ダウンライトは近年、新築の際に取り付ける方が増えてきています。
天井につけるタイプのライトと違って交換するとなると面倒なの?業者にお願いしないとダメ?費用はどれくらいかかるの?
と、様々な疑問がでてきます。
では、ダウンライトの交換時の疑問についてみていきましょう。
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ダウンライトとは、天井に取り付けて下向きに光を照射する照明器具。天井に埋め込まれて設置されることが多く、天井面と一体化したスッキリとしたデザインが特徴。リビング、キッチン、バスルーム、廊下、オフィスなど、さまざまな場所で使用可能。天井に埋め込まれるため、部屋の空間を有効に使うことができます。設置するには電気工事が必要です。
目次
ダウンライトの交換は業者にお任せ。種類によって費用は変わる?
ダウンライトはLEDのものだと寿命が10年ほどと長く、一度取り付けるとしばらく交換の必要はありません。
交換が必要になった場合、ダウンライトの種類によって交換の仕方や費用が変わってきます。
まずはダウンライトの種類を知っておきましょう。
ダウンライトの特徴
ダウンライトとは天井に埋め込むタイプの照明です。シーリングライトのように天井面から飛び出ていないため、天井がフラットになりスッキリしてスタイリッシュに見えるのが特徴です。
小型なものが多く1つでは部屋全体を照らすことはできないため、ダウンライトを数個取り付けたり、他のタイプの照明と組み合わせて使われることが一般的です。
リビングや寝室、玄関や水回りなどどこにあってもおしゃれでワンランクアップした空間を演出できます。
天井面から飛び出ていないため、掃除が楽なのもメリットです。
ダウンライトの種類
ダウンライトには「一体型」と「交換型」という2つのタイプがあります。
一体型とは電球と照明器具が一体になっているもので、交換型とは電球と照明器具が分かれているものです。このような違いがあるため、交換時の費用には差が出てきます。
ダウンライトの取付・交換方法
ダウンライトの取り付けは、天井に穴を開けたり配線を伴う工事が必要になるため、電気工事士の資格がないとできません。
交換時も同様で、配線工事が必要になる場合は電気工事士の資格を持った方にお願いする必要があります。
ダウンライトの交換費用は?
ダウンライトを交換する際、一体型か交換型かによってかかる費用はだいぶ変わります。
交換型は電球などの光源を変えるだけで済むので費用はそんなにかかりませんが、一体型は照明器具自体変えなければいけないので交換費用は高めになります。
具体的な金額については次で詳しく見てみましょう。
「一体型」ダウンライトの交換は業者へ依頼する必要あり。費用はどれくらい?
一体型のダウンライトは手頃な価格のものが多く、初期導入費用が安く抑えることができます。
しかし、交換するときは照明器具自体変えなければならないので、業者にお願いしなければなりません。
「一体型」ダウンライトの交換を業者にお願いする理由
一体型のダウンライトは照明器具ごと変える必要があります。
その際に配線などを触る必要があり、感電や漏電、火災などの危険があるので、電気工事士の資格を持った人でないと交換することはできません。
交換費用を節約しようと無資格で工事をすると、法律で罰せられますので注意しましょう。
交換時に業者に依頼しないといけないとなると面倒な気もしますが、最近では一体型のダウンライトが主流になってきています。
LEDの普及によって照明の持ちが良く、交換するスパンが長いため、交換の手間も費用も抑えることができると考えられているからです。
交換時にかかる費用は?
一体型のダウンライトを交換する場合、新しい照明器具代のほか、取付費用、出張費用、古い照明器具の廃棄費用がかかります。
照明器具は1つ2,000円ほどの手頃なものから10,000円越えのものまであります。
取付費用は1つにつき2,000円ほど、出張費は距離や時期によっても変わりますが10,000円くらいとみておきましょう。
廃棄費用は1つあたり500円くらいです。
よって費用はトータルで、ダウンライト1つにつき「5,000円〜13,000円+出張費」といったところです。
交換費用を安く抑えたいのなら、近場の業者にお願いして出張費を安く抑えるのも1つの手です。
また、依頼する業者によって費用がだいぶ変わるため、何社か見積もりをお願いしてみるといいでしょう。
新しい照明を買うときはネットの通販で探してみると、安く購入することができてお得です。
新しいダウンライト購入時に気をつけること
ダウンライトの交換の時、自分で照明器具を選ぶときは天井の穴の寸法にあった照明を選ばなければいけません。
ダウンライトは寸法が大体決められていて、埋没穴の直径が75mm、100mm、125mm、150mmが一般的なサイズです。
円の直径を表す単位はΦ(ファイ)を使って表されていますが、Φ100=直径100mmという意味です。
今取り付けられているダウンライトより大きいものに変えたいときは、取付工事の際に穴を広げれば対応可能です。
では、小さいものに変えることはできないのでしょうか?
そんな時はリニューアルプレートという器具を使うと、既存の穴より小さいサイズのダウンライトを取り付けることができます。
「交換型」ダウンライトの交換費用は?業者に依頼する必要あり?
かつては交換型のダウンライトの方が主流でしたが、LEDの普及で一体型の需要が増えてきています。
しかし明るさや色合いを変えたい時に自分で電球の交換ができるので、交換型にこだわる人も多くいます。
「交換型」ダウンライトはDIYで取付可能!
交換型のダウンライトは、交換時に電球を変えるだけなので、自分で交換することができます。
ダウンライトにはカバー付きとカバー無しタイプがあります。カバーが付いているほとんどのダウンライトは、照明器具のカバーが取付バネで天井面に固定してあるだけなので、縁を持ってゆっくり下に引っ張ると取り出すことができます。
ゆっくり引っ張らないと、天井面を破損する可能性があるので気をつけましょう。
最近だと少なくなってきていますが、古いタイプのダウンライトだとネジで照明器具の縁が固定されています。
その場合、ドライバーでネジを外して取り外す必要があります。
カバーを取り外すことができたら、あとは電球を変えてカバーを再び取り付けるだけでオッケーです。
交換時にかかる費用は?
自分で交換できるため、費用は電球の購入分しかかかりません。
手頃なものだと1,000円以下で購入することができます。
自分で交換することができるため、明るさを変えたい時や光の色合いを変えたい時も、簡単に交換できるのがメリットです。
交換型は交換時には費用がほとんどかかりませんが、照明器具自体が高めのため最初の取り付け時費用がかかってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダウンライトの中でも、自分で電球を簡単に交換できる交換型と、電気工事士にお願いしなければならない一体型があります。
初期費用を抑えたいなら一体型、初期費用がかかっても手軽に明るさや色調を変えたいなら交換型を選んでみてはいかがでしょうか?
ダウンライトの交換くらいなら自分でできそうと思っても、電気工事士の資格がないのに配線工事をすることは大変危険です。
使っているうちに漏電してしまって火災を起こしてしまう可能性があるので、必ず資格を持った業者の方にお任せしましょう。
法律でも禁止されているくらいですので、かなりリスクがあります。
一体型のダウンライトの交換費用は、1つにつき5,000円〜13,000円+出張費(10,000円前後)です。
このように費用はかかりますが、ネット通販を利用したり、交換の見積もりを複数社にお願いして、安いところにしたりと、費用を抑える方法はありますのでトライしてみましょう。