなデザインと使いやすい優れた機能性が特徴で、カップやグラスなどの食器や調理器具を中心に取り扱っており、猫向けの商品ではユニークなデザインのフードボウルが人気です。
Tonfisk(トンフィスク)
tonfiskは、1999年に創設されたテーブルウェア・ブランドです。
機能性の高い製品が多いのですが、白い磁器と木をミックスしたデザインなので、冷たい印象にならず、温かみのあるナチュラルな印象を与える、自然が豊かな北欧らしいデザインです。
tonfiskの製品は、1つ1つ丁寧に作り上げられ、出荷のぎりぎりまで品質管理を徹底し、受注後にパッケージに入れられて出荷されています。
また長く利用できるように、製品の劣化や破損に対してパーツだけの購入をし、修復をすることができます。
Finlayson(フィンレイソン)
フィンレイソンは、1820年に創業した北欧フィンランドで最も歴史あるテキスタイルメーカー。どの家庭にも必ずフィンレイソンがあるといわれているそうです。
フィンレイソンは高いデザイン性だけでなく、その品質から約200年という長い年月の間、フィンランド国民をはじめ、広く世界的に愛用されている実績のあるブランドと言えます。
シンプルで可愛らしいものから、ジオメトリックでスマートなもの、目にも鮮やかなビビッドな色使いから淡いカラーのものなど様々なバリエーションのデザインが展開されています。
Kito(キト)
Kitoはナチュラル・シンプル・ユニークをモットーに木製雑貨をデザインしている、フィンランド生まれのブランドです。
リトアニアの首都ヴィリニュスに所在する木工房で、 高品質な原料を元に、木製オーナメントや木製ピアスなど白樺の素材感を生かしたアイテムを製作しています。
Kitoの製品はナチュラルな風合いと美しいシルエットが魅力的で、ワンポイントとして部屋に取り入れるだけで部屋の印象が変わります。
DESIGN HOUSE Stockholm(デザインハウス ストックホルム)
DESIGN HOUSE Stockholmは、1992年に設立されたブランドです。北欧の様々なデザイナーとコラボレーションすることでデザイン性に優れたプロダクトを生み出しています。
家具やキッチン用品、テキスタイル、照明など幅広い商品のラインナップを持ち、北欧を代表するブランドとなっています。
DESIGN HOUSE Stockholmの製品は、洗練された機能と美しいデザインを併せ持っていることが特徴です。
Aurora Decorari(オーロラデコラリ)
Aurora Decorariはヘルシンキに所在するゴブラン織りのホームデコレーションや服飾雑貨を中心に取り扱うブランドです。
100年以上の歴史あるベルギーのゴブラン織り工房で制作されており、伝統工芸とムーミンデザインのコラボレーション商品が人気です。
Gerog Jensen Damask(ジョージ・ジェンセン ダマスク)
Gerog Jensen Damaskは1756年に創立された「デンマーク王室御用達」のテキスタイルブランドです。
機能性と品質に焦点を当てた古典的なデザインの美しいテキスタイル製品を送り出してきた老舗です。
大判のキッチンタオルは吸水性が高く、大量の食器も拭き上げることができるため人気の製品となっています。
IKEA(イケア)
今や世界的な企業となっているIKEA。日本でも13店舗展開しており、実際の家のようにコーディネートされたモデルルームで、IKEAの世界観を伝えています。
北欧雑貨としては低価格で日本に北欧雑貨を広めた企業の1つといってもいいのではないでしょうか。
お洒落なデザイン、アフターサービスの良さが人気の理由ともいえます。
RÖRSTRAND(ロールストランド)
RÖRSTRANDは1726年にスウェーデン王室御用達の窯として設立された、歴史の古い陶器メーカーです。
ヨーロッパで2番目に古いブランドで、ノーベル賞の授賞式後の晩餐会でもその食器が使用されています。
食器のテイストはシンプルで上品ながらも暖かみがあり、普段使いがしやすいものも多いです。
LISA LARSON(リサ・ラーソン)
スウェーデンを代表する陶芸作家であるリサ・ラーソン。北欧スウェーデンを代表する食器ブランド、グスタフスベリ社で在籍中に、動物シリーズをはじめとした約320種類の作品を生み出しました。
リサ・ラーソンのかわいらしくユニークな動物たちのオブジェは世界中で大人気の製品です。
まとめ
本記事では北欧雑貨の特徴やおすすめの北欧雑貨ブランドを紹介しました。北欧雑貨を部屋に取り入れてみると部屋の印象が変わります。
お部屋の印象を変えてみたい、良い物を長く使いたい、そんな方は是非1度北欧雑貨をお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。