ポーチライトとは、玄関先にある庇(ひさし)の下の部分につける照明器具の事です。
ブラケットライトやダウンライトなどの種類があります。
ポーチライトは玄関周りを明るく照らすだけでなく防犯にも役に立ちます。
お家の雰囲気もポーチライトの選び方で違ってきます。
レトロ風や北欧風やシンプルな丸、四角などのシンプルなデザインもあり種類もたくさんあります。
ポーチライトで楽しく明るいおしゃれで素敵な外玄関にしませんか。
ポーチライトの選び方について説明します。
黒ワイヤー ペンダントライト MPN052 引掛シーリング
黒のワイヤーがスタイリッシュなペンダントライト。ランプあり、無しをお選びいただけます。コンクリ打ちっぱなしの壁やレンガの壁に合わせておしゃれな空間をつくります。
目次
ポーチライト(玄関照明)の選ぶ基準を決めましょう
選ぶルールを作りましょう。
1.予算を決める。を作りましょう。
2.機能で決める。
3.デザインと色で決める。
4.材質で決める。
など優先順位とルールを作ってみてはいかがでしょうか。あまり失敗がなく丁寧に選ぶことが出来ます。
セールで安いからと飛びつかない方が良いです。迷われていたポーチライトがセールでしたら手に入れても失敗はないです。
心が惹かれて、絶対手に入れたいと思えるポーチライトに出会えた場合は、ルールなど関係なしで手に入れることをおすすめします。
ポーチライトは「IP66」で選びましょう
電気の配線工事が必要になる玄関ポーチ照明の設置は、電気工事士の資格が必要です。電気屋さんや家電量販店に頼みましょう。
屋外用の器具は使い方を間違えると漏電や火災の恐れがありますので正しい使用法を守りましょう。
注意事項
照明器具の防水性能・防塵性能は保護等級「IP」が決められています。「IP」とはIEC(国際電気標準会議)によって定められている防水・防塵の保護規格のことで、「IP」の後ろにある2ケタの数値のうち左側が防塵等級を、右側が防水等級を表しています。この「IP」表記を見て「IP66」表示がある器具が望ましいといえるでしょう。
「IP66」とは防塵等級でいえば完全な防塵構造であること、防水等級でいえばいかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない構造になります。例えば台風などのような豪雨でも浸水の恐れがない性能をもった器具ということになります。
長持ち電球がおすすめLEDポーチライト
ポーチライトではLED照明が主流となっています。LED照明は蛍光灯や白熱電球に比べて消費電力が少ないため、節電効果が大きいです。LED照明は寿命が長いため、屋外照明であるポーチライトに用いると、交換の手間が少なく便利です。
取扱説明書を最後までよく読みましょう。
LED電球の寿命は一般的に約40000時間とされています。
白熱電球は切れた時が寿命で、蛍光灯はチカチカし始めたら寿命と眼で見て判断できますが
LED電球は寿命がありません。LED電球は電球が切れたりチカチカしたりすることがなく、経年劣化によって徐々に明るさが落ちていきます。
LED電球は寿命がありません。LED電球は電球が切れたりチカチカしたりすることがなく、経年劣化によって徐々に明るさが落ちていきます。
そのためLED電球は初期の光束(明るさ)の70%に低下するまでの時間と日本照明工業会で定義されました。その70%になるのが40000時間とされていて、白熱電球や蛍光灯に比べて遥かに長寿命な電球です。
ちょっと暗くなったかなと感じたら、買い替えの時期です。
LED電球の交換できるタイプを選びましょう。交換できるタイプであれば、万がいち電球が点かなくなった場合でも自分で電球だけを交換することができます。
LED電球の取り換えはどなたでも出来ます。最後までしっかりねじ込みましょう。
ポーチライトにLEDがおすすめな理由まとめ
1.省エネ
消費電力が白熱電球の10分の1で電気代が安いです。
2.長寿命
蛍光灯の4倍で約4万時間で長く持つためLED電球の取り替え回数が減ります。
3.熱くならない
白熱電球や蛍光灯は熱を光に変換するため熱くなります。
LEDは発光部の間に放熱部分(フィン)があり、そこから意図的に熱を放出させていますので、発光部は熱くならないのです。電源部分は熱いので消灯直後に電球交換には気を付けましょう。
2~3分待ってから交換したほうが良いです。交換時は、火傷や怪我をしない様に注意しましょう。
4.色の選択
LED電球はイメージに合わせてお選び頂けます。
電球色は、暖色系で暖かみのある光の色です。
温白色は、暖かさと明るさを両立した光の色です。
