最近では照明器具は照らすだけのものではなく、部屋をオシャレにするインテリア目的として購入する方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが切子照明です。切子照明とはガラスにカット加工を施した工芸品である切子ガラスを使った照明で、その見た目は高級感があり、部屋に置くだけでインテリアにゴージャスさが増すでしょう。
そこで切子照明について紹介していきたいと思います。部屋に高級感をもたらしてくれる照明器具を購入したいという方は参考にしてください。
レトロ感漂う クリアガラスの3灯ペンダントライト GPN001-3
クリアランプのフィラメントがレトロ感ただよう大型ペンダント。カフェインテリアなどにマッチするシンプルなフォルム。取り付けは電気工事が必要です。お近くの電気工事店にご依頼ください。
切子照明とは?
切子照明とは電球を覆うセード部分や灯具部が切子ガラスでできた照明です。切子ガラスにはガラスの表面に目をひくような美しい模様が彫られています。高い技術で製造されているため、高価なものが多く購入する際には注意が必要です。
また切子と言えば江戸切子というイメージがあると思いますが、江戸切子は切子の一種に過ぎず、その他にも薩摩切子などがあります。さらに切子は日本特有の技術ではありません。日本以外にも切子の手法はあって、海外ではカットグラスと呼ばれています。
そもそも日本の切子技法は、明治時代にヨーロッパのカットグラスの技法を取り入れられて、そこから技術が進歩して今日の切子ガラスになったと言われているのです。そのため切子は日本独自の商品ではありません。また日本と海外の切子では見た目が異なるので、切子ガラスを購入する際に覗いて見るのも良いでしょう。
今回は日本の照明メーカーが販売している切子照明を3点紹介していきます。
おすすめの切子照明①
まず紹介するのがMotoMが販売する切子シャンデリア6灯『KRI002』です。こちらの切子照明はシャンデリアなのでリビングや和室などの広い空間に設置すると、切子照明を通した光が部屋全体を照らしてくれるでしょう。
切子シャンデリア6灯『KRI002』は天井からワイヤーで吊り下げられた輪っかの部分に、切子ガラスと布セードでできた灯具が6灯付いています。電球を包むセードは布製で温かみのある光を生み出してくれるので、落ち着かせる効果がありリビングにはピッタリでしょう。
そして布セードの下には笹をイメージした模様のきらびやかな切子ガラスが広がっています。笹という和の模様をしているので、西洋の雰囲気がある切子ガラスと合わさって、たいへん高級感のある照明となっています。
また電球を支える灯具部はクロームメッキカラーです。布セードと切子ガラスに挟まれていますが、二つの調和を邪魔せずさりげなくサポートするような存在感を発揮しています。
このように切子ガラスだけでなく、布セードや切子ガラスが使われていない部分にも細やかな気遣いをしているのが切子シャンデリア6灯『KRI002』なのです。
さらに切子シャンデリア6灯『KRI002』には切子ガラスのカラーバリエーションが赤と青の2種類あります。青色の切子ガラスはより透明感があるので、リビングや和室に涼やかさが欲しい時に良いでしょう。そして赤色の切子ガラスはよりゴージャスさが現れているので、より部屋に高級感を求めている場合に適しています。
そして切子シャンデリア6灯『KRI002』にはLED電球が使用されていて、購入時に付属されるLED電球の光源寿命は40000時間です。リビングや和室は長時間照明を点ける方も多いと思いますが、40000時間もあるので長期間利用することができます。
仮にLED電球が切れても新しいものに交換すれば、今までと同じように使うことも可能です。そのため切子シャンデリア6灯『KRI002』は、LED電球を交換すれば長期間利用することができる照明器具となっています。
ただ切子シャンデリア6灯『KRI002』の取り付けには引掛シーリングが必要です。引掛シーリングにはいくつか種類がありますが、切子シャンデリア6灯『KRI002』の場合は引掛埋込ローゼットかフル引掛シーリングが適しています。
その他の引掛シーリングでも取り付けることは可能ですが、木ネジで固定する必要があり、天井に穴が開くため賃貸の場合は取り付けが難しいでしょう。引掛埋込ローゼットかフル引掛シーリングであれば固定する金具が引掛シーリングに付いているので天井に穴を開けなくても取り付けることができます。切子シャンデリア6灯『KRI002』を購入する前には、必ず部屋の引掛シーリングの種類を確認しておきましょう。
また切子シャンデリア6灯『KRI002』は受注生産となります。そのため注文してから出荷するまでに1ヵ月前後かかるので注意が必要です。
