「メイクが上手くなりたい!」と考えている方も多いと思います。
ここではメイクに最適な化粧鏡について解説していきます。
メイクの上達のうえで化粧鏡の選択は重要なポイントとなります。
もちろんメイクは肉眼で直接確認することはできず、鏡を通して仕上がりを確認することになりますので、鏡が自分に合ったものでないと今の状態を正しく確認することができなくなり、全体のバランスや、部分ごとの仕上がりに納得できず「なんか違う…」といった仕上がりになってしまいます。
メイクはまず自分に合った道具選びから始まります。自分に最適な化粧鏡を見つけてメイクの上達につなげて下さい。
目次
メイク用鏡の選び方1<サイズ選び>
まずはサイズ選びから始めましょう。メイクをするうえで最適な鏡のサイズはどのようなサイズなのでしょうか。
顔全体が映るサイズ
化粧鏡といってもその種類は様々あります。オーソドックスな「卓上タイプ」や、「折りたたみ式」、「壁掛けタイプ」、持ち運びが便利な「コンパクトタイプ」などに分類できますが、メインで使用する化粧鏡は顔全体が映るサイズを選択しましょう。
テーブルからの距離は鏡の上が卓上40㎝くらいがベストで大きさが20㎝以上のものが使いやすいサイズとなります。
鏡から距離をとらないと全体が映らないものや、全体を映すために無理な態勢になるようなものは選ばないのが無難です。「自分がやりやすい姿勢のとき顔全体が映るサイズ」を選びましょう。
ハンドミラーとの併用
目元・口元など部分的なメイクをするのが苦手な人はハンドミラーと併用して使用するのも良いと思います。全体的なバランスと細かい仕上がりの両方が確認でき、合わせ鏡で通常見えない角度からの確認もできます。ハンドミラーは軽めのものがおすすめです。短時間では重さを感じないものも長時間持っていると重たく感じてきます。できるだけ疲れがでないように持っていて負担にならないものを選びましょう。
苦手な人は大きめサイズで
メイクに自信がない人は大きめサイズを選んでも良いと思います。
これは机のサイズや、お部屋のバランスにもよりますが、大きい鏡であるほど全体のバランスが分かりやすくなるからです。
収納に便利な折りたたみ式などなら大きめのサイズを選択しても良いでしょう。
メイク用鏡の選び方2<調整範囲>
サイズの次に鏡のセッティングについても解説します。自分に合ったサイズを選んでもメイク環境に合っていなければ意味がありません。
実際にセッティングして失敗しないために確認しておくポイントをみていきましょう。
高さがメイク台とあっているか
化粧鏡は自分のメイク時の顔の高さと鏡の位置が合っていることが重要です。
常に無理な姿勢でメイクをしていては疲れますし、手元もおぼつかず上手く進まないでしょう。
購入の際は大きさと合わせて「高さ」も確認しておきましょう。
卓上タイプでは高さが調整できるものも販売されています。
細かく調整したい場合などはこのような「高さ調整機能」のあるタイプを選ぶと良いでしょう。
高さが足りない場合は鏡を置く台を用意するのも良いと思います。
角度の調整が可能か
鏡の角度調整機能があれば高さが足りない場合などにも対応できます。
この場合、鏡と自分の顔、照明の位置が大事で、照明の位置によっては顔元が暗くなりますので、その場合は照明の追加も考える必要があります。
あまり角度がきつくならない範囲で調節できるようなものを選ぶと良いでしょう。
メイク用鏡の選び方3<照明>
メイクをする時に「照明」も大事な要素です。化粧鏡と照明の関係についてもみていきましょう。
女優ミラー・ハリウッドミラー
LEDライトなどの照明がついている鏡を「女優ミラー」や「ハリウッドミラー」などと呼びます。部屋の照明が暗かったり、天候が悪く部屋が暗くなったりしても鏡に照明がついていればいつでも自分の顔を明るく照らすことができます。
顔に影ができないので厚塗りや、ムラ付きの防止になります。
また、目元や口元などの細かい箇所も確認しやすくなりますのできれいにメイクすることができるでしょう。
種類によってライトの明るさも違いますが、高輝度のものだと製品の見た目も華やかでおしゃれに見えます。
部屋の照明の影響
部屋の照明がシーリングライトなど全体を照らすライトしかない場合、鏡の位置もポイントになります。
照明が後ろからしか当たらないと顔に影ができ、メイクの仕上がりがしっかり確認できない状況となりますので、できるだけ照明が自分と鏡の先になるようにセッティングしましょう。
もしそれができないようならスポットライトや卓上ライト、スタンドライトなどで照明を追加すると良いでしょう。
LEDライト付きがおすすめ
LED付き鏡は見た目もおしゃれで、実用的です。明るさの変更ができたり、照明の種類も自然光を意識した色あいから、蛍光灯に近い色あいまであり、切り替えで変更できるものもあります。
外出先のシチュエーションに合わせて選択し、照明に合ったメイクにすることも可能です。
卓上タイプから、壁掛けタイプまで形状も色々ありますので好きなタイプを選びましょう。
メイク用鏡の選び方4<拡大鏡>
LEDライト付きの他にも化粧鏡には付加機能がついているものがあります。
そのひとつが「拡大鏡」です。通常と違う大きさで確認することができ、部分的に利用することができます。
三面鏡のひとつが拡大鏡になっているものや、両面で使い分けるものなどがあります。
毛穴カバーなど微調整時に
全体のバランスを合わせて確認する時以外の「毛穴カバー」や、「目元の修正」の時に利用できます。細部までしっかり見えるのでメイク作業がはかどります。
拡大率は2~10倍程⇒2~3倍がおすすめ
倍率は種類によって2倍~10倍くらいまで色々ありますが、あまり大きすぎると見える範囲が狭くなり、かえって分かりにくくなります。
初めて使う場合は2倍~3倍くらいのものを選びましょう。
全体のバランスに注意
部分的に拡大することになりますので、全体的なバランスが崩れてしまったりすることがありますので注意が必要です。
通常の鏡と併用し、バランスを見ながらメイクしましょう。
【まとめ】メイクの基本は鏡選びから!自分にあった鏡を選ぼう
メイクの基本は自分のメイク環境に合った鏡選びが重要です。特に、「サイズ」や「鏡の位置」、「照明」が大事になりますので、この点に注意して選びましょう。
鏡のサイズは顔全体が映るくらいで直径20㎝以上あるものが良い。
鏡の位置は自分の姿勢に無理がない高さで、鏡の上辺が卓上40㎝くらいになるもの。高さ調整できるものなら自分の態勢に合わせて細かく変更ができるので便利。
LEDライトがついている女優ミラー・ハリウッドミラーとよばれるタイプがおすすめ。ライトなしを選ぶ場合、自分のメイク環境に応じて照明の当たり方を考える。
メイクが楽しめるデザインも大事ですが、実用性を考えて購入するようにして下さい。きっとメイク技術の上達にもつながると思います。