ここでは、自分でリフォームすることができるのかを紹介しています。できる場所とできない場所があり、知識なくリフォームすることは危険を伴います。
目次
自分でリフォームすることのメリット
自分でリフォームすることで得られるメリットを知ることで、自分で行うことに意欲を見出すことができます。次に、自分でリフォームすることで得られるメリットについて紹介します。リフォームしたいと考えている人やDIYに興味がある人は参考にしてください。
安くできる
自分でリフォームすることのメリットにはリフォームする際に必要となる費用を安くすることができることです。材料費などに違いは出にくいですが、人件費などに大きな違いがあらわれます。業者にリフォームを依頼すると材料費の他に設計費や人件費などが加算されていき、規模にもよりますが、高額な請求額になることも珍しくありません。
しかし、自分で行う場合は人件費や設計費などはタダに等しく、実質材料費だけですみます。そのため、安くリフォームしたいのであれば自分で行うことも一つの選択肢となります。
楽しめる
元々何かを作ることに興味がある人や日頃からDIYを行っている人であれば楽しみながらリフォームすることができます。リフォームすることを楽しむことは作る過程が楽しい人もいれば、完成したときに達成感を感じることで楽しみを感じるなど人それぞれです。そのため、物作りに楽しみを見出すことができない人では、最後まで完成させることができなかったり、結局自分では行わず業者に依頼することも多いです。
自分でリフォームすることのデメリット
上記では自分でリフォームすることのメリットを紹介しましたが、メリットだけではなく、デメリットもあります。メリットだけを知り、挑戦してしまうと後悔してしまう原因となるため、自分でリフォームしようと考えているのであればデメリットにも注目するようにしましょう。
うまくできない
自分でリフォームすることはさまざまな物作りを一人ですることになるため、それなりの知識や技術が必要となります。リフォームする対象にもよりますが、今まで物作りをしたことがない人では完成させることも至難の技となりやすいです。また、完成したとしても見栄えが悪くうまくできない場合が多いです。リフォームすることは家の一部を改装したり、家具などを新しく作ることなどになりますが、素人が手をつけてしまうと室内の統一感を出すことができず、悪目立ちしてしまうことも多いです。リフォームする前の方が見栄えが良いことにもなりやすいので、物作りに対する知識や経験がないのであれば自分でリフォームすることは控えることをおすすめします。
時間がかかってしまう
自分でリフォームすることは時間がかかってしまうデメリットがあります。特に、急いでリフォームする必要がないのであれば話は変わってきますが、普段仕事などをしているのであれば中々リフォームするための時間を確保することが難しく、作業も進展しにくいです。その結果途中で挫折してしまうことも考えられます。
趣味でDIYなどをしていてもどうしても本業の人の作業効率に勝ることはなく、人手の違いにもよりますが、作業期間が長期化しやすいです。
自分でリフォームできる場所
自分でリフォームする際にできる場所とできない場所があります。専門知識があるのであれば自分でリフォームできる場所も増えますが、趣味やある程度経験が備わっている程度ではあまりリフォームできる場所は増えず、限定されます。次に、自分でリフォームできる場所やちょっとしたコツを掴めばできる場所などを紹介します。
壁紙の張り替え
壁紙の張り替えは比較的簡単な作業であるため、初心者の方でもうまく仕上げることができます。用意するものもホームセンターなどですべて揃えることができるので気軽に挑戦することもでき、作業することで私生活にまで悪影響が出てしまうこともあまりありません。壁紙の張り替えを自分でリフォームするのであれば好みのデザインの壁紙を購入し、作業するための道具も購入しましょう。
壁紙を貼る際に専用の接着剤が必要になる場合と壁紙にすでに接着剤がついている場合があります。最近では簡単に剝がすことができる壁紙も販売されており、シワができてしまってもやり直しがきくメリットがあり、おすすめです。
フローリングの張り替え
フローリングの張り替えもコツさえ掴むことができれば綺麗に仕上げることができます。しかし、壁紙とは違い、一度フローリングを剥がしてしまうとその日の内に作業を終了させなければ私生活に影響が出てしまうこともあります。
壁紙を張り替える場合は壁や天井での作業になるため、脚立が必要であったり、苦しい体勢で作業することが強いられるので疲れやすく、作業しにくいですが、フローリングの場合はそのような面倒さなどはありません。
家具の製作や塗装
最も自分でリフォームする際に気軽にできる作業が家具の製作や塗装です。上記で紹介したリフォームは家の一部で作業するため、失敗することができず、ある程度知識がなければ中々挑戦することに踏み切ることができません。しかし、家具の製作であったり、塗装であれば失敗してしまっても作り直すことができたり、塗りなおすことも可能です。そのため、今まで物作りをしたことがない人におすすめの作業です。
最初のうちは綺麗な仕上がりにならないこともありますが、さまざまな物を作ることでコツを掴むことができ、次第に完成度の高い家具に仕上げることも可能です。
庭
庭も自分でリフォームする際に最適な場所です。本格的な庭を作ることは中々難しいですが、駐車場にするためにコンクリートを打ったり、小規模のガーデニング程度であれば自分でも行うことができます。庭がある一軒家に住んでいる人だけが行うことができるリフォーム部分ではありますが、作業しやすく挑戦しやすい場所でもあります。
自分でリフォームすることができない場所
上記では自分でリフォームすることができやすい場所を紹介しましたが、次は簡単にリフォームすることができない場所で自分で作業するよりも業者に依頼したほうがおすすめの場所を紹介します。個人でリフォームすることにおすすめできない場所に手を加えてしまうと取り返しのつかない状況になることもあるので、むやみにリフォームすることは控えましょう。
専門の知識が必要な部分
専門の知識が必要な部分は自分でリフォームすることは控えることをおすすめします。電気関係や水回りなどは知識や資格が必要になる場合もあるため、無闇に手を加えることはおすすめしません。専門の知識なく、独学や一般的な知識のみでリフォーム作業をしてしまうとうまくできない場合が多くなってしまいます。電気関係であればうまく電気が流れなかったり、漏電などのリスクが高まります。
水周りであれば排水がうまくできず床下などが湿気てしまうなどさまざまなトラブルが考えられます。
間取りの変更など大規模な改装
間取りなどの変更をするなどの大規模のリフォームも自分で行わないようにしましょう。専門の資格や知識があるのであれば材料の調達や使用する工具なども用意できる場合が多いですが、これらの物を用意することができないのであればまず自分で間取りなどの大規模なリフォームをすることはできません。
また、大規模のリフォームとなると一時的に自宅に住むことができない場合も多く、作業期間が延びやすい個人での作業は経済的にもおすすめできません。
自分でリフォームしてより好みの我が家にしよう
自分でリフォームすることは決して悪いことではありませんが、作業する場所によっては業者に依頼することが無難な場合もあります。そのため、自分でリフォームしたいと考えるのであればどのような作業であれば自分で行うことができるのかをしっかり見極めるようにしましょう。