そして切子シャンデリア6灯『KRI002』の値段は税込198000円となっています。高価な分ゴージャスさについては申し分ありません。そのため部屋に豪華さを持つ照明器具が欲しい方にはおすすめです。切子シャンデリア6灯『KRI002』をリビングや和室に取り付けると毎日豪勢な気分に浸ることができるでしょう。
おすすめの切子照明②
続いて紹介するのが切子3灯ペンダントライト『KRI003』です。切子ガラスと布セードでできた灯具が3灯付いていて、先ほどの切子シャンデリア6灯『KRI002』の小型版となっています。そのため切子ガラスの模様や灯具部がクロームメッキカラーになっている点、青色と赤色のカラーバリエーションがある点については変わりません。
ただ切子3灯ペンダントライト『KRI003』はペンダントライトで、本体から伸びる3本のアームにそれぞれ切子照明が付いています。このように照明器具の形と切子照明の数が切子シャンデリア6灯『KRI002』との相違点です。
また切子3灯ペンダントライト『KRI003』もLED電球を利用しているので、LED電球が切れても交換すれば長期的に使うことが可能です。そして照明器具の取り付けには引掛シーリングが必要です。天井に引掛シーリングが設置されていない場合は電気工事が必要になりますので事前に確認しておきましょう。
そして切子3灯ペンダントライト『KRI003』の値段は税込54780円です。切子シャンデリア6灯『KRI002』と同じく受注生産となっており、注文してから出荷するまでに1ヵ月前後かかるので注意が必要です。自宅のダイニングなどを高級感ある空間に演出したい方にはピッタリの照明器具です。
おすすめの切子照明③
最後に切子スタンドライト『KRI001』を紹介します。スタンドライトとはテーブルや床などの平らな場所に置いて利用する照明器具の一種です。そのためペンダントライトやシャンデリアと違って持ち運ぶことができ、他の場所でも利用することができます。リビングや和室以外にも切子照明を置きたいという方におすすめです。
また切子スタンドライト『KRI001』はサイズが幅16.6×高さ40cmとコンパクトで、重量も1.5㎏しかありません。お手軽に持ち運び可能なため、例えば来客があった時に部屋にさりげなく設置しておくと、部屋に高級感を与えることができます。他にも玄関先に設置しておいて、お客様に対して高級感のあるおもてなしをするのも良いでしょう。
このように切子スタンドライト『KRI001』は、簡単に利用する場所を変更することができるという特徴があります。ただ電源を点けるためにはコンセントが必要なので、完全に自由に置けるということはありません。
そして切子スタンドライト『KRI001』の切子ガラスはこれまで紹介してきた切子照明と同じように、笹をイメージした模様になっています。和洋折衷な面持ちなのでどこに置いてもマッチしてくれるでしょう。さらに灯具の部分や灯具を支える土台はクロームメッキカラーとなっているので、切子ガラスが放つきらびやかさを一切邪魔しません。
また切子スタンドライト『KRI001』の土台の底には、テーブルなどの置く場所に傷が入らないようにフェルト加工がされています。フェルト加工は滑り止めにもなるので、テーブルなどの置き場所に大きな衝撃が加わらない限り切子照明が転倒することはありません。
さらに切子スタンドライト『KRI001』もLED電球なので長期的に利用することができます。スタンドライトの場合はいろいろな場所で利用することができるので、電球の消耗が気になる方もいると思いますが、LED電球を交換することで長期間利用することができるので安心です。
そして切子スタンドライト『KRI001』の値段は税込20350円となっています。紹介したペンダントライトやシャンデリアよりは値段が抑えられているので、とりあえず切子照明が欲しい方にはおすすめです。
切子スタンドライト『KRI001』を部屋に取り入れるだけでインテリアのセンスが増して、少しだけ贅沢な気分を味わうことができるでしょう。
まとめ
切子照明とはセードや灯具部が切子ガラスでできた照明器具です。切子にはきらびやかさや透明感があるので、部屋に設置するとインテリアに豪華さが出るでしょう。
そんな切子照明をMotoMではペンダントライト・シャンデリア・スタンドライトの3点販売しています。
リビングや和室に豪華さを求めるならシャンデリア型の切子照明がおすすめですがその分値段も上がるので、手が出せないと感じる方はペンダントライトの切子照明がおすすめです。そして家のリビングなどの場所に関係なく切子照明を設置したい方はスタンドライトが適しています。
切子照明を部屋に置くと部屋がきらびやかに光輝きインテリアがグッと増すでしょう。