綺麗に施術してセルフネイルを見たままキレイに撮影してSNSにアップしたいけど見た通りの写真にならない、また施術中にジェルネイルが固まって綺麗なネイルにできないという悩みもあります。
セルフネイル力をアップする基礎知識をアップデートすれば同じ照明でも色(波長)を切り替えればうまく活用することができます。
目次
セルフネイル力をアップする基礎知識
綺麗にセルフネイルできたのに写真を撮るとそのままの色が出なくて難しいと思っていませんか?
また施術中にジェルが固まってしまうということがあるかもしれません。ジェルは特定の波長に反応して固まります。
ネイルの写真を撮るときにはコツがあり、またセルフネイルを上手に施術するための基礎知識をアップデートして、失敗のないセルフネイルを楽しみましょう。
ジェルネイルが硬化する理由
ジェルネイルはマニキュアのように自然乾燥するものではなく、固まる波長、紫外線や可視光線の紫色付近、405ナノメートル(nm)前後の波長の光で化学反応が起きジェルは固まります。
国産(ジェリーネイル、シャイニージェル、グランジェ、バイネイルラボ)のネイルカラージェルは405nm前後で硬化する設定となっています。海外製のジェル、台湾のホーメイは波長が少し短く350〜400nmで紫色、紫外線の波長に近いです。
ジェルネイルした後、固めるためのライトはジェルネイル専用のLEDライトやUVライトの2種類があります。
LEDは電球が長持ちするのでUVライトのように取り換えることがほぼ無く、今はLEDライトが主流になってきています。
ジェルネイルを固めるための波長を持つジェルネイル専用のLEDライトと部屋照明のLEDライトは波長が違うので、ネイルが固まることは、ほぼありません。
しかし全く無いわけではなく、青みの強い蛍光灯などは紫色などの紫外線に近い波長を使っている照明では反応して固まる場合があります。
国産のジェルネイルは405ナノメートル(nm)前後の波長の光で固まる設定なので、国産のメーカーならトップ、べース、カラージェルも同様に使うことができますよ。
国産のジェルネイルなら、メーカーを気にせず好きな色を試すことができます
ジェルネイル カラージェルの正しい保管方法
直射日光が当たる窓際は一番置いてはいけない場所です。
直射日光には固まる波長(紫外線ほか405nm前後の近紫外光)が存在し、封を切らない新品でも開封したジェルネイルでも関係なく、中のジェルが硬化してしまいます。
ジェルが劣化する条件を説明しながら正しい保管方法を解説します
窓際は熱の温度差が大きい
どんなに遮光カーテンをして外からの紫外線予防をしても温度差が一番起こるのは窓際の温度差です。
夏の暑さや冬の寒さによる温度差でジェルの品質が低下し、液漏れの原因にもなります。
ジェルネイルは色が綺麗なので並べて飾っておきたいと思うかもしれませんが、温度差が少なく直射日光が当たらない涼しい場所に保管しましょう。
たとえばセルフネイル専用と決めたデスクの引き出し、光の当たらない化粧ポーチやかわいいクッキー缶などに…まとめて入れておくとかです。
冷蔵庫は保管するだけならいいのですが、使用するために出して施術し、また冷蔵庫に戻すということは、出し入れ時に温度差が大きくなりジェルに負担がかかります。
たとえば料理で冷蔵庫から調味料をサッとだして、すぐに冷蔵庫に戻すという時間差くらいでは済まないからです。
冷蔵庫に入れるより、温度変化の少ない涼しい場所で保管することをおすすめします。
使ったらきれいに汚れを落として保管する
エタノールやジェルを落とす溶液などでジェル瓶の口や蓋をキレイに拭いてから、立ててジェルが漏れないように保管します。
綺麗で清潔にしておけば、劣化を防ぎ、また使うときにヌルっとした感覚がなく気持ちよく使えます。
セルフネイルを綺麗に撮るコツ
せっかく綺麗にセルフネイルができたなら、見た通りの美しい写真に残しておきたいと思います。
ここでは綺麗に撮るコツなどを解説します。
撮影するときは「昼白色」にする
昼白色は太陽の色に近い自然な光の色のことで、昼白色にすると実際の色に近い色が出ます。
昼白色だけの光をデザインネイルに当てることで、元の色に近い色に撮影することができます。
昼白色は色温度5段階のひとつで、暗い順から電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色があります。
色温度とは
