照明器具の取り付けに欠かすことのできない角型引掛シーリングをご存じですか?
今回は、角型引掛シーリングの設置方法や、角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具についてご紹介します。
角型引掛シーリングとは?
角型引掛シーリングとは、部屋の天井に設置された引掛シーリングと呼ばれる配線器具の種類の一つです。
引掛シーリングの正式名称は「引掛シーリングローゼット」ですが、略して「引掛シーリング」と表記されることが多く、照明器具を天井に取り付けるための電源ソケット・プラグのことを指しています。
角型引掛シーリングはその名の通りブロックのような直方体の形状をした引掛シーリングで、和室の竿縁天井などによく使用されるタイプであるため、木造住宅などで多く用いられています。
シーリングライトはもちろん、ペンダントライトにも適したタイプです。
角型引掛シーリングは引掛シーリングの種類の一つとご紹介したように、引掛シーリングには角型引掛シーリング以外にもいくつかの種類があります。
丸型引掛シーリング・丸型フル引掛シーリング・フル引掛ローゼット・引掛埋込ローゼットなどは角型引掛シーリングと同様、一般的によく見られる引掛シーリングです。
アートな6灯ペンダントライト 銅メッキ クロームメッキ 埋込引掛ローゼット
大きさの違う長方体を6つ螺旋階段を描くように組み合わせ、さらにコードの長さに高低差のリズムを付けているので立体的な質量と高さがあるシンボリックな存在感を発揮する6灯ペンダントライト。
大小の大きさがあるセードを組み合わせた重なりはまるでメロディーを奏でるようにインパクトが強く洗礼されたセードを見るように視界を楽しませます。
角型引掛シーリングの設置方法
ここでは、角型引掛シーリングの設置方法についてご紹介します。
尚、引掛シーリングの設置には電気工事士という資格が必要です。
設置方法を知っていても資格を持っていない場合は自分で設置することはできないため、必ずプロの業者や電気屋さんに依頼するようにしましょう。
まず、角型引掛シーリングを設置する部屋のブレーカーを事前に落としておきます。
既に照明器具が取り付けられている場合は、電線を照明器具から取り外す作業が必要です。
天井から出ている電線の被覆を、角型引掛シーリングの目安線に従って剥いていきます。
被覆を剥いだら、電線を角型引掛シーリングの穴に差し込みます。
電線を差し込む際は必ず接地面と書かれた方の穴に白線を差し込むようにしましょう。
一度差し込んだ電線は固定されてしまいますが、差し込み口を誤って一度外したい場合は「電源はずし穴」と書かれた部分を押し込みながら電線を引っ張ると取り外すことが可能です。
電線を差し込んだら、角型引掛シーリングを天井にビスで固定します。
ビスで固定する際は必ず天井の下地に効かせておく必要があります。
固定が下地まで効いていないと重い照明器具を取り付けたら天井ごと落下した、などのトラブルが発生する可能性があるため注意しましょう。
最後に照明器具の取り付けと照明の動作確認をすれば、角型引掛シーリングの設置は完了です。
次に、角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具をご紹介します。
角型引掛シーリング対応の照明器具①LEDシャンデリア6灯
角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具一つめは、「<MotoM>LEDシャンデリア 6灯 GCH003-6」です。英国デザイナーによってデザインされた商品で、小さなLED光源を採用したグローブがおしゃれなレトロ調のシャンデリアです。
真鍮古美メッキの金属的なきらめきと、清涼感を感じる真っ白なガラスがマッチして高級感の中に安らぎを与えてくれます。
支柱を中心として左右の長さが非対称の3本のアームは、それぞれ360°可動させることが可能で、好みに合わせて位置を固定することができます。
スタンダードな均等の配置であればまんべんなく明るさを届けることができ、あえてアームを寄せて配置すれば必要な場所だけに明るさを届け、天井に浮かぶ陰影がより顕著に表れるため空間にメリハリをつくることができます。
