簡単に照明を設置することができる引掛シーリング。
照明を設置するのに欠かせない器具になりますが、ひと口で引掛シーリングといってもその種類はさまざまあります。
どの引掛シーリングでもOKというわけではありません。
設置したい照明器具と合うものを選ばなければ、せっかく選んだ照明も設置できないままとなってしまいます。
では、引掛シーリングにはどんな種類があるのでしょうか。
また、引掛シーリングタイプのシーリングライトを選ぶ際、気を付けるべき点はあるのでしょうか。
ここでは、引掛シーリングの種類やシーリングライトを選ぶ際に気を付ける点を解説していきます。
さいごに、おすすめのシーリングライトも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
引掛シーリングはどんなもの?
電気工事がいらず、資格を持たない人でも簡単に設置できる引掛シーリング仕様の照明器具。
引掛シーリングは照明器具に電気を通すための天井専用のコンセントになります。
引掛シーリングボディが天井に設置されていれば、取り付けはとても簡単です!
引掛シーリングの穴に、照明部分の金属端子を差し込み、左側にひねるだけ。
カチッと音がし、しっかり固定されているか確認して大丈夫なら問題ありません。
外す時は、右側に回せばOK。
あとは丁寧に照明を外せば取り外し完了です。
照明のほうにロック機能がついているものもあるので、それがある場合は解除してから外すようにしてください。
器具の重さにもよりますが、軽量な照明器具なら女性ひとりでも設置できます。
しかし、天井に引掛シーリングがそもそもない場合は、設置しなければなりません。
設置には資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。
配線工事になり、資格者が行うことと決まっているので、くれぐれもご自身ではしないでくださいね。
工事費の相場は5,000円〜1万円前後です。
設置したい人は検討してみてください。
シーリングライトで使用する引掛シーリングには種類がある
引掛シーリングの種類はさまざま。
部屋の種類、建物の構造、設置する照明の種類などで、合うシーリングは異なります。
また、キャップ部分の形状にも種類があるので、ここではよく見られる2種類の形状を紹介します。
角型引掛シーリング
まず一つめは角型引掛シーリング。
これが一般的に設置されているタイプのシーリングになります。
角型なので、とにかく場所を取りません。
和室天井の竿縁に設置できるほどの細さになるため、木造住宅によく設置されています。
吊り下げて使うペンダントライトも、こちらのタイプが多いです。
角型引掛シーリングの特徴は、見た目がスマートなこと。
接地面積もシーリング自体のサイズも小さいため、その他の引掛シーリングとは違い、照明器具に付属しているカバーで隠せないといったことがまずありません。
丸型引掛シーリング
二つめは丸型引掛シーリング。
キャップの部分が丸くなっている引掛シーリングです。
丸型引掛シーリングの特徴は先に紹介した角型引掛シーリングよりもサイズが大きく、天井に接している面積が多いため、安定して照明器具を支えてくれる点です。
丸型引掛シーリングには、以下の種類があります。
・丸型引掛シーリング
・丸型フル引掛シーリング
・フル引掛シーリング
・引掛埋込ローゼット
どれも安定して照明器具を支えますが、突起が出ているシーリングがあります。
それが、「フル引掛シーリング」と「引掛埋込ローゼット」です。
この2種類は、より安定して照明器具を支えることができます。
突起の部分はねじで固定できるため、より重量のある照明器具を取り付けることが可能です。
シャンデリアなど重たい照明を設置する際は、こちらにすると安定感があります。
そんな丸型引掛シーリングですが、デメリットもあります。
サイズが大きいことにより、見た目を悪くしてしまうことです…。
しかし、シーリングライトのように引掛シーリングごと隠してしまうものであれば、特に大きな問題にはなりません。
どの引掛シーリングにもメリット・デメリットはあります。
しかし、対応する照明にすることでそこまで大きな問題にはなりません。安定して照明器具を支えてほしいなら、シーリング部分を交換しましょう。
引掛シーリングを取り付けるだけでなく交換する場合も、電気工事になります。ご自身ではなく、資格を持つ専門業者に依頼してください。
種類で違う?引掛シーリングタイプのシーリングライトを選ぶ時の注意点
引掛シーリングタイプのシーリングライトを選ぶ際、デザインや大きさで選びがちに。
デザインや大きさで選ぶことは間違ってはいませんが、細かい部分にも注意を払う必要があります。
どんな点に気つけて選べばいいのでしょうか。
ここでは、引掛シーリングタイプのシーリングライトを選ぶ時の注意点を解説します。
耐荷重と本体の重さを確認する
引掛シーリングには耐荷重が設けられています。
選ぶ際は、部屋の引掛けシーリングの耐荷重と設置する照明の重さを確認しましょう。
一般的な耐荷重は5kg以下ですが、フル引掛シーリングや引掛埋込ローゼットのように、器具取付用の突起がついているものは耐荷重が10kg以下です。
