ペンダントライトのシェードはさまざまなデザインや素材で販売されています。木製からガラスといった素材が使われ、デザインも多種多様。さまざまな種類があることで理想の部屋を作るときのアクセントとしてこだわることができ、気分をかえるアイテムの1つとしてペンダントライトを使うという方法もあります。
ここでは、数あるデザインの中から「北欧」に絞ってペンダントライトをご紹介していきます。北欧というと「ナチュラル」、「シンプル」、「かわいい」と感じることが多いのではないでしょうか。
では、実際にキッチンに北欧ペンダントライトを選ぶ際に注目するポイントや、おすすめの北欧ペンダントライトをご紹介していきましょう。キッチンに設置することを考えている人はぜひ参考にしてください。
目次
アイランドキッチンの照明は北欧風ペンダントライトがおしゃれ
北欧ペンダントライトのデザインは、素朴に感じるデザインやシンプルな中に力強さを感じるデザインまで幅広く揃っています。そのため寝室やキッチン、リビングなどの住宅はもちろん、店舗などさまざまな場所で使用できます。
「キッチンに北欧ペンダントライトを使い、雰囲気をかえよう」と思い立ったら、どのような雰囲気のアイランドキッチンにしたいか考えましょう。そして、数あるデザインの中から理想のデザインや素材のペンダントライトに絞ることをおすすめします。
キッチンの雰囲気は各家庭で異なり、アイランドキッチンにはペンダントライト以外の電化製品や家具が配置されています。そのため、おしゃれなキッチンにするポイントは、バランスを考えながらペンダントライトを設置することです。
また、生活していくうえで使い勝手の良さも守りながらキッチン照明を決めていくことを、忘れないようにしましょう。
アイランドキッチンに合わせる北欧風ペンダントライトの選び方
アイランドキッチンは住宅の中で家族みんなで使う空間です。毎日、料理でキッチンに立つ時間が長いため、納得できる照明をみつけたいと考えるでしょう。
北欧ペンダントライトは、控えめな雰囲気を持ちつつ一つ一つに個性があるので、アイランドキッチンでも北欧ペンダントライトを使用することはおすすめです。
しかし、さまざまなデザインがあるといろいろ目移りしてしまい、どのように選んだらいいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。ここでは、選び方のポイントをまとめましたので、見ていきましょう。
照明の高さは見た目のバランスを重視
アイランドキッチンにはペンダントライトのほかに、家具や家電が配置されています。いろいろな物が置いてある空間で統一感を出すためには、見た目のバランスを重視することがポイントです。また、ペンダントライトは天井から吊り下げるため、コードやチェーンの長さも重要になります。
そのため、購入するときに長さが確認できるように、「〇〇cm~〇〇cm」といったような表記がされています。この表記を見て天井から吊り下げたときに、必要な長さがあるのか確認することが可能です。
吊り下げた状態でペンダントライトの見た目のバランスをみて、必要であれば長さの調節をしましょう。長さを調節せずに使用してしまうと、アイランドキッチンでの作業時や移動するときに、ペンダントライトが邪魔になってしまう可能性があります。
アイランドキッチンの照明は、食材を正しい色で見ることができたり、料理を美しく照らせるものを選ぶのも重要です。また、アイランドキッチンでは料理をする際に包丁などの刃物を使うため、手元をしっかりと照らせるものを選びましょう。
アイランドキッチンのスペースに合わせて灯数を決める
アイランドキッチンの広さは各家庭によって異なります。北欧ペンダントライトをはじめとした各種ペンダントライトは、1灯タイプといくつかの照明が連結して1組になっているタイプ(多灯)があります。どのタイプを使うかは、ご自分の好みやキッチンの雰囲気によりますが、決めるときのポイントは「アイランドキッチンのカウンタースペース」です。
例えば、狭いアイランドキッチンには1灯を付ける傾向があります。スペースが狭いところに多灯のペンダントライトを設置すると、付けたときにアイランドキッチンからはみ出してしまったり、圧迫感が出てしまう可能性があります。同じように、ボリュームのあるペンダントライトも、アイランドキッチンスペースを考慮して、シェードの大きさを決めましょう。
広いスペースであれば、ボリュームがあるシェードタイプや多灯でも、圧迫感を感じづらくなるでしょう。反対に、広いスペースで小さめのシェードにしてしまうと、印象が薄くなります。
気に入ったペンダントライトを設置して、思い描いていたおしゃれ空間になるように、アイランドキッチンのスペースも考慮するようにしましょう。
アイランドキッチンの照明は、食材を正しい色で見ることができたり、料理を美しく照らせるものを選ぶのも重要です。また、アイランドキッチンでは料理をする際に包丁などの刃物を使うため、手元をしっかりと照らせるものを選び、灯数も適切な数に調節しましょう。
レールに吊すか直付けするかを決める
ペンダントライトは天井に設置したレールから吊るすか、天井に直付けする「直結」の2パターンで設置します。設置方法は異なりますが、どちらもペンダントライトを設置する方法です。
レールは「ライティングレール」もしくは「ダクトレール」といいます。レールは照明器具を設置する役割があります。ぺンダントライトはレールの中であれば移動ができます。インテリアに合わせてお好みの位置に変更できる点が、レールにするメリットといえるでしょう。
