食卓の演出で料理をおいしくすることができたらうれしいですよね。こちらでは料理をおいしくする「おしゃれな食卓」の演出方法のポイントについてご紹介します。
食卓は毎日使うものなのでマンネリ化してしまうと思います。ですが、簡単なテーブルコーディネイトでいつもの食卓をおしゃれな雰囲気にすることができます。また、料理のレパートリーが少なくいつも同じ感じになってしまうといった方もテーブルコーディネイトで変化を加えることで新鮮な印象に感じることができるでしょう。気軽に始められる内容となっていますので参考にしてみて下さい。
<食卓をおしゃれに!>食器にこだわりを
まず、食卓をおしゃれにみせるポイントは「食器」です。お料理をおいしく見せるために食器選びは欠かせません。食器選びで大事なポイントを4つご紹介します。
食器は統一感が命!
食器選びで一番大切なことは「統一感」です。「料理がメインなのでお皿はなんでもいい」と考えてしまう人もいると思います。料理の内容や量だけでお皿を決めていてバラバラのお皿を選択していませんか?食卓に並んだ感じをイメージしてお皿を選びましょう。イメージしにくい場合はまずお皿だけ食卓に並べてみてもいいと思います。全体のバランスを考え、できるだけ統一感のでるお皿を選びましょう。
価格の高いお皿を選ぶよりも、安価なもので食器をそろえる方がスッキリした印象になり、料理の見栄えも良くなります。
食器の形でバランスをとる!
おかずが2品以上になる時は、食器の形の選択も大切です。丸皿ばかりが何個も並んでいるのはバランスがよくありません。「丸皿+角皿」や、「丸皿+丸皿+角皿」などで形でバランスをとるようにしましょう。
横長の角皿があると料理を広く並べることができ、おしゃれな印象を演出できますので用意しておくと良いでしょう。
スプーン&フォークも手を抜かない!
食器の中で忘れがちなのがお箸やスプーン、フォークです。直接口に入れるものなので、口当たりの良いものを選ぶことが大切ですが並べた際の印象も大事です。木製のスプーンやフォークはどんな料理でも相性がよく、おしゃれに見せてくれるのでおすすめです。
グラスでもう一工夫!
最後はグラスです。タンブラータイプならシンプルなデザインでもおしゃれ感を演出してくれます。グラスは透明感が命です。キャラクターものなどのプリントが入っているものは避けましょう。グラスは汚れで曇ってしまいやすいのでお手入れもこまめにしておきましょう。
「食器を一式そろえ直すのはお金がかかる」と考えてしまいがちですが、今はとても安価なものでもおしゃれなものを用意することができます。大事なのは清潔感です。汚れてしまっていたり、欠けていたりしてはせっかくの料理を台無しにしてしまいます。
トータルバランスを考えてそろえれば色々な料理に使えて便利です。お店のような食卓に仕上がるでしょう。
<食卓をおしゃれに!>マット・クロスでテーブルを演出
食器類が用意できたら次はマット類です。布一枚で、いつもの食卓の印象を大きく変えてくれると思います。何枚か用意できればその日の気分や、料理の内容によって選ぶ楽しみも増えるでしょう。
ランチョンマットできちんと感を
人数分のランチョンマットを用意しましょう。一人分のスペースをはっきりさせることでテーブルの上がスッキリ見えます。特に人数の多い食卓は料理がごちゃごちゃしがちになります。マットの上にバランスよく揃えて並べましょう。
ランチョンマットで区切りを分かりやすくすると、散らかった感じが消えておしゃれに見えます。麻素材や、藍染などは和食と合いますし、洋食ならチェック柄なども良いでしょう。ベージュ系のナチュラルな素材とデザインなら和食から洋食までどんな料理にも合いやすいのでおすすめです。
また、テーブルの真ん中に渡す細長い布をテーブルランナーと呼びます。人数が多く大皿料理がある時はこちらも使用するとアクセントとなり、さらに雰囲気がでると思います。その際は一人分のランチョンマットに重ならないように隙間を空けた方がバランスよく見えます。
気分に合わせてクロスを替えてみよう
クロスは食卓を彩る上でとても効果的です。全体を覆うことでイメージを大きく変えてくれます。特に長く使っている食卓にはキズや汚れが付いてしまいますが、クロスで覆うことでこの生活感を消すことができます。
料理に影響のないような無地でシンプルなものがおすすめです。クロスは汚してしまいやすいので、高価なものを選ぶ必要はありません。また洗濯がしやすいようにあまり厚手のものも避けた方が良いでしょう。それよりも枚数を用意し、バリエーションを増やすようにすると、その日の気分でクロスを変えたりと食卓の演出を楽しむことができます。
<食卓をおしゃれに!>小物でおしゃれ度アップ
その他、ちょっとした小物でテーブルコーディネイトをワンランクアップさせる小技についてもご紹介します。ポイントはあまりごちゃごちゃさせず、きちんと感を演出できる小物を選ぶことです。あくまで主役は料理であることを忘れないようにしましょう。
ディナープレートで第一印象アップ
ディナープレートとはレストランで見かけるセッティング時にすでに用意されているお皿のことです。お店によってディナープレートの上に料理をおいたり、セッティングだけで着座の際に片づける場合もあります。席に付く前にディナープレートが並んでいると食卓の第一印象は各段に上がるでしょう。ぜひためしてみて下さい。
ナプキン&ナプキンリング
ナプキンとナプキンリングを用意しましょう。ランチョンマットにスプーン・フォークがきれいに並んでいるのもおしゃれ感がでますが、合わせておしゃれなナプキンが並んでいればさらに雰囲気がでます。ナプキンの折り方を覚えるのも良いですが、ナプキンリングで丸めて通すだけでも良いと思います。
カトラリーレスト&箸置き
ナイフ・フォークを置くカトラリーレストや箸置きなども食卓のイメージに合わせてセッティングしましょう。真鍮製のシンプルなものや、木製のデザインに凝ったものなど数種類用意しておいて、その日の気分で変えるのも楽しいのではないでしょうか。
特別な日の演出にはフィギュアを
フィギュアとはキャンドルやキャンドルスタンド、カード立てなどの装飾品のことです。花やフルーツなどもこれに入ります。今はキャンドルや造花も比較的安価に購入することができますので、クロスやマットに合わせたフィギュアでテーブルを演出してみてはいかがでしょう。
あまり多すぎるとごちゃごちゃした感じになりますので注意が必要ですが、特別な日のアクセントとして利用してみても良いと思います。
【まとめ】食卓のおしゃれは料理を彩る隠し味!
食卓のテーブルコーディネイト次第で毎日の食事に彩りを与えることができ、料理の見た目もずっとおしゃれにみせることができます。毎日の服装を着替えるように食卓もこだわりの演出で彩りを与えてみてはいかがでしょうか。