寝室にペンダントライトというのは意外とイメージが湧かないかもしれません。寝室で使われる照明は、間接照明やフロアスタンドライト、ブラケットライトなどの天井照明ではない照明を使い、光源が低い位置にあることで落ち着いた雰囲気を演出することも多いです。それでは天井照明であるペンダントライトはリラックス空間を作りづらいのかと言われるとそうではありません。
ペンダントライトのデザインやセードの素材、寝室のどこに取り入れるかなどポイントを押さえることでリラックスできる空間にしつつ、ペンダントライトにしかないオシャレさのある寝室にできます。それではペンダントライトのおすすめの取り入れ方をご紹介します。
目次
【おすすめの取り入れ方1】ペンダントライトを低い位置で吊すと寝室のアクセントに
ペンダントライトの良さは吊す長さの調節ができることです。もちろん器具によって調節の幅は変わります。ちなみに調節ができないものでも楽天やアマゾンなどでペンダントライトのコードアジャスターが売っているのでそれを取り付けるとある程度は調節することも可能です。
低い位置がどのくらいかにもよりますが、コードの長さが足りない場合は、ロングコードを購入してセードを取り替えるか、それができない器具であれば、メーカーに問い合わせて特注で作ってもらうこともできないわけではありません。プラスでお金はかかりますが空間や他のインテリアと合わせて照明を考えると、素敵な寝室をつくることができるのでおすすめです。
低い位置に配置するということは頭をぶつけたり、邪魔になったりすることもあります。そのようなことがないよう、配置する場所は気をつけましょう。人が行き来する動線部分には配置しないようにしましょう。飾り棚などがある場合はその上に配置するといいです。飾り棚の主張にもなりますし、飾り棚の上を人は通らないので絶対に頭はぶつけません。
ベッドサイドに吊す
ベッドサイドにペンダントライトを吊るすととてもお洒落な寝室に。ブラケットライトやスタンドライトもいいですが、ペンダントライトならではの空間のリズム感を楽しめます。ベッドサイドテーブルがある場合はその真上に吊すといいですね。
お部屋の隅に吊す
ベッド際あたりやお部屋の角になるところに化粧台やちょっとした棚を置いている方もいらっしゃると思います。その真上にペンダントライトを吊るすのもおすすめです。
観葉植物を置いているのであれば観葉植物に光を当てるイメージで吊るしても。観葉植物が空間の中で引き立ちますし、緑と光で癒されますよ。しかし、あまり光源と観葉植物を近づけすぎないようにしましょう。LEDであれば低温なのでまだ危険は少ないですが、白熱球など熱をだすものであれば焼けてしまい、最悪火事になることもあるかもしれません。安全面も考慮できるといいですね。
【おすすめの取り入れ方2】寝室のメイン照明を大ぶりなデザインのペンダントライトに
寝室に大きなペンダントライトを使うというのもあまりイメージがつかないかもしれません。しかし寝室にマッチするようなデザインのものを選ぶと、大きなペンダントライトでも落ち着きのある寝室にすることができます。ではその落ち着いた空間にできる大きなペンダントライトの選び方を説明していきます。
光の方向が全方向になるものにしよう
ペンダントライトは、セードがあるかどうかやセードの素材、かたちによって光の方向が変わります。例えば布などの半透過性のセードであれば光を通すので全方向に光は行き届きます。光を一切通さない木や鉄などのセードは、その素材で覆われていない部分から光は漏れます。ダイニングテーブルの上につけられるペンダントライトは、テーブルを集中して照らせるよう下方向にのみ光で照らされるようなセードのペンダントライトが選ばれている印象ですが、寝室にはそういったペンダントライトはあまり向きません。
ベッドを集中的に照らしても眩しいだけですし、寝室は寝る場所であって活動をする場所ではありません。ダイニングテーブルの上に採用されるペンダントライトが下方向なのはそこに光が必要だからです。手元が見えづらいと食事がしづらいですよね。寝室では手元で作業することはないですし、必要であればテーブルランプやリーディングライトなどの部分照明でまかなえます。お部屋全体のメインとなる照明は下方向のみ、上方向のみではなく全体に光が広がるようなペンダントライトをおすすめします。