また、レールはカフェや喫茶店などの店舗でも使用され、おしゃれな空間にするために一役買っているアイテムです。そのため、家庭のアイランドキッチンにもレールを設置してペンダントライトを吊るすことで、簡単にカフェや喫茶店などの雰囲気を出すことができます。
次に天井に直付けする「直結」についてです。まず、直結は引っ掛けシーリングを使用しません。天井から出ている電気配線にペンダントライトの配線をつなげ、天井に設置します。配線をつなげるという作業は自分ではできないため、プロに依頼することが必要です。
どちらのタイプにするかは、アイランドキッチンや部屋全体の雰囲気との調和が大切になります。設置方法はキッチンの雰囲気や手間などを含めて考えるようにしましょう。
ダイニング・リビングのテイストと合わせる
アイランドキッチンで北欧ペンダントライトを使うのであれば、ダイニングやリビングのテイストとも合うように意識すると、さらに、おしゃれ空間をつくることができます。
アイランドキッチンからダイニングやリビングが1つの空間になっている場合は、特にテイストを合わせることが重要です。たとえアイランドキッチンのペンダントライトを北欧デザインにしても、リビングやダイニングのテイストが合っていないと、雰囲気や見た目のずれを感じます。
統一感を出すためには、ダイニングやリビングから見た風景もチェックして、テイストの確認をしましょう。
アイランドキッチンをおしゃれにする北欧風ペンダントライト
ここからは、アイランドキッチンをおしゃれにする北欧風ペンダントライトをご紹介します。それぞれのペンダントライトで重さや使われている素材が異なるため、実際に使う場所のキッチンと紹介する商品を参考にしてください。
LED磁器ペンダントライトMPN12
サイズ:直径φ14×高さ22.2cm
重さ:0.9kg
電球の種類:LEDランプ
LED磁器ペンダントライトMPN12のシェードは白の陶器製です。シェードには小さな穴がいくつもあり、シェードの穴がアクセントになっています。スイッチをいれることで、小さな穴から放たれる光と、陶器製のシェードを通して優しく光が癒しの空間を演出してくれます。
また、陶器製のシェードのペンダントライトを使うことで、ナチュラルな雰囲気を演出することも可能です。
ランダムなドット柄 磁器ペンダントライト
職人がひとつひとつ釜でていねいに焼きあげた磁器をシェードに使いました。昼間は磁器の白さがお部屋に清潔感をあたえ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋をほっとあたたかくともします。
LEDペンダント3灯GPN010-3
サイズ:幅97.9×奥行23cm
重さ:3.1kg
電球の種類:LED一般クリア電球
「LEDペンダント3灯GPN010-3」はシェードがガラス製で、シンプルな中に個性的な雰囲気を醸し出しています。ガラス製のシェードは光をつけると下だけではなく、すべての方向を光で照らしてくれます。シェードがキラキラと光ることで、明るく癒される空間を演出してくれるため、見た目でも癒されるでしょう。さらに、3灯で一組になっているため、1灯で使うよりも光にボリュームを出すことが可能です。
ただし、ガラス製のシェードで多灯のペンダントライトのため、3.1kgと重さがあります。そのため、脚立などの台に上がり取り付ける際は、割れたり重さで脚立などから落下しないように、注意しながら作業しましょう。
クリアガラスと電球のフィラメントが綺麗な3灯LEDペンダントライト
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアなガラスセードがポイント。真鍮古美メッキカラーのアーム部分とソケット、ビンテージテイストのクリアセードが、程よいヴィンテージ感を演出。
円盤ペンダントライト&植物ポットMPN01
サイズ:70cm~130cm
重さ:0.65kg
電球の種類:LEDモジュール
「円盤ペンダントライト&植物ポット」の特徴は、シェードの下に植物ポットを吊り下げられるところです。その中に植物を入れることで光と輝く植物を楽しむことができます。また、植物ポットを吊り下げるためのフックと紐がセットになっているため、ペンダントライトが到着したら植物ポットもすぐに使えます。
北欧テイスト 円盤ペンダントライト アイボリー
円盤ペンダントライトは、植物ポットをぶらせげてエアプランツなどお好きな植物や砂をガラスの植物ポットにいれて、灯部真ん中に吊るしてテラリウムを楽しめます。植物ポット3個付きと植物ポット無しのどちらかを選べます。
北欧風ペンダントライトで癒しやおしゃれ空間を演出しよう
北欧ペンダントライトは、ナチュラルなデザインから個性的なデザインまで幅広くあります。そのため、自宅のキッチンに合わせたペンダントライトを見つけるためにも、ご紹介した選び方を参考にしてみてください。
キッチンから続くことの多い、ダイニングやリビングまでの雰囲気に合わせて選ぶと統一感がでるので、まずは全体に合わせてデザインを選ぶことが大事ですね。
取り付け方も天井に直付けにするタイプと、レールを天井に設置してそこから吊り下げるタイプの中から選べることがわかりました。レールを設置することで多灯タイプのペンダントライトを吊るすことができますので、灯数によって取り付け方を選ぶと良いでしょう。
ペンダントライトはデザインだけではなく、素材によって光の透過や反射が違います。どのような雰囲気のキッチンにしたいのか決めて北欧ペンダントライトを購入し、理想のキッチンをつくってみましょう。