勉強や読書をしたり、細かな作業をする時には、デスクライトがあると目の疲れが少なくはかどります。
最近のデスクライトは殆どがLEDを使っており、非常に多くの商品が出回っています。
何を選んだらよいのか、そのポイントを抑えておきましょう。
この記事ではおすすめのLEDデスクライトを紹介しますので、参考にしてください。
LEDデスクライトをおすすめする理由
LED照明のメリットは、省エネで寿命が長い、コンパクトなのでデザイン性に優れている点ですが、デスクライトでも同様のメリットがあります。
一方で、LEDが良くないとされている理由もあります。
デメリットの1つは、多重影(LEDライトで手元を照らしていると複数の影が発生するという現象)があります。
もう1点は、LEDの光そのものが刺激が目には強いとも言われています。
上記にあげたLEDのデメリットは目を疲れさせ、LEDは目に悪いと言われてきました。
しかし技術は進化し、多重影を抑えたLEDや目に刺さるような光を軽減したLEDが開発されています。
LEDのメリットの整理
LED照明のメリットは次の通りです。
・優れた省エネ性能:LEDの消費電力は、白熱電球の1/10程度、蛍光灯の1/2から1/3程度です。
・長寿命性能:LEDの寿命は、白熱電球の10倍から20倍、蛍光灯の5倍と長寿命です。
・発熱が少ない。
・小型が容易でデザイン性に優れ、省エネなのでコードレスにも対応できます。
これらに加えて、LED照明は調色ができるというメリットがあります。
LED照明のメリット:調色
調色とは、光の色を調節できる機能で、LED照明ならではの機能です。
一般的には、寒色系の光(青みがかった光、白い光)から 暖色系の光(赤みがかった光)に調整することが可能です。
一部のシーリングライトでは、生活スタイルや部屋の用途に合わせて光の色味を変えることができます。
例えば、朝の起床時には、明るくさわやかな寒色系の色(昼光色)、昼間には、 明るく文字が見やすい白い色(昼白色)、夕食やおやすみ前にはゆっくりとくつろげる暖色系の色(電球色)といった具合に変化させることが可能です。
この機能を搭載したデスクライトもあります。
調色は、机で勉強や仕事をする際にも同様の効果が期待できます。
勉強や仕事で、机に長時間向き合う作業のときは、昼光色が適しているとされています。
演色性が高く、文字の黒さと紙の白さのコントラストが一番はっきり見えるので記憶力アップにつながり、また眠くなりづらいとも言われています。
LEDデスクライトのおすすめ機能
最新のLEDデスクライトには色々な機能が搭載されています。
その中からおすすめ機能を紹介しましょう。
・調光、調色機能:明るさを調整できる調光、光の色を変えられる調色、両方の機能を搭載
・USBポート:携帯やPCを充電できる機能
・スマホスタンド:スマートフォンを固定できるスタンド
・ワイヤレスチャージャー:スマートフォンをコードレスで充電できる
・時計、カレンダー、温度計
・多重影対策をしている
多重影対策とは、光の照らし方やライトの位置を工夫して、多重影ができないようにしたデスクライトのことです。
多重影は、疲れ目の大きな原因となるので、多重影対策を施したデスクライトを選びましょう。
目に優しいデスクスタンド
デスクライトは机上で使うという役割から、光源と目との距離がとても近い照明器具と言えます。
そのため、目にストレスがかかりやすいので、多重影対策同様、幾つかの対策がされていることが重要です。
➀グレア
デスクライトの光が目に入ることで、不快感や目の痛み、ストレスを感じることがあります。
そんなデスクライトの「まぶしさ」のことを「グレア」といいます。
グレアが発生する原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、デスクライトの明るさのバランスや角度です。
2つ目は、年齢や生理的状態です。
特に白内障を患っている人、高齢者はグレアを感じやすいという調査結果が出ています。
グレアは、LEDデスクライトの問題点の一つで、何も対策していない場合、強くて細い光が出てしまうのです。
その光が目に入ると、吐き気などの症状を引き起こします。この「グレア」対策があるかどうかが、デスクライト選びのポイントとなります。
②フリッカー
フリッカーとはちらつきのことです。
多くのLEDデスクライトは、「点灯方式」が用いられています。
点灯方式は、目に見えないほどの速さで細かく点滅を繰り返すことで、発光させるしくみです。
消費電力を抑え寿命を長くするというメリットがあります。
しかし、この点滅が原因で細かいちらつきが発生してしまいます。
その目に見えない、わずかなちらつきを「フリッカー」といいます。
フリッカーに長時間さらされると、倦怠感、頭痛、視覚障害を引き起こす可能性があります。
③ブルーライト
ブルーライトは、人間の目で見える光の中では最も波長が短いため強いエネルギーを持っており、それは奥深く目の中の網膜まで達します。
このブルーライトは目の乾燥や睡眠障害の原因になるだろうと言われていますが、実はどのくらい浴びると、人間にとってどういう悪影響があるのかは、まだ具体的に明らかになっていないようです。
おすすめの最新LEDデスクライトの紹介
ここからは、おすすめの最新デスクライトを紹介します。
➀パナソニック LEDデスクライト SQ-LD517-W
広範囲が明るく、仕事や勉強におすすめのデスクライトです。
照射範囲は、JIS:AA形の広範囲をカバーしています。
文字くっきり光(6200K)で文字が読みやすいので、読書や勉強にもおすすめです。
多重影対策がされているため、目もつかれにくいです。
可動範囲が広く欲しいところに光が届く(5ヶ所可動)設計です。
②MotoM(モトム)LEDテーブルランプGS1704
木のぬくもりが感じられる木目の美しさと、金属との2トーンでお部屋の雰囲気を引き立てる、ビンテージ感が漂うお洒落なデスクライトです。
コンパクトですがJIS規格A型相当の照射範囲があり、机を明るく照らします。
アームは角度調節しやすく、ハーブやレタスなどの水耕栽培も可能です。
朝8時~夜12時まで点灯しても一か月の電気代は約67円と経済的です。
③コイズミLEDモードコントロールツインライトECL-546
長時間机で作業や勉強するには最適のデスクライトで、照射範囲はJIS規格AA相当と広範囲を明るく照らします。
左右からライトを当て机のすみずみまで明るく照らします。
ライトは大きいですが、クランプ式で机の上は広々。紙への反射や多重影が出ないのが魅力です。
目的別に分かれた3つのモード搭載で、長時間机に向かう方をサポートします。
まとめ
デスクライトの選び方や注意点を分かって頂けましたか。
机で快適な作業を行うためには、目に優しいデスクライトが重要だと理解されましたか。
LEDデスクライトは、形も機能も両方大切ですが、目に優しい機能を持った製品を選びましょう。
作業時間が長いほど、目は疲れてしまいますから、なるべく対策が万全のデスクライトを買いましょう。
目はとても重要です。
自分の目を守ることに十分過ぎるくらい注意をしてください。
デスクライトもしっかり対策をした物を選びましょう。