学習用LEDのデスクライトはどう選ぶ

子供さんが勉強するとき、なんと言っても必要不可欠なものと言えばデスクライトです。
学校のテストの成績も
デスクライトに左右されると言っていいかもしれません。

最近では、おおかた子供さんのため、LEDのデスクライトを購入されるのではないでしょうか。

LEDのデスクライトは、蛍光灯のデスクライトとどのように違うのでしょうか。このあたりのことも親御さん方がしっかり理解しておかなければならないところです。

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学習用デスクライト LEDと蛍光灯を比較する

照明についてはてな

最近は特に親御さんは、子供さんのために、LEDのデスクライトを購入しようと考えるのではないでしょうか。

新しい学習用デスクライトと言えばLEDということになるのでしょうけど、安易にデスクライトを購入してしまうことで、あとあと後悔してしまうこともありますので、慎重に調査、比較も必要です。

LEDと蛍光灯にかかるコスト比較

学習用デスクライトも、勉強時間が長いほどどの程度電気代がかかってしまうのか気になるのではないでしょうか。

実際に、蛍光灯とLEDのランニングコストはどの程度なのでしょう。最近は、LEDデスクライトの価格も安くなって、蛍光灯と同じように気軽に購入することができるのかもしれませんが、気になるのはやっぱり電気代です。

蛍光灯のデスクライトは、寿命が6,000~13,000時間程度と言われています。ある実験の結果ですが、ツインバード工業「TWINBIRD」の電気スタンド(LK-H451)、消費電力18W、机に向かう時間が1日5時間と設定した場合、一般的な家庭の電気代は27円/1kWhのため、18W÷1000×5時間×27円という数式で、2.43円という数字になります。

1カ月を30日で計算すると1カ月あたり72.9円、年間874.8円という計算になります。

では、LEDのデスクライトはどうなのでしょうか。LEDの寿命は、だいたい40,000時間と言われています。おおかた、蛍光灯のデスクライトと比較して、3倍程度寿命が長いです。ですから、LEDの学習用デスクライトの方が価格は高いとしてもコストパフォーマンスの高い買い物ということになります。

プラスして、LEDの学習用デスクライトも段々と価格が安くなってきているので、親御さんたちは、是非、LEDのデスクライトを購入しようという気持ちになってしまうことでしょう。

LEDの学習用デスクライトのメリットはそれだけではありません。
ツインバード工業「TWINBIRD」の電気スタンド(LE-H422W)で実験をした結果、消費電力5.5W、机に向かう時間が1日5時間の設定で、5.5W÷1000×5時間×27円=0.743円という計算になります。

1カ月を30日で計算すると1カ月あたり22.29円、年間267.48円です。

LEDの学習用デスクライトは、蛍光灯のデスクライトよりも、年間で607.32円も安く済ますことができるのです。

総括してやっぱりLEDの学習用デスクライトがいいということにどうしてもなってしまうのかもしれません。

ただし、果たして、LEDの学習用デスクライトは、子供さんにとって全面的に勉強しやすい環境が作られていると言っていいのでしょうか。

子供さんが勉強するからには、目に負担のかからないデスクライトである必要があります。

学習用LEDデスクライトは目に優しいのか

みなさんが蛍光灯のデスクライトで普通に勉強していた頃には、蛍光灯のデスクライトがあまりにも当たり前すぎる照明器具であったため、目に悪いとか、そのような評判があがる機会もあまりなったような気がします。

蛍光灯が、日本で販売されるようになったのは、1950年前後の頃です。もう既に、蛍光灯のデスクライトについては相当長い歴史が存在していますが、そのあいだに健康被害などで訴訟も起きた話しはありませんので、まずは安全圏の範疇と言っていいのではないでしょうか。

LEDが登場したのは、2009年以降のことです。実際に、まだまだ、LEDの歴史が浅いので、今後LEDに対していろいろと問題がわき起こる可能性がゼロということではありません。LEDの歴史は、まだまだ浅いということができますが、2011年3月の東日本大震災後において、政府の節電要請を受けて補助金制度などの活用もあって、一気に普及がスピーディー化していくことになります。

