【2022年度版】選ばれている北欧風シーリングライト

北欧テイストフロアスタンド

北欧の方々は、家で過ごす時間をとても大事にしている人たちです。当然、快適な住空間が考え抜かれているので、日本人の方々も、どのような住空間が提案されているのか関心を持っていらっしゃることでしょう。
家具から北欧インテリアに入るという方々もいますが、照明器具も大事なポイントです。
北欧の照明は、まぶしく感じない優しい光を多灯設置して明暗を作ることでよりリラックスできる空間を作ることができます。
今回、北欧インテリアにどう照明を取り入れたらいいか解説します。



北欧インテリア シーリングライトは不向き?

日本でも冬を迎えて、夏に比べて日も短くなって、なんだか寂しい思いをしている方々もきっといらっしゃることでしょう。でも、そのような時間の使い方も日本人の方々は、しっかり知っているはずです。一日じゅうあたたかいブランケットに包まれて、コーヒーを片手に映画三昧……など、とても素敵な一日ですよね。
そのような過ごし方を求めているという方々は、北欧に学ぶといいでしょう。北欧は、日照時間もとても短くて、やっと明るくなった……と思ったら、午後二時あたりには再び日が暮れ始めて来てしまうのです。それでは、気持ちは相当うつになってしまうかもしれないですよね。
しかし、そのような気持ちを乗り越えるために、北欧の人たちは、いろいろ照明に対しても工夫をしています。
長い時間、お部屋で映画三昧というのもいいでしょう。心地よい音楽を聴いたり、本を読んだり、友だちとおしゃべりをしたり……、それぞれに寄り添うことができる照明器具が一杯生まれて来ました。
基本、北欧では、刻々と変わる暗さに合わせて、一度に照明をつけるのではなく、キャンドルのような感じで、ひとつずつつけることが多くあります。 窓からは、やわらかい灯りがこぼれてホッとした気持ちになることができます。
では、住んでる人たちは、そのような照明に対して暗すぎ……という気持ちになってしまうことはないのでしょうか。全部の照明が明るくなくてもいいのですが、北欧でも作業をする場所など照らさなければならない場所は、しっかり照らすことはしています。何か作業をしていて暗いと思ってしまうことは、いい雰囲気でも照明にとってのデメリットです。
このソファーでよく読書するという方々は、ソファーの後ろから照らすことができるフロアランプなど設置するといいでしょう。それで全体は暗い感じでも、必要な場所に灯りを得ることができます。
それぞれ生活するにあたって、目的にあった灯りをselectすれば、住んでいる方々は、案外、明るいのねという思いになるでしょう。やはり大事なのは居心地の良さです。
おおかた、シーリングライトを使用しているという方々が多いのかもしれませんが、シーリングライトは、満遍なくお部屋を明るくしてしまうため、陰影が乏しく北欧にはふさわしくないと言う声があります。しかし、生活の上でもっと灯りが欲しいというのなら、シーリングライトも選択肢のひとつです。
ただし、光と影のグラデーションをつくるためシーリングライトを消すというのも選択肢のひとつです。適材適所に複数の灯りを使うことで、明暗のリズムを上手く使うことができるということは理解しておきたいところですね。



北欧風シーリングライトのおすすめ

北欧風シーリングライトを素材で選ぶという選択肢もあります。やっぱりお部屋は生活する場所なのである程度しっかり灯りがなければ……と思っている方々も多いです。そのとき、シーリングライトでもナチュラルテイストを一杯使えば、北欧スタイルは実現することができるでしょう。例えば、天然木をふんだんに使用したシーリングライトを取り入れみてはいかがでしょうか。シーリングライトの木製のものを選択すれば、ウッディな内装や家具ともいい感じで調和させることができます。あたたかいお部屋と言う意味では、充分北欧テイストです。
また、ちょっと凝った、北欧インテリアにあうシーリングライトを選択してみましょう。渦のような印象的デザインによって、華やかさも演出することができ、プラスチックシートを通し、優しい光を全体に届けることができます。このようなシーリングライトだけでも充分、北欧を演出することができます。
また、パイン材を薄くスライスして組み合わせたライトであれば、木目が光で優しい感じに浮き上がって、あたたかい雰囲気にしてくれます。



北欧風シーリングライトにこのようなアイデアを取り入れてみては

おおかた、シーリングライトは、生活のため必要不可欠という方々もいらっしゃることでしょう。そのような方々は、シーリングライトを取っ払ってしまうということまではしないでもいいのですが、思いきってオフにする時間を作るとよりリラックスした時間を過ごすことができるでしょう。
お部屋のいたるところに灯りを設置すれば、いろいろな雰囲気を味わうことができます。魅力的な照明に見せる手段は、明暗のリズムを作ることです。そのような方法によって、奥行きのある空間にすることができます。
では、照明はどこに置いたらいいのでしょうか。リビングやダイニングなど大きな空間では、より難しいと思ってしまうかもしれないですよね。
しかし、既にお話ししましたが、何も難しく考える必要はありません。あなたが照明が欲しいと思った場所に置くだけです。何よりも私達の生活が大事、まずは、自分の暮らしの導線を考えてみましょう。自分自身だけの問題ではなく家族が集う場所はどこか……ということも考えてみましょう。必然的に灯りを必要としている場所は見えてくるはずです。
照明は、デザインも大事ですが、配光に対しての配慮が必要です。
例えば、タスクライトとアンビエントライトのふたつをうまく組み合わせるといいインテリアを実現することができます。
アンビエントライトは、お部屋全般に基本となる明るさをつくる照明のことで、天井や壁面など周囲を均一に明るくする照明のことです。タスクライトは、読書灯のような、部分的に照らすものと考えてください。
配光って、結構難しいんじゃないかと思っている人たちもいるのかもしれないですが、実際には私達でも簡単に見分けをつけることができる方法があります。
まず店頭で実際に灯りをつけてみて、シェードの周りで手のひらをぐるりと一周させてみてください。そのとき上下、横とそれぞれ明るさが違うのがわかりますよね。様々な照明がありますが、素材やシェードの角度で少しずつ変わって来ます。照明がどこを照らしてくれて、どこに影が落ちるのかチェックしてみましょう。
別に全てが見えなくてもいい……、北欧の人たちは、口を揃えてそう言います。ただし、アトランダムに、照明を設置しているように見えるものの、このようなポイントによって必然性がなりたっているのです。



まとめ

いかがでしょうか。日本も光と影の文化というものは存在して、陰影の中に美を見出していました。
陰翳礼讃 (いんえいらいさん)という言葉があります。陰翳礼讃 とは、生活と自然とが一体化し、真に風雅の骨髄を知っていた日本人の芸術的な感性のことです。
明と暗が存在しているから、私達は自然感もそこに上手く取り入れて安心することができているのです。
ですから、決して北欧の照明のあり方を全然同意出来ないということはないでしょう。大事なのはやっぱり生活することです。それを優先して、シーリングライトなど選択してみましょう。

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