家の中心にあって、家族が一番集まる場所がリビングです。
くつろいだり、テレビや映画をみたり、ゲームをしたり、読書をしたりと、多目的な使い方をします。
そのリビングの照明がLEDに替わってきています。
この記事では、リビングに相応しいLED照明を紹介していきます。
アシメントリー 真鍮メッキ6灯ペンダントライト GCH002-6 引掛シーリング
まっすぐなアームのみを組み合わせて、複数のランプを取り付けた多灯ペンダントライト。支柱から左右にまっすぐに伸びたアームはあえて長さを均等にせずに短いアームと長いアームを組み合わせたものを交互に3本重ね、お互いのアームを支え合うようにバランスを考慮した新しい形。
リビングにむいているLED照明は
LED照明が普及するにつれて、これまでの白熱電球や蛍光灯には無い特長が、リビングに相応しいと評価されています。
LEDならではの省エネ性、寿命の長さ、応答性の良さなどの特長に加え、光の色を変化させることができる調色機能や、明るさの調節ができる調光機能などが、リビングを快適にしているのです。
最近では音声でON/OFFから調光などまで操作できたり、無線でテレビなどの音声を出力できる機能を持つ製品も出ています。
その様な機能を搭載している照明器具は、現状ではシーリングライトになります。
リビングのメインの照明器具で、部屋全体を照らす役割をします。
実際のところ、シーリングライトだけで広いリビングを照らしても良いのですが、スポットライトやダウンライトを使って、照明に変化を持たせると良い効果が出ます。
スポットライトやダウンライトは、間接照明として壁を照らす役目をします。
しかし残念ながらスポットライトやダウンライトの設置には電気工事が必要となるので、簡単には導入できません。(スポットライトは簡易ダクトレールを用いることで電気工事を行わなくても設置することは可能です。)
その代わりに使えるのが、LEDフロアスタンドです。
床に置いて使うLEDフロアスタンドの種類は豊富で、とてもスタイリッシュな製品や従来からのデザインを採用したオーソドックスなものもあります。
フロアスタンドは1台、もしくは2台をソファの近くなどに配置しましょう。
シーリングライトの光量を絞って、代わりにフロアスタンドを点灯すれば、新たな照明効果を演出できます。
調色機能とは
調色機能とは、光の色を調節できる機能です。
LEDシーリングライトの色を、あたたかい色合いの電球色から、爽やかな昼光色まで光の色を変える事ができる機能です。
より高機能になったフルカラータイプなら、赤や青、緑などに光の色を変える事ができます。
生活スタイルや部屋の用途に合わせて光の色味を変えることが出来ます。
例えば、一日の始まりである朝の起床時には、明るくさわやかな太陽の光の色に一番近い色(昼白色)、勉強や読書時には、 明るく文字が見やすい青白い色(昼光色)、夕食やおやすみ前にはゆっくりとくつろげる暖色系の色(電球色)といった具合で、 お好みの色にすることが出来ます。
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
リビングに設置したいLED照明は
リビングに設置するなら、やはり調色・調光などの機能が付いたLEDシーリングライトが良いでしょう。
シーリングライトなら、それだけで部屋全体を照明できます。
それに加えて、調色・調光の機能が備わっているので、リビングの照明に多彩な変化が付けられます。
代表的なメーカーのLEDシーリングライトの機能を幾つか紹介します。
➀東芝:「ワイド調色タイプ」の特長は、色と明るさを合わせて調整することで、生活の色々なシーンで最適な照明を実現しています。色の範囲は、電球色の下限値(2,000K)から、昼白色(4,700K)、そして昼白色(6,500K)です。
2,000Kではろうそくを灯すような落ち着きのあかりを実現。5,000Kでは日中の活動をサポート。6,500Kでは読書、勉強などのシーンにしっかり明るい光で、新聞の文字もくっきり。