白色は、中間の光の色です。
昼白色は、太陽の明るさにもっとも近い光の色です。
昼光色は、白く青みがかった最も明るい光の色です。
ポーチライトにおすすめの光の色は、電球色か温白色です。
夕焼けのような暖かい光の色です。心をリラックスさせる効果があり目に優しい光です。
ストレスを持ち込まない様に玄関で深呼吸して優しい気持ちでお家に入りましょう。
お家時間が楽しく過ごせます。
灯りの色を変えるだけで、やる気が出たり、リラックス出来ますので、少し気を使いお選び下さい。
5.虫が寄らない
CO2(二酸化炭素)排出量が少なく、水銀も未使用なため環境に優しい。そのほかに紫外線が含まれないため虫が寄ってこないです。
6.安定した明るさ
低温でも発光効率が変わらず、室温・気温に左右されずに安定して明るさが保たれます。
マットな質感の磁器ペンダントライト
手作りの磁器をセードに使用したペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
LEDポーチライト① ダウンライト
ダウンライトは、外玄関が狭い場合におすすめします。
ダウンライトは玄関の軒下に埋め込まれていますので、空間がスッキリ見えておしゃれな雰囲気を作ります。広い玄関につけたい場合は数を増やして付けることをおすすめします。照らす範囲が限られている為広い玄関の場合は暗いスペースが生まれます。
掃除の手間も省けて簡単です。
センサー機能付きがおすすめです。
人感センサー式のダウンライトなら、動く人に反応して自動的にライトが点きますので郵便物や鍵を開ける時など安心ですし、防犯予防にも役立ちます。
LED電球交換型をおすすめします。
器具一体型は、LEDが暗くなった時に器具の交換が必要になります。
ダウンライトはどのメーカーも見た目のデザインの変化がありませんので、各メーカーの機能でお選びください。センサー確認はショールームで現物確認が一番の方法ですが、問い合わせされても、親切丁寧に対応して頂けます。
軒下に取り付けるダウンライトは軒下のお色に合わせてお選び下さい。
LEDポーチライト② ブラケット
ドアの脇の壁にブラケットを取り付けられるスペースが確保出来ればブラケットの方がおすすめです。
足下と顔を照らしてくれるブラケットを選ばれると良いでしょう。
知らない人が訪ねてきた場合、玄関が明るく照らされているとドアスコープやインターフォンのカメラでしっかり見ることが出来ます。
暗いと犯罪が起きやすくなりますので、明るくしておきましょう。
センサータイプがおすすめです。
外玄関のスペースに2台付ける事が出来るなら2台設置をおすすめします。
1台は常夜灯として、1台は人感センサー付ブラケットです。
センサーが人を感知して点灯しますが、センサーが感知する範囲が決まっています。
万が一センサーが反応しなくても安心できます。
玄関ドアのドアノブ側に取り付けしましょう。反対に取り付けてしまうと玄関ドアを開けたときに光が遮(さえぎ)られて暗く感じられます。
ガラスやガードなどでしっかりカバーされている器具は、LED電球の取り替えの時に器具からガードを外し、ガラスや樹脂カバーを外してから電球の取り替え作業が発生します。
電球が取り替えが簡単なタイプをおすすめします。
蜘蛛の巣や埃(ほこり)が付きやすいので、掃除しやすいデザインをお選び下さい。
家の購入をお考えの方は照明器具の設置場所も重要ですので忘れずに業者さんや設計士さんに伝えましょう。
ポーチライトで魅せる玄関演出
外壁にお花を飾ったり、植木鉢を置いたり玄関を素敵に可動式のスポットライトでライトアップしましょう。
玄関をライトアップするとお客様を素敵に迎えられますし、疲れて帰宅したときに柔らかな光に迎えられて癒されます。
ドアだけでなく、外壁や草花がほんのり明るく照らされていると安心感に包まれます。
アンティーク調デザインはドアや壁にとても合わせやすく素敵です。
お気に入りのポーチライトで見守られているとなんとなく毎日が幸福感で過ごせます。
まとめ
海の近くや台風の多い場所や雪が多い場所など使用条件が変わってきますので仕様を確かめましょう。
防犯カメラとライトが一体になったポーチライトなども開発されて、時代に合わせて進化しています。購入の時には、新しい型が出ていないか確かめて下さい。時には古い型の方が気に入っている場合もあります。
時間をかけて丁寧に選んだポーチライトは、優しい光で毎日の帰宅を丁寧に迎えてくれます。
ポーチライトは、長く付き合う照明器具です。慌てずきちんと選んであげましょう。
外玄関が楽しく明るく、夕焼け色で照らされていたら、心も楽しく明るくなります。