演劇や舞台、歌舞伎、音楽コンサートなんかは大概は会場を暗くして
観客が観たい方に照明を当てるのが普通ですよね。
そして演者はスポットライトや照明で観客は殆ど見えてません。
演奏や演技に集中する狙いもあるのでしょう。
観客もスポットライトで浮かび上がる歌手や俳優を見ると
気分的にも盛り上がりますね。
ワー!キャー!言いやすくもなります。
自分も遠くに浮かび上がる演者に何度も名前を叫んでいました。
また暗い中でペンライトをかざし、演者と一緒になって楽しめることが出来ます。
かたや落語の寄席は噺家のところだけでなく、客席も明るいんです。
なぜかというとお客が見えることにより、噺家は観客の年齢層や性別などをみて、枕や演目を変えたりするんだそうです。
演者と観客の距離感やライブ感をとても大事にし、臨機応変に対応しているのです。
実際に寄席に行くと、普通に明るく演者と観客の照明の当て方に
隔てがありません。なのでとても身近に感じるんですね。
落語は寄席だけでなく様々な場所で行いますので、特別な照明設備が無くても開催できるのも魅力の一つです
車のショールーム、マンションや戸建てのモデルルームも、購買意欲をそそるような照明使いをしていますね。
照明の当て方次第で製品がとても魅力的に見えます。
照明で雰囲気がガラッと変わるので、照明はとても大事なファクターです。
ライトで浮かび上がる憧れの車を眺めるのは、気持ちが高揚し、乗ってみたい衝動に駆られます。
夜空に浮かび上がる神秘の景色
日本を代表する世界遺産 清水寺です。
息を飲むほど美しい景色です。後ろの京ノ都の夜景も相まって
得も言われぬ美しさです。
どの角度からどんな照明を当てれば、美しく見えるのか計算されています。千二百年前はどのように見えたのでしょう。
世界中の観光客が訪れます。
照明は暗いところを明るくするだけでは無く、当て方一つで人々の気分を高めてくれる魔法のような光です。
The light put a spell on you! Because You’re mine.