おやすみになる前、めざめるとき、勉強のとき、それぞれに適したあかりをセッティングしてくれ、リモコンボタンをひとつ押すだけのカンタン操作で使うことができます。
②Panasonic:「おまかせモード」は、自分で設定した時間になると自動であかりのシーンを切り替えてくれる機能です。朝モード(6,200K)は「文字くっきり光」、昼モードは「普段のあかり」、夜モード(2,700K)は「暖かい色」と生活リズムに合わせてあかりが切り替わります。
③日立:「あかりセレクト」機能は、さまざまな暮らしのシーンに合わせて明るさと光の色を組み合わせたおすすめのあかりを選べます。「蛍光灯」「図書館」「食卓」「電球」の4つのボタンを押すだけです。
「ラク見え」機能は、年齢とともに必要になる明るさと、青緑色の光成分を補うことで、文字も色もはっきり見やすくなります。本や新聞などの細かい文字を読むときや、手芸や絵画など色彩を使った趣味の時間などにおすすめです。
④三菱電機:爽やかな昼光色から温かみのある電球色まで、光色を変更できます。明るさは100%から5%まで変更できます。
⑤ホタルクス(NEC):点灯モードが3つ「アクティブ(昼光色)」「ナチュラル(昼白色)」「リラックス(電球色)」あり、ダイレクトボタンで選べます。
「感震センサ」が搭載されているタイプは震度4以上の揺れを検知して自動で点灯し、アラームで知らせます。
⑥アイリスオーヤマ:電球色から昼光色まで調色が可能。電気のON/OFF、調色も含めて音声操作が可能。
⑦コイズミ:電球色から昼光色まで調色が可能。電気のON/OFF、調色も含めて音声操作が可能。
ここで紹介した機能は各メーカーすべてのシーリングライトに搭載されているわけではありません。商品を購入される際は事前に確認するようにしてくださいね。
カフェのような空間に! 黒いワイヤー の5灯ペンダントライトGPN006-5
見る角度によって幾何学的に見え、表情が変化する飽きのこないデザインの5灯LEDペンダントライト。 黒いワイヤーシェードと対照的に輝くソケットカバーがワンポイント。ペンダントライトの光は電球色(色温度2700K)で、暖かみのある夕暮れのような光の色合いでお部屋を落ち着いた雰囲気に。
リビングの照明をLEDに交換しよう
リビングには多機能のLEDシーリングライトを勧めてきましたが、部屋が広い場合に1台でよいかどうか検討しなくてはなりません。
LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準は、一般社団法人「日本照明工業会」によって以下の通り定められています。
上表で表しているルーメンとは明るさを表す単位です。
LEDシーリングライトを選ぶ際には、その部屋の広さ(畳数)の上限値にしましょう。
明るすぎる場合は調光機能で、調整すれば大丈夫です。
14畳以上の広いリビングや、細長いリビングの場合はどうすればよいでしょうか。
また、吹き抜けの場合の対応はどうすべきでしょうか。
細長い場合は、小さめのシーリングライトを2台設置すれば対応できます。
吹き抜けの場合は、シーリングライトは使わず、複数のペンダントライトと、四方の壁を照らすスポットライトで対応します。
正方形のような部屋で、とても広い場合は照明プランをしっかり考える必要があります。
考え方を変えて、リビング全体を満遍なく照らす必要があるかどうかを検討しましょう。
例えば大型のシーリングライトと、2台のフロアスタンド、必要な場所にスポットライトまたはデスクライトで対応できます。
家具やテレビなどの位置関係によっても、照明が必要な場所とそうでない場所が出てくるでしょう。
そういう場合も、フロアスタンドなら柔軟に対応が可能です。
まとめ
リビングの照明を最新のLEDシーリングライトにすることで、照明空間が大きく変わります。
特に色が変えられるので、これまでと違うことを実感できます。
また、シーリングライトとLEDスポットライトやLEDフロアスタンドを組合わせて使用することで、リビングがとてもおしゃれな空間に変わります。
先ずは、照明器具をLEDシーリングライトに替えてみませんか。