照明ひとつで、簡単におしゃれな空間にしてくれるペンダントライト。
インテリアとしての役割も担ってくれるため、人気のある照明のひとつです。
そんなペンダントライトですが、大きいのと小さいのがあります。
それぞれ役割は異なりますが、照明としては大きいほうが向いてるのでしょうか?
また、大きいペンダントライトを取り付ける際、どこに取り付ければ良さを発揮することができるのでしょうか?
ただ付けるだけでは、意外ともったないこともあります。
今回は、大きいペンダントライトのメリット・デメリット、最適な場所についてご紹介。
メリット・デメリットを知り、あなたのお家に最適な場所に取り付け、迎えてあげてくださいね!
目次
大きいペンダントライトのメリット・デメリット
大きいペンダントライトを取り付ける前に、メリット・デメリットを知りましょう。
知っていると知らないとでは、取り付けた後の心の持ちが異なりますよ。
完璧なものはありません。
必ず良い面も悪い面もありますので、しっかり受け入れることで大切です。
メリット
まずはメリットから見ていきましょう。
大きいペンダンライトには、以下のようなメリットがありますよ。
広範囲に明るさを届けられる
シェード、いわゆる電球の上にある傘の部分が大きいため、光の広がる範囲が広いため、明るさを広範囲に届けることが可能です。
シェード部分が小さかったり、狭かったりすると、光が下に向き、ピンポイントでしか明るさを届けることができません。
そのため、広範囲に光を届けることはできません。
広範囲に光が届けば、ひとつでまかなえるため、複数取り付けなくても問題はありません。
しかし、インテリアの面で複数取り付けると見栄えが一気に上がりますよ!
もちろん、光もその分強くなるので、より広範囲に光を届けることができます。
デザインが豊富
大きいペンダントライトのシェードの種類は豊富です。
これは大きいペンダントライトの醍醐味と言えます。
小さいと形や大きさが決まってしまうため、どうしてもデザインもシンプルになりがち。
一方、大きいとシェード部分のデザイン性も豊富になるため、さまざまなデザインを選ぶことができます。
大きいペンダントライトには、以下のシェード素材のものがあります。
・ガラス
・紙
・布
・ホーロー
シェード素材以外にも、シルエットも豊富です。
・ドーム型
・円柱形
・デザイン形
・シャンデリア形
シェード素材もシルエットも豊富にあるため、組み合わせ次第でいくらでも楽しめます。
同じデザインを揃えるもよし、違うデザインにしデザインや光の広がり方、部屋の雰囲気を楽しむのもおすすめです。
デメリット
しかし、メリットばかりではありません。
もちろん、デメリットだってあります。
以下のようなデメリットがあるので、把握しておくといいですよ。
部屋全体が暗い印象に
広範囲に光を届けることができる大きいペンダントライトではありますが、ひとつではシーリングのように部屋全体を均一に明るくすることは難しいです。
ペンダントライトは、コードで照明部分を吊り下げていることもあり、どうしても天井にぴったりのシーリングと比べると光が弱くなり、暗い印象になります。
たとえワット数を上げたとしても、光の広がり方は決まっているので、照明から下の部分は明るくなりますが、照明から上はそこまで変わりません。
上向きのシェードであるシャンデリアもありますが、電球が上に向いてる分、照明より上は明るくなりますが、下の部分は暗くなってしまいます。
シェードの向きを変えても、部屋全体を明るくさせることは厳しいです。
ペンダントライトの影ができてしまう
光る角度によっては、ペンダントライトの影が出てしまうことも…。
小さいと影ができることはほぼありませんが、大きいと影もでやすくなってしまいます。
影ができてしまうと、その部分だけ暗くなってしまいます。
また、影ができることで少しおしゃれ感が下がってしまうこともあるでしょう。
もし影ができるのが嫌なら、影の出にくいものにしたり、光る角度に変化をつけるなどして工夫することが大切です。
レトロ感漂う クリアガラスの3灯ペンダントライト GPN001-3
クリアランプのフィラメントがレトロ感ただよう大型ペンダント。カフェインテリアなどにマッチするシンプルなフォルム。取り付けは電気工事が必要です。お近くの電気工事店にご依頼ください。
大きいペンダントライトはどこに設置するといい?
大きいペンダントライトですが、存在感があるため、どこに設置すればいいのでしょうか?
最適な場所を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ダイニング
ペンダントライトの設置場所で人気のあるダイニング。
ダイニングの場合、テーブルの大きさで取り付けるペンダントライトが変わりますが、2~4人掛け用、丸テーブルなら、大きいペンダントライトがおすすめです。
1つで十分テーブル全体を明るくしてくれるため、食卓がおしゃれな空間へと早変わり!
