私たちは、人生の3分の1の時間を人口照明のもとで過ごしています。その時間をより快適に過ごすために、照明計画は重要なものです。では、どう工夫すれば快適なホテル住まいを演出できるのか?ホテル風にするポイントからおすすめの照明の種類までご紹介します!
間接光&スポットタイプ 読書灯 MBK024
ベッドのヘッドボードに設置するリーディングライト。間接光のやわらかな光で空間を照らします。間接光とスポット光は各々独立したスイッチで点灯可能。
目次
ホテル風の照明で一気に雰囲気あるお部屋ができる
ホテルの様なシンプルかつおしゃれな雰囲気、憧れますよね。
家なのに、まるで素敵なお部屋に宿泊しにきている様な気分にさせてくれるでしょう。
これから注文住宅を建てる予定があるのであれば、必ず行うのが照明計画!
最近ではおしゃれでシンプルな照明計画をすることで、まるでホテルのような雰囲気を演出することができます。
ホテル風の照明にする雰囲気作りのポイント
ホテル風の照明って難しそう…。
そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、あるポイントをしっかり押さえておけば、照明を工夫するだけで素敵なホテル空間になります。
部分照明を活用しておしゃれな空間づくり
部分照明とは、床に直置きするタイプのフロアライト、ピンポイントで照らすスポットライト、壁につけるタイプのブランケットの、3種類があります。
部分照明は、部分的に明るさを足したい場合に使うことが多いです。
また、空間に印象的な演出を加える際にも非常に役立つので、ホテル風の照明計画には欠かせないでしょう。
間接照明が癒しの雰囲気をアップする
間接照明とは、壁や天井などの白い面に光を当てる照明テクニック。おしゃれなホテルには、この間接照明がうまく使われているのです。特に寝室では、ベッドに横になって天井を見上げた時に、眩しいと感じたことはありませんか。間接照明は、淡い光で落ち着きたい寝室に適しています。また、最近ではベッドの足元から照らすタイプのものもおしゃれで素敵です。
ホテル風の照明作りに使いたい照明器具
ここからは、ホテル風の照明作りにぴったりのおすすめ照明器具をご紹介していきます。
照明にはいろいろな種類がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
フロアライト
前の項でも少し触れましたが、フロアライトとは床に置くタイプの自立するライトです。
主な特徴としては細長くて先の方に電球がついているのが一般的。
電球部分にはシェードがついていてますが、シェードのデザインやどこを覆っているかによって、下部分だけ照らすのか、天井側も照らすのかが変わります。
シンプルなものからモダン、アンティーク調、北欧風など。
お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。
使う場所としては、部屋の壁側、部屋の隅、廊下などがおすすめです。
間接照明としてお部屋を簡単におしゃれにできます。
テーブルライト
テーブルライトとは、卓上に置くタイプの小さめのライト。
名前通りテーブルやラックの上に置くものですが、特にベッドサイドのテーブルに置く場合が多いです。
オレンジ色の落ち着いた光なので、補助ライトとして使用するのに向いています。
シェードが布になっていたりシンプルなものも人気ですが、本体全体が光る球型のものもスタイリッシュでおすすめです。
シーリングライト
シーリングライトとは、天井に直接設置するタイプの照明器具のことです。
基本的に、補助的な灯りではなくお部屋全体をまんべんなく照らすのが特徴です。
そのため、リビングや子供部屋に設置することが多いですね。
ホテル風にするのであれば、ただシンプルに照らすだけではなく、照明自体がアートの様なインテリアになっているのがポイント。
たとえばおしゃれな形の電球が複数ついていたり、スポットライトと組み合わさっているものを使うと、非日常な空間を演出できるでしょう。
また、シンプルであっても細部までこだわったデザインのものだとおしゃれに見えます。
最近ではシーリングファン付きで空調の調整ができるタイプもありますので、吹き抜けになっている天井にはおすすめです。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
ペンダントライト
ペンダントライトは、シーリングライト と対照的で部分的に空間を照らすタイプの照明です。
基本は、コードやチェーンで天井から吊り下げて設置されています。
ペンダントライトは軽量で後付けもできるので、好みのデザインのものを見つけて自分で設置できるのがメリットです。
特にキッチンやダイニングをおしゃれに演出するのに重宝するでしょう。
おしゃれなインパクトのあるデザインを1灯吊すのも良いですが、ダイニングやキッチンカウンターの幅に合わせて多灯照明にするのも、雰囲気が出て素敵です。
シャンデリア
インパクトのある照明でよく耳にするのが、シャンデリアですね。
ホテルのロビーなどでよく目にするシャンデリアですが、部屋に設置することで一気にホテルの雰囲気が作れます。
場所としては、部屋のくつろげる空間におくと良いでしょう。
リビングや寝室が最適ですが、豪華な食卓を演出するためにダイニングに使うのもありです。
ホテル風の照明はインテリアに合わせてコーディネートを
一口に照明といっても、様々な種類があることがわかりました。
しかし、照明のデザインだけで決めるのではなく、すでに部屋にあるインテリアと調和させることが一番大事です。
これらを踏まえた上で、ホテル風照明を選んでいきましょう。
和風なら温かみのある雰囲気
畳のある和風な部屋であれば、その雰囲気に合わせた照明を選ぶ必要があります。
最も最適なのが、温かみを感じるデザインの照明です。
しかし、ホテルの一室を演出するのであれば、おしゃれさを失ってはいけません。
特に温かみを感じる上で大事なのが、光色。
照明には、一番自然光に近い昼白色、青白い光の昼光色、オレンジっぽい電球色の3種があります。
この中で一番温かみがあって落ち着いた空間を演出するのが、電球色です。
やはり、暖色系なのでそれだけで温かみを感じることができ、目が疲れにくくリラックスしたい場所に最適な光色ですね。
そのため、比較的ゆったりと落ち着く和室には、温かみのあるオレンジ色や優しい間接照明を使うのがおすすめです。
照明の素材は布や和紙が使われていると、より空間にマッチするでしょう。
モダンスタイルはクールに決める
たとえば部屋がモノトーンで統一されているモダンスタイルの場合、照明もクールでスタイリッシュな印象のものを選ぶと、空間がグッと引き締まります。
シンプルなデザインかつ、都会的な印象を与えるスチールなどの素材は、モダンスタイルともマッチするのでおすすめです。
カラーも、あまり鮮やかすぎるものではなく、同系色の落ち着いたもので統一すると良いでしょう。
北欧風は柔らかな明かりを大切に
北欧は北ヨーロッパから古くからあるスタイルで、近年おしゃれなインテリアとして取り入れている人が多いテイストです。
本来寒い地域である北欧では、お部屋で過ごすことが多いです。
その時間をより快適にするために、北欧発祥のインテリアはおしゃれなものが多くあります。
そんな北欧風インテリアにもマッチする照明は、柔らかな明かりを演出してくれるもの。
シェードから優しい光が溢れる様なデザインになっているものや、オレンジ色の光のものは空間を素敵にしてくれるでしょう。
ホテル風の照明計画でお部屋を魅惑的な空間にしよう
ホテル風の照明は、様々な照明を組み合わせている場合も多くあります。
たとえば、部屋全体をシンプルで目立たないライトで優しく照らし、補助的な間接照明でおしゃれを演出するなど。
また、シャンデリアの様にインパクトのある照明を配置するのもありですね。
お部屋をどんなホテル風空間にしたいかをイメージして、最適な照明計画を立てましょう。