見る角度によって違う表情が味わえるシャンデリアは飽きにくく、インテリア照明として個性がある遊び心満載な商品です。
可愛らしいまん丸の球体はわずか10cmで、手のひらにすっぽりとおさまります。
カラーは安心感のある乳白ガラスで、深みのある質感ですべらかなフォルムは見ているだけでも和むデザインです。
ガラスの内部にネジを取り付けているため、アームに取り付けた後も限りなく真球に近いフォルムで、見た目はまるで帽子をかぶったどんぐりのように見えます。
点灯すると淡いオレンジの明かりが満月のように見え、消灯時とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。
消灯している日中と点灯している夜とで印象がガラリと変わるため、いつでも新鮮な気分を味わうことが可能です。
「<MotoM>LEDシャンデリア 6灯 GCH003-6」は、角型引掛シーリングが天井に設置されていれば簡単に取り付けることができます。
角型引掛シーリング以外の一般的な引掛シーリングでも取り付けることが可能です。
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
角型引掛シーリング対応の照明器具②磁器ペンダントライト
角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具二つめは、「LED磁器ペンダントMPN17」です。
ボリュームがあり存在感のあるデザインとマットな質感の磁器が特徴的なペンダントライトで、明かりをつけることで素敵な空間を演出してくれます。
純白な磁器素材を使用しているため清涼感にあふれ、自然由来の素材はナチュラルな空間に非常にマッチします。
職人が一つひとつ丁寧に釜で焼き上げた磁器をシェードに使っており、昼間は磁器の純白さが部屋に清涼感を与え、夜は磁器から漏れでる明かりが部屋をほっとあたたかく照らしてくれます。
また、電球はロウソクの炎に近い暖かみのある明かりです。
人の肌を健康的な赤らみがある肌色に照らしてくれ、あたたかで柔らかな色をした光は、落ち着いた空間を作り出し、表情の陰影をより魅力的に照らしてくれます。
「LED磁器ペンダントMPN17」は角型引掛シーリングの他、丸形引掛シーリングやフル引掛シーリング、引掛埋込ローゼット、丸型フル引掛シーリングが部屋の天井に設置されていれば誰でも簡単に取り付けることができます。
同じデザインでダクトプラグにも対応している商品もあり、ダクトレールに取り付けることもできるため「部屋にダクトレールしかない」「複数台取り付けたい」という方にもおすすめです。
まとめ
今回は、角型引掛シーリングの設置方法や角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具をご紹介しました。
角型引掛シーリングは天井に設置された配線器具である引掛シーリングの種類の一つで、一般的に利用されている引掛シーリングでは角型引掛シーリングの他、丸型引掛シーリング・丸型フル引掛シーリング・フル引掛ローゼット・引掛埋込ローゼットなどがあります。
照明器具を取り付けたい部屋の天井に角型引掛シーリングが設置されていない場合や、設置されている引掛シーリングが古いタイプや破損している場合、新たに引掛シーリングを取り付ける必要があります。
角型引掛シーリングの設置方法についてご紹介しましたが、引掛シーリングの設置には電気工事士という資格が必要となるため、資格を持っていない場合は必ずプロの業者や電気屋さんに依頼するようにしましょう。
角型引掛シーリングに対応したおすすめの照明器具として、「<MotoM>LEDシャンデリア 6灯 GCH003-6」「LED磁器ペンダントMPN17」の二つをご紹介しました。
どちらも部屋の天井に角型引掛シーリングが設置されていれば誰でも簡単に取り付けることができます。
また、角型引掛シーリング以外の引掛シーリングでも取り付けることができ、「LED磁器ペンダントMPN17」はダクトプラグに対応した同じデザインの商品もあるため、「部屋に設置されている引掛シーリングが角型引掛シーリングじゃない」「ダクトレールはあるけど引掛シーリングがない」という方でも安心です。
ぜひ照明器具選びの参考にしてみてくださいね。