ダイニングにペンダントライトを設置する理由として、おしゃれなこともありますが、何より食事を美味しく見せる役割もあります。
シェードや電球の光り方を変えるだけで、雰囲気をガラッと変わりますので、ダイニングに設置するなら、それらを変えてみるのも楽しいですよ。
リビング
リビングもペンダントライトを設置する場所として人気です。
家族みんなが集まる憩いの場所であるため、リラックスできる雰囲気にペンダントライトは再現してくれます。
シェードからこぼれる光の影も、広いリビングでは楽しむことができます。
デザイン形やシャンデリアのような、おしゃれなシルエットを設置するのもおすすめです。
リビングの雰囲気に合わせて、最適なシェードのペンダントライトを見つけてください!
アイランドキッチン
料理を作るアイランドキッチンにもペンダントライトは最適です。
通常のキッチンだとベースライトやダウンライトを設置することが多いですが、せっかくおしゃれなアイランドキッチンにしたのなら、ダクトレールを設置してペンダントライトを多灯にすることで、キッチンの空間をおしゃれにすることができます。
よりおしゃれにするためには、電球の色を温かみをあるオレンジ色の光を放つ電球色を選択するといいでしょう。電球色は目が疲れにくく、ゆっくりとリラックスした状態でキッチンで料理できます。また、料理をおいしく見せる効果もあります。
落ち着きのあるアイランドキッチンはおしゃれです。
カフェのような雰囲気になるため、作る人のテンションも上げてくれますよ。
トイレ・洗面所
少し意外かもしれませんが、トイレ・洗面所とこじんまりした空間にもGOOD。
落ち着いた色合いが、おしゃれな雰囲気にしてくれること間違いなしです。
トイレや洗面所、お家に招待された客人も使うこともあるので、大きいペンダントライトが設置された空間はおしゃれそのもの。
お家に来たお友達は、きっと羨ましがることでしょう。
ガラスシェードのペンダントライトにすると、光反射により可愛さをプラスされるため、厳かな雰囲気になりますよ。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ8.6cm 引掛シーリング MPN19 ダクトプラグ レール用 MPN19D
ダイニング等お部屋のワンポイントに。清潔感あふれる純白な磁器素材を使用しました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。昼間は磁器の白さがお部屋に清潔感をあたえ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋をほっとあたたかくともします。
もっと明るく!明るさをプラスする方法
ひとつでも明るさを出すことができる大きいペンダントライトですが、より明るくするにはどうすればいいのでしょうか。
やり方ひとつで、明るさをプラスすることもできますが、おしゃれさも倍増しますよ。
ぜひ試してみてください。
多灯にする
ペンダントライトを2つ以上にすると、明るさが倍増します。
倍増すれば、お部屋の中もより明るくなるのでいいですよ。
明るさもですが、おしゃれ度も倍増します!
複数あると見栄えが変わり、雰囲気も一気に華やかになるのでおすすめです。
しかし、デメリットもあります。
・初期費用がかかる
・電球が切れた時、お金がかかる
・掃除が大変
華やかにはなりますが、こういったデメリットもあるため、設置を検討する際は頭に入れておくといいですよ。
ワット数を上げる
ワット数を上げるのもひとつです。
大きいペンダントライトはワット数が高いものでも使えるので、暗いと思えば一段階ワット数の高いものを使ってみましょう。
しかし、上記でも説明しましたが、ワット数を上げても部屋全体を明るくすることは難しいです。
照明より下を明るくするのであれば、解決できますよ。
吊り下げる位置を変えてみる
ペンダントライトは、コードで照明を吊り下げています。
そのため、コードを調整すれば明るさも変えることは可能です。
お部屋全体を明るくするなら、コードを短くし天井に近くする。
下の部分をさらに明るくするなら、コードを長くする。
これだけで十分明るさは変化します。
その際、コードが調整できるペンダントライトを選ぶようにしましょう。
固定されたものは調整ができないので、注意が必要です。
また、天井に近づけるとシェードが天井を傷つけたり、電球の熱により火災が起きる可能性がありますので、そのあたりも注意しながら調整してください。
シェードを変える
シェードによって、光の広がり方は異なります。
大きくても、シェードのシルエットが下向きのものであれば、当然光の向きは下向きに。
反対に、シルエットが上向きだったり、シェードが横向きなら、光の向きは上だったり、横になるため、広がり方が広範囲になります。
また、光の反射があるものもあれば、ないものもあります。
ガラスなら、屈折により光が反射しますが、紙や布になれば、光がこもったような印象になるでしょう。
シェードによって、光り方や反射は異なります。
購入する前に、一度確認しておくと失敗が少ないですよ。
ここで紹介した方法、すべて取り入れるのもOK。
組み合わせて取り入れるのもOKなので、あなたが理想とする明るさを見つけてください。
お部屋の大きさに合わせた大きいペンダントライトでおしゃれな空間に!
デザインも大切ですが、光り方や大きさも決める上では大切です。
お部屋の雰囲気にも影響する照明だからこそ、細かい部分にまで気を遣うといいでしょう。
照明ひとつで雰囲気は変わります。
あなたのお家にぴったりな大きいペンダントライトを見つけ、おしゃれに空間をコーディネートしてはどうでしょうか。