おおかた、今からデスクライトを購入しようと思えば、LEDを購入しようと思うことでしょう。

学習用デスクライトは、勉強をするためのものであり、手元をしっかり明るく照らしてくれる必要があります。ただし、LEDの学習用デスクライトでも、性能の低い商品が販売されていて、そのようなライトは充分な明るさが確保できない可能性があります。また、古い製品を使い続けることでも、そのような事態が起こる可能性があります。

日本工業規格では、卓上スタンドの明るさについて基準値としてこのように定めています。「AA形」(可搬式)では、光源から30cm離れた場所で500ルクス以上を確保、「A形」(据置式)では300ルクス以上確保される必要があります。そして、消費者庁では、「AA形」(可搬式)のものに対して精細作業用のもの、「A形」(据置式)のものは「読書用」として位置付けています。

子供さんが勉強するためにデスクライトを購入する場合には、「読書用」と表示できる【A形相当】以上の商品を選ぶべきでしょう。

いろいろなLEDの学習用デスクライトが販売されていますが、なかなか詳細データがわからないものも販売されています。

JIS規格相当が表示されていない商品で、かつ照度(ルクスやLx)のスペックが記されていないものに対しては、光束(照明器具から発せられる光の束の量)だったら、最低レベルでも400ルーメン以上、可能なら800ルーメン以上のものを選択、そして、消費電力は、おおかた7ワット以上程度のものを選択すれば、明るさ的にはそれほど問題はないのだと思います。

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目に優しい、眩しすぎない明るさ
ツインリフラクションランプは、広い照射面なので明るさが均等でムラが少なく、目への負担が小さい。手元だけではなくデスクをまんべんなく明るく照らします。

LED学習用デスクライトの問題点

現在、当たり前のようなLEDの学習用デスクライトが購入されているのかもしれませんが、LEDの学習用デスクライトにデメリットがない訳ではありませんので注意することも大事です。 

以前から、LEDのデスクライトは、「多重影」(マルチシャドウ)の問題を抱えています。マルチシャドウとは、放射状にいくつもの影ができてしまう現象を言います。LEDのデスクライトは、小さなLED球を一杯並べて明るさをキープしているため、至近距離で使用する場合、光源の数だけ影が発生する、多重影現象が起こる可能性があります。

マルチシャドウは目の負担になってしまうので、ひょっとしたらLEDのデスクライトは学習用としてあまりふさわしいとは言えないのかもしれません。子供さんの眼精疲労も問題も、親御さんは真剣に向き合っていかなければならないでしょう。

かつて、LEDの学習用デスクライトはマルチシャドウの問題を抱えていたというのは事実です。ただし、現在のLEDのデスクライトにおいては、マルチシャドウの問題が技術的に改良されているので、ほとんど問題はないと言っていいでしょう。

また、LEDの学習用デスクライトの見やすさについて言えば、より自然光に近い演色評価数(演色値)あたりを意識して購入するといいでしょう。Ra値(平均演色評価数)が大きいほど太陽光下での見え方に近くなっていきます。

また、まぶしすぎない明るさに調節できるよう多段階だったり、無制限の調光機能があるといいでしょう。

また、部屋の照明とデスクライトの色温度を合わせることができる調色機能が付いていると、より目に優しいデスクライトということができます。

まとめ

いかがでしょうか。今回、LEDの学習用デスクライトについて解説しました。やっぱりいまどきは、蛍光灯のデスクライトよりは、LEDという思いが強いでしょう。

LEDの学習用デスクライトは、あまり目に優しくないのでは……?そのような現在問題も技術的に改良されようとしています。

子供さんのため、ちょっと価格は高くなってしまうのかもしれませんが「調光機能」「調色機能」などにも注目してみてはいかがでしょうか。

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