10kgを超える照明を設置することは認められていないため、どれだけ重たくても10kg以下になります。
そのため、5kgを超える照明を設置する場合は、10kgまで耐えられる引掛シーリングに交換する、もしくは補強する必要があります。
ある程度余裕があるほうがいいですよ。
設置代行業者の選択が必要
上記でもお話ししましたが、引掛シーリング自体を設置するには資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。
しかし、耐荷重5kgを超える照明を設置する際にも、施工方法が明確化され、
設置の際に、電気を接続する部分に負荷がかからないようにするというルールが設けられました。
ご自身で対処するのは難しいので、設置代行業者を選択する必要があります。
5kgを超えなければ、依頼する必要はないので、5kg以下の照明を探すようにしましょう。
おすすめ引掛シーリングタイプのシーリングライト
ここからは、弊社MotoMの引掛シーリングタイプのシーリングライトを紹介します。
シーリングライトにも大小さまざまな大きさがあるので、部屋にぴったり合うシーリングライト選びの参考にどうぞ。
当店オリジナルLOG(ログ) LEDシーリングライト 6畳用・8畳用・12畳用
重さ:2.0kg
設置方法:引掛シーリング/天井取付専用
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状、そして日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつ作った「ログシリーズ」のLEDシーリングライト。
これひとつで、アクティブモード・リフレッシュモード・くつろぎモード・リラックスモードなどさまざまシーンに合った明かりにしてくれます。
シーンによって合う電球の色の変更もできるため、たった一台で何役もこなしてくれる優れた照明です。
調光機能もあるので、好きなように明かりをコントロールできます。
これひとつで、ステキな雰囲気を作ってくれることができますよ。
デザインも周りのインテリアと馴染み、グレージュとリーフグリーンの2色展開になっています。
【MotoMオンラインストア限定】
小国和紙 LOG(ログ) LEDシーリングライト 12畳用
重さ:2.0kg
設置方法:引掛シーリング
弊社MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に新潟県長岡市で作られている伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
調光機能もあり、好きなように明るさをコントロールすることができるため、シーンに合った雰囲気にすることができます。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
星のオーナメントがついたLEDシーリングライト6・8・12畳用
重さ:1.6kg
設置方法:引掛けシーリング
シンプルなシーリングライトにかわいい蝶々のオーナメントがつきました。部屋全体を照らせるので、子供部屋にぴったりです。かわいいだけではなく、シーンに合わせた明るさにLEDシーリングライトは、使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。
例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。このシーリングライトなら、シーンに合わせて光の色と明るさが調節できます。
シーリングは照明の中で最もサイズが多く広範囲を照らしてくれる照明です。画一的なデザインが多いなか、このシーリングライトは子供部屋に合わせてデザインしました。たった1灯でも十分に空間を明るくします。
お部屋を癒しの空間に演出するスフィアシーリングライト
重さ:3.1kg
設置方法:引掛けシーリング
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らすシーリングライト。一般的なシーリングライトは部屋全体を明るくするタイプが多いですが、こちらは空間演出用のシーリングライトです。店舗や内玄関などを柔らかな光で癒しの空間に演出します。部屋全体を照らしたい場合は、ダウンライトなどと組み合わせていただくことをおすすめします。色は黒・白2色展開、壁の色やインテリアのテイストに合わせてお選びください。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
引掛シーリングに合ったシーリングライトを選ぶようにしましょう
照明器具を簡単に設置できる引掛シーリング。
しかし、簡単だからこそ見落としてしまう部分があるのは事実です。
まずは、部屋にどんな引掛シーリングがあるのか確認しましょう。
丸型なのか、角型なのか分かれば、それに見合った照明を設置することができます。
今回紹介した選び方の注意点を参考に、あなたのお家のタイプに合ったシーリングライトを選んでください。