柔らかい光にしよう
全方向のペンダントライトでも光が強すぎると落ち着いて過ごせません。明るさの好みは人それぞれですし、寝室の広さによっても変わります。しかし寝る直前にお部屋の隅々まで照らされるような明るさはいらないですね。いってしまえば40ワット(約485ルーメン)の電球ひとつでもいいのです。40ワット(約485ルーメン)でも明るすぎるという方はもっと明るさを抑えればいいですし、裸電球は光源が直接目で見えるため眩しすぎるという方は半透過性のセードがついているペンダントライトがいいでしょう。
布セードやすりガラスセードなどの半透過性のセードは、光を通しながら、その光を拡散させて柔らかくしてくれます。
【おすすめの取り入れ方3】寝室を可愛らしく、小ぶりなペンダントライトの多灯使い
ペンダントライトの醍醐味の一つに多灯使いをするというのも含まれます。他の照明器具には出せない雰囲気、リズム感を空間に与えられます。
高さ違いで吊す
高さを変えて小ぶりなペンダントライトを吊すととてもおしゃれです。コードで長さを調節できますのでバランスを見ながら数灯吊るしてみましょう。3灯以上あるのであれば高さもですし、左右もばらつかせて配置すると素敵ですよ。
まとめ
ペンダントライトを寝室にどのように取り入れるかをお話ししました。寝室照明をどうしようか悩んでいる方がいらっしゃいましたらこの記事が参考になってくれたら嬉しいです。
購入後もコードの長さを調節できて、違った雰囲気を楽しめるというのはペンダントライトにしかない魅力です。寝室以外でも使える照明なので他のお部屋で使っている照明と交換しても楽しいです。
自分のお気に入りのペンダントライトを見つけて寝室照明を楽しんでくださいね。
ペンダントライト購入時の注意
ペンダントライトの取り付け方法は基本的に2種類あり、同じデザインでもその取り付け方法に合わせた2種類のプラグタイプが販売されていることが多いです。引掛シーリングに取り付ける際は引掛シーリングタイプ、ダクトレールに取り付ける際はダクトプラグタイプを選びましょう。
ご自宅の寝室はどの取り付け方法なのかをしっかり確認して、購入時も確かめて買うようにしてくださいね。もし間違えた場合は取り替えられるかを購入先に相談してみましょう。
実は引掛シーリングタイプをダクトプラグに変える変換ソケットも売られています。もし取り替えることができなかった場合にはこの変換ソケットのプラグを購入すれば取り付け可能です。値段も2〜3個で1000円以内で買えるのでお手頃です。
【MotoM】寝室にも使える!おしゃれペンダントライト
スフィアシリーズ ペンダントライト
印象的なデザインのおしゃれなペンダントライト。乳白フロストガラスのグローブなので優しい光で空間を照らしてくれるので寝室にもぴったりです。ベッドサイドなどに吊っても素敵ですし、天井が高い寝室なら寝室の真ん中あたりに取り付けてもいいですね。多灯で吊るとまた違う印象になるペンダントライトです。
ベース部分の色は白と黒があり、球体が上下に1つずつついているタイプと、下方に2つついているタイプがあります。組み合わせて使っても、単体で使っても素敵な照明です。
シリンダーシリーズ
シンプルで合わせやすいデザインのペンダントライト。邪魔になることなく、空間のアクセントとして取り入れられます。ベッドサイドや寝室のコーナーなどに取り付けたり、多灯使いしても素敵です。色は4色、黒・白・ゴールド・シルバーとあります。多灯使いするときは色を合わせても混ぜて使ってもいいですよ。
LEDペンダントライト GPN011
ガラスセードから見える裸電球がレトロで可愛らしいペンダントライト。寝室にワンポイントで取り入れ空間のアクセントにできます。ヴィンテージテイストですが、モダンなお部屋やシンプルなお部屋にも合うデザインです。