おしゃれに部屋のインテリアを変えるなら、ダクトレールがおすすめ!部屋の状況によって、ダクトレールをつけることは可能です。近年、DIYが流行している世の中で、ダクトレールも自分で取り付けることはできるのでしょうか?
ダクトレールの配線に関することや、DIYができる場合の方法などをご紹介していきます。
目次
【配線DIY】ダクトレールとは?
ダクトレールとは、ライティングレールとも呼ばれており、スポットライトなどをつける配線部品として流通していました。近年では、ダクトレールにスポットライトだけでなく、様々な対応照明が販売され、ショップやカフェのインテリアにももちろんですが、家のインテリアとしても人気があります。
ダクトレールは、照明の位置を好きな位置に移動することが可能で、照明のタイプによっては照射位置も変更することができます。
実は、ダクトレールは【条件さえあえばDIYは可能!】です。基本的には、電気屋さんに電気工事を頼む必要があることは覚えておく必要があります。商品や部屋の作りによっては、電気工事を必要としないケースもあります。
ダクトレールの配線DIYに必要なものは?
ダクトレールのDIYを検討している方に参考にしてほしい、DIYに必要なものを解説していきます。商品や部屋の状況によっては、必要なものが増えたり減ったりするので、自分の部屋に合わせて臨機応変に対応してみましょう。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、ビスを留めることのできる工具です。手作業で行えないことはないかもしれませんが、インパクトドライバーはしっかりと締め上げてくれ、時間の節約にもなります。インパクトドライバーを持っていることで、日曜大工にも使用できますし、DIYの幅が広がるのでおすすめです。
最近は、家具を購入するときも自宅で組み立てる形式の商品が多いです。1つインパクトドライバーを持っておくと、自宅でも重宝するので手で行うドライバーよりもおすすめです。
下地探し
下地探しは、商品によって様々なタイプがありますが、家具やレールを取り付けるときに、壁や天井の下地を探す工具です。下地がない部分に取り付けても家具はしっかりと留められていません。下地を探すことで、しっかりと正確な位置に留めることができます。
下地がない場所に留めてしまうと、安全性や耐久性の面で危険なので、下地を探さないまま留めてしまうことのないように注意してください。多くの種類がありますが、初心者の方には針と磁石でできており、壁に直接針を刺して探すタイプがおすすめです。
ビットセット
キリとドライバーです。木材を使用する場合に必要な工具です。そのままビスや釘を使用するのではなく、木材にキリで穴を開けておくことで木材にひびが入ってしまうことを防ぎます。今回のダクトレールのDIYに関しては、穴の数が足りなかった場合に必要になります。
脚立
天井にダクトレールを取り付けるときに必要な足場として、脚立を準備しましょう。基本的に、作業する高さが確保できれば問題ないので、脚立が準備できない場合は椅子で代用しても構いません。
レール(レール本体・キャップ・エンドキャップ・バー)
ダクトレール本体を準備しましょう。ネットや用品が売っているお店では、商品によってはセットのものとキャップやバーが別売りになっているものがあります。しっかりとキャップやバーも購入して、1セットを準備しておきましょう。
初心者の方や必要なものが不明な場合は、セットの商品を購入することがおすすめです。
ライト
ダクトレールに取り付けたいライトを準備しましょう。スポットライトだけでなく、最近ではペンダントライトなど多くの種類がダクトレール仕様になっています。自分の好みに合わせて、素敵な照明を準備しましょう。
配線工事
配線工事は、必要なケースと必要ではないケースにわかれます。ダクトレールの種類によっては、シーリングライトなどを設置する際に使用する引掛シーリングやローゼットに差し込むだけの簡易取り付け式商品もあります。その場合は、電気工事は必要ありません。
もし、配線を通す必要がある場合は、電気工事が必要になります。設置する時は必ず業者さんをお願いしましょう。
この順序でやってみよう!ダクトレールの配線DIY方法
次に紹介する順序でダクトレールのDIYを行ってみましょう。商品によっては、少し順序に変更があるかもしれませんが、基本的にはすべて同じような手順でDIYが可能です。
取り付けの位置を決めて、下地を探そう!
まずは、ダクトレールを取り付ける位置を決めましょう。位置を決めたら必ず【下地】を探します。下地がなかった場合は、その部分に取り付けることは不可能なのでもう一度取り付ける位置を探しましょう。
もし、引掛シーリングやローゼットと接続する簡易取り付けタイプのダクトレールを設置する場合は、下地探しや取り付ける位置を探す行程は必要ありません。
難しいかもしれませんが、実はダクトレールは切ってお好みの長さでつけることが可能です。先述した簡易取り付けタイプではなく天井に直接取り付けるタイプに限りますが、電気工具で切断します。電気工具は所持している方も少ないので、基本的には切断する方は少ないかもしれませんが、長さを変えられることを覚えておきましょう。
レール本体の取り付け
本体を取り付けていきます。簡易取り付けタイプの場合は取付金具をはじめに設置し、次にダクトレール側の端子と天井に設置されている引掛シーリングやローゼットと接続します。最後にダクトレール本体を先ほど設置した取付金具に固定します。
ビスで取り付ける場合は、レールに空いている穴部分にビスで留めていきますが、必ず全てのビスが下地に留まるようにしましょう。穴が空いていない部分を留めたい場合は、キリとドライバーを使用することで、穴を開けることが可能です。
取り付けるときは、中心から取り付けると左右の重さが均一にかかるので、比較的楽に取り付けることができます。
配線が必要な場合は配線を行う
配線が必要な場合は電気工事士さんに配線を行ってもらいましょう。資格を持っていなければできない作業なので必ず依頼するようにしてください。
エンドキャップを取り付けたら、ライトを取り付ける
最後に必ず、ダクトレールのエンドキャップを取り付けましょう。これで、ダクトレール本体の取り付けは完了です。
自分が準備したライトを取り付ければ、全体のDIYも完了です。
引掛シーリングにそのまま固定できるダクトレールも!【配線DIY】
冒頭から、お話ししているように引掛シーリングにそのまま設置できるダクトレールも多く販売されています。最近では、女性でも簡単にDIYする方が増えているので、引掛シーリングに取り付けられるものであれば、簡単にインテリアを変えることが可能です。
ダクトレール自体もそれほど重くはなく、初心者の方でも簡単に設置することが可能です。ぜひ、試してみてください。
DIYに挑戦して、自分好みの照明インテリアを完成させよう!【配線が必要でも自分で設置してみよう!】
DIYに挑戦しにくい方は、意外と電気工事が必要なら大工さんや業者さんにやってもらおうという意識があるかと思います。実際、時間の面のみを計算すれば業者さんにお願いした方が早いかも…。
ですが、DIYの本質は【自分の手で作ること】ですよね。自分のため、家族のために電気工事など資格が必要なものは仕方がありませんが、少しでもDIYに興味がある方はダクトレールを自分で取り付けてみましょう!
少しの工夫で日々の暮らしが快適になるはずです。