色温度(調色)を表す値の単位はケルビン値といい「K」で表記します。
夕焼けのオレンジは「電球色」の暖色系で約3000K、温白色3800K、白色4500K、太陽光に近い自然色に近い色が見える「昼白色」は約5200K、一番明るく青みかかった色が「昼光色」約5500Kほど(MotoM公式サイトより)です。
カーテンを閉めて撮影する
写真を撮る時はカーテンを閉めてデスクライトだけで撮影します。
外からの光や天井照明の光などいろんな色が混ざると、色が干渉しあって、写真には今、目で見ている本当の色が出にくい状況になります。
多重の影をつくらない
天井照明の光、窓からの光、手元のライトの光など、様々な角度から光が当たれば、それぞれの方向からの影が写真に写ってしまいます。
1つの照明に絞れば、ネイルを照らす角度や範囲を調節することもでき、「多重の影」を作らなくて済みます。
光拡散を抑えネイルにライトの映り込みを避ける
拡散板(ディフューザー)を使い、光を拡散させることで柔らかい光にすると、せっかく綺麗に施術したネイルの柄に照明の光が映り込むことが軽減されます。
セルフネイルの施術の際に手元を明るくするおすすめのLEDデスクライト
実際の色に近い色を見ることができる
光拡散がしやすい面発光で多重の影ができにくく目に優しい
明るさを調節しやすい(調光)
色の調節、色温度を選べる
スタンドの角度や範囲を調節しやすい
以上のような条件が揃うと、目が疲れにくく色も分かりやすく作業がしやすいライトだと思います。
おすすめのデスクライトLEDツインリフラクションランプ GS1705(MotoM)
デスクスタンドライトは長時間、読書や勉強、ジェルネイル施術など仕事をするときに使います。
だからこそ長時間使っても目が疲れにくく優しい光であることが大切です。
LEDツインリフラクションランプ GS1705について
● 実際の色に近い色を見ることができる
実際の色に近い色に見えるのが自然光に近い「昼白色」です。
5段階の色温度を選ぶことができるLEDデスクスタンドなので、昼白色を選ぶことにより、ネイルデザインの色に近い色を見ることができます。
また寝室、勉強、仕事、リラックスなどその場に合わせた色温度を選ぶことができるので応用範囲も広いです。
平均演色評価数も「Ra80」と数値も高く、色の再現性が高いです。
● 光拡散がしやすい面発光で多重の影ができにくく目に優しい
LEDは光が強く、直接見るととても眩しく眼が疲れます。
ジェルネイル施術も集中して細かい作業を長時間するので、思った以上に眼が疲れます。
目に優しく、眩しすぎない明るさはとても大切なことです。
作業する人にLEDの直接光が入らないように、ランプ部分に拡散板を使い面発光にしています。
面発光にすることで、眩しさを抑えた柔らかい光になり、目に優しく眼の疲れを予防し、「多重の影」を作るのを防ぎます。
またGS1705はJIS照度 A形相当の光のちらつきも評価基準をクリアしていて目の疲れにも優しいです。
● 明るさを調節しやすい(調光)
色温度を選ぶだけでなく、電球色から昼光色までそれぞれの色温度の明るさを調節できます。
● スタンドの角度や範囲を調節しやすい
270度回転するので、手元から壁、天井まで広い範囲で場所を選択して空間を照らすことができます。
他にも
・電球の寿命が約35,000時間と長い。(1日8時間使用で約12年)
・USBのコンセントがあるので、作業しながらスマホやタブレットなどの充電もできます。
・1時間のタイマーがあるので、セットすれば消し忘れも防げます。寝る前の読書には便利です。
知らない間に寝てしまって、朝までライトがついていたという無駄を省けます。
仕事や読書などを1時間すると決めたらタイマーをセットしておけば時間が分かり便利です。
まとめ
ジェルネイルが硬化する理由や保管法など楽しむ方法を解説してきました。
普通のマニュキュアは光では固まりませんが、保管法はジェルもマニュキュアも同じように直射日光が当たらない温度差の少ない涼しいところが望ましく、ジェルもマニュキュアも3年以内に使い切ることが望ましいです。
ジェルを固めるジェルネイル専用のLEDライトとセルフネイル作業をするときに使うライトとは波長が違います。
しかし両方ともLEDライトと呼んでいるので同じもののように混同してしまいますが、全く正反対の用途で別ものなのです。
(ジェルネイル専用ライトにはUVライトもありますが電球の持ちが短いです)