現在､照明器具におしゃれな北欧風を設置しようと考えている方々もいらっしゃることでしょう。
照明器具によって、お部屋をもっとおしゃれにしたいしと思えば、北欧風ガラスのペンダントライトも選択肢のひとつです。
お部屋は、機能性も大事ですが、機能性をあまりにも重視しすぎてしまうことでその場所にずっといて疲れてしまうものではないでしょうか。
北欧風ガラスのペンダントライトの設置によって、お部屋に癒しの空間をもたらすことができます。
まだ、北欧風ガラスのペンダントライトがどのようなものかわからないという方々が多いでしょう。そのような方々にバッチリ詳しく魅力を解説します。
北欧風ガラスのペンダントライトの魅力
北欧風ガラスのペンダントライトの魅力はどこにあるのでしょうか。
北欧風には、癒しがあります｡照明器具とは、当然、機能性を重視しなければなりません。そこで書き物をするという方々もいらっしゃるでしょうし、裁縫をするという方々もいらっしゃいます。照明器具は、そのような人たちのためにあります｡しかし、北欧の方々は、長い冬の期間を、お部屋で家族団らんで過ごすための工夫をしています。北欧の方々は､照明の光だけでなく、影もとても大事に扱っているのです。
日本人の方々は、この影としいう存在を、照明器具に対して上手く扱うことができていない方々が多いようです。
北欧の方々は､要所要所でしっかり光を当てていますが、そうでない場所には、影の部分も残すお部屋作りをしています。そのような意味では､北欧の照明は、影との対比によって、光という存在もより価値ある存在として映るお部屋のことです。
日本の方々が、照明器具によって光と影を重視したいというのなら、ペンダントライトがおすすめです。
照明器具を意識していないという方々は､基本は天井にはシーリングライトが設置されてあることでしょう。シーリングライトでも快適な住空間が実現出来ているのかもしれませんが、北欧風的癒しを実現するのなら、ペンダントライト設置を一度検討してみましょう｡
そして、ガラスについてです。現在､北欧ガラスに魅了されているという方々もとても多いです。北欧の方々にとっても、日本人の私達にとってもガラスは切っても切り離すことができない関係にあります｡
北欧のスウェーデン南東部にあたるスモーランド地方において、世界有数のガラスメーカーが集まり、ガラスの王国とも呼ばれていました。スウェーデンの老舗ガラスメーカーのコスタ・ボダ社は、ヨーロッパで現存する最古のガラスメーカーです。スモーランド地方には、広々とした森林地帯が広がりわたり、湖と川にも恵まれ、燃料だけでなく、カットグラスの装飾には欠かすことができない水も豊富にあります｡このような北欧の土地だからこそ、職人芸が光る、優雅なガラスが誕生したのです。優雅さという意味あいでは、日本とガラスの向きあい方は違うのかもしれません｡しかし、そんな優雅さを、私達はペンダントライトで取り入れることができます。
北欧風ガラスのペンダントライトの種類
北欧には、ガラス産業が、13世紀ごろ入って来たと伝えられています。当時、北欧のガラスとは、教会のステンドグラスに使われるためのものでした。
また、生活用品にガラス製品が普及し始めたのは19世紀頃だと言われています。北欧のステンドグラスのペンダントライトもとてもおしゃれでいい雰囲気です。
様々、優雅なフォルムの涼しげな北欧ガラスに魅せられている方々がいます。光を的確にコントロールできる対数螺旋と呼ばれる巻き貝のカーブを応用した特徴あるシェードに光を反射させることによって、一般的な照明より明るく感じることができて、食べ物もよりおいしく見せることができます。
また、シェードには、厚めにカットされたガラスを使用したものもあります。光の屈折によって、より輝きに広がりを持ち、宝石のようなきらきら輝く、華やかな印象にしています。
また、まるで氷のようなペンダントライトはいかがでしょうか。ガラスの屈折を上手く利用し、幻想的な光を生み出します。
北欧風 ステンドグラス（ガラス）を取り入れたお部屋
また、北欧風照明なら、ステンドグラスを意識してみてはいかがでしょうか。
ステンドグラスとは、沢山の色ガラスのカットされた小片をH型の鉛線でつなぎ合せ、デザイン、絵、模様、図柄などを組んで表現するとてもおしゃれなガラスです。
ステンドグラスの素敵な色合いは、普通のガラスに必要なケイ砂だけでなく、金属の粒子を混ぜることで実現することができます。
たとえば金を混ぜることで赤を、銅を混ぜることで緑、コバルトや銀を混ぜることで青を作り出すことができます。現代社会において、ステンドグラスは、いろいろな作り方がありますが、かつてはステンドグラスを作るだけで相当なコストを要していました。
カトリックの教会には、ステンドグラスが多く使われていますステンドグラスがとても教会を魅力的なものにしてくれています。絵になっているステンドグラスの場合､聖書に登場している教えを、字を読むことができない人たちのためわかりやすく教えるためのものと言われています。
北欧では、現在でも、街にいい雰囲気のステンドグラスが活かされていることがあります｡アーチ型のレンガの壁にステンドグラスを設置し、歴史ある建物を生かしたとてもいい雰囲気の中にカフェや、コンビニエンスストアも入っています。北欧には、歴史の重さも日常生活と一体となっている感じがあります｡このような雰囲気は、東京には存在していないのかもしれないですよね｡そのような意味では､東京の街のデザインは、歴史性を切り離して、いつも新しいもりを追い続けてしまっているのかもしれません｡もちろん東京駅のような例外建築もありますが。歴史に依存するスタイルには、安心感がありますよね｡ステンドグラスによって、カラフルな色合いを実現することができ、様々なデザイン、模様によって、まさに幻想的雰囲気を作りあげることができます。これが、まさに北欧風と言っていいでしょう。
アンティークな照明にも、ステンドグラスのものは多くあります｡ステンドグラスは、おおかたハンドメイドで作られていて、微妙な出来の違いによっても、それぞれのお部屋に個性がもたらされます。そして、ステンドグラスを通過した光が、とても幻想的です。お部屋の空間に、いい感じのアクセントも生まれます。
消灯時には、落ち着いた雰囲気ももたらし、いいインテリアになってくれます。
また、北欧風ステンドグラスのペンダントライトをシャンデリア風にちょっと豪華に演出してみてはいかがでしょうか。まさに、お部屋の中心に位置し、存在感がバッチリです。古材を使ったテーブルやアンティーク調の家具との相性もバッチリです。
更に､北欧らしい、白をベースに透明の丸いガラスを散りばめたランプシェードは、ちょっと落ち着いた大人の住空間を演出してくれます。
まとめ
いかがでしょうか。今回、北欧風ガラスのペンダントライトについて解説しました。
いつもシーリングライトだけという方々は､一度、ペンダントライト設置を考えてみてはいかがでしょうか。そのとき、同時に北欧風ガラスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ガラスといえば、窓ガラスにばかりに意識が向いてしまうのかもしれませんが、おしゃれな北欧風ガラスのペンダントライトという選択肢があります｡
また、ステンドグラスを照明として選択することで、とても歴史性も感じる重厚で、かつ癒しの空間を作り出すことができます。
