【初心者向け】多肉植物の育て方・選び方・育てやすい種類一覧!

多肉植物

多肉植物は育てやすい種類が多いため、植物を育てたことのない初心者からも人気です。

さらに見た目も可愛いため、見ているだけで癒されます。

室内でも育てられる多肉植物は、お部屋の可愛いインテリアとしても活躍してくれるでしょう。

本記事では、多肉植物の基礎知識や初心者向けの多肉植物の選び方を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

そのほかに、初心者も育てやすい多肉植物の種類一覧や基本的な多肉植物の育て方も紹介しています。

Akarina10

苔玉や蘭にぴったりな木製のLED植物育成ライト(大)Akarina10 MAI10

Akarina10は、お部屋の中で多肉植物・サボテン・小物などをライトアップして楽しむLED植物育成シェルフ。鉢植えのサボテンでも水耕栽培サボテンでもどちらでも栽培可能です。人気の苔玉、鉢植えの小さい蘭もライトアップして育てることもできます。

多肉植物の基礎知識

ここでは多肉植物の基礎知識として、多肉植物はどのような植物なのか、また生育時期の種類を紹介します。

多肉植物とは

多肉植物とは、以下の内部に水を貯蔵する植物の総称です。

乾燥に強いため、一般的なほかの植物と比べて、水やりやお手入れの頻度が少ないことでも知られています。

お手入れが簡単で、室内で育つ種類も多いため、初心者でも育てやすいでしょう。

3つの生育型がある

多肉植物には3つの生育型があり、それぞれ生育に適した気温と育つ時期が異なるため、表にまとめました。

春秋型夏型冬型
適した気温10℃〜25℃20℃〜35℃5℃〜20℃
育つ時期・春秋によく育つ・冬は休眠・夏は緩やかに育つ・夏によく育つ・冬は休眠・春秋は緩やかに育つ・冬によく育つ・夏は休眠・春秋は緩やかに育つ

生育時期や季節に関係なく、風通しのよい場所に置きましょう。

実際の気温が、生育に適した気温と異なる場合は、暑さ・寒さ対策を施します。例えば、涼しい場所に移動したり、屋内に移動させたりなどです。

初心者向けの多肉植物の選び方

ここでは、初心者向けの多肉植物の選び方を紹介します。

生育型で選ぶ

初心者向けの多肉植物の選び方の一つは、次の生育型の種類で選ぶ方法です。

  • 春秋型
  • 夏型
  • 冬型

前述の各生育型の生育に適した気温と育つ時期を理解して、育てる場所の気候に合う生育型の多肉植物を選ぶとよいでしょう。

育てる環境で選ぶ

育てる環境から選ぶことも、初心者向けの多肉植物の選び方の一つです。多肉植物の品種はたくさんあるため、育てる環境に適した品種を選びます。

例えば、室内で育てる場合は、日光をあまり必要としない品種を選ぶなどです。一方、屋外で育てる場合は、寒さや暑さに強い品種を選びましょう。

室内で日光を必要とする多肉植物を育てたい場合には、LED植物育成ライトの利用がおすすめです。

LED植物育成ライトは、日光の代わりにLEDライトで植物を照らし、植物の生育を促します。

LED植物育成ライトを導入すれば、天候・日当たり・置き場所などを気にすることなく、気軽に室内で多肉植物を育てられるでしょう。

LED植物シェルフAkairn09

木製のおしゃれなLED植物育成ライト

MAI09は、多肉植物の室内栽培をおしゃれに楽しめる、木製のLED植物育成ライトです。ホワイト・ブラウンの2色展開のため、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

幅・奥行・高さはすべて18cmで、おしゃれなオープンボックスのような仕上がりです。コンパクトなサイズ感は、置き場所も選びません。

植物の成長を促すオリジナルLEDをあてれば、多肉植物が健やかに育ちます。

育てやすさで選ぶ

初心者向けの多肉植物の選び方として、育てやすさで選ぶ方法もあります。

次のような特徴をもつ多肉植物などは、初心者でも育てやすいでしょう。

  • 適度な日光と水分で育つ
  • 耐寒性がある
  • 耐暑性があり
  • 乾燥に強い

購入する際に以下のような健康な多肉植物を選ぶことも、育てやすさを保つポイントです。

  • 葉が肉厚で色が鮮やか
  • 茎が太く密度が高い
  • 根が白く張りがある
  • 虫食いの跡がない

多肉植物をよく観察して、白い粉や黒い粒などがついている場合は、害虫の可能性があるため避けましょう。

Akarin09ホワイト

LED植物育成ライト(小) Akarina09 室内栽培 木製 MAI09

人気の多肉植物やサボテンがお部屋で育てられる「Akarina09」。育て方は鉢上のサボテンを購入して育てても、また土を除いて水耕栽培にして育ててもどちらでも構いません。お部屋にそのまま置いて置くより「Akarina09」でLEDを照らして栽培する方が成長具合が違います。またサボテンの子供を増やして育てることも簡単にできます。

初心者も育てやすい多肉植物の種類一覧

多肉植物エケベリアをメインにした寄せ植え

初心者も育てやすい、代表的な多肉植物の種類一覧は、次のとおりです。

セダム属・小さく肉厚の葉が密集しているのが特徴・寒さ、暑さ、乾燥に強い・日当たりと風通しのよい環境を好む
エケベリア属・バラの花のように、葉が重なり合う形状が特徴・寒さに強いが、高温多湿に弱い・真夏は直射日光を避ける・日当たりと風通しのよい環境を好む
ハオルチア属・ぷくっとした軟らかい葉とシャープな硬い葉の2種類があり、葉を放射状に広げる形状が特徴・軟らかい葉よりも硬い葉の方が丈夫・日陰に強いが、多湿に弱い・直射日光を避けた日当たりと風通しのよい環境を好む
カランコエ属・厚みのあるギザギザの葉が特徴・適度な日光と水分で育つ・暑さに強いが、寒さや多湿に弱い・日当たりと風通しのよい環境を好む
グラプトペタルム属・肉厚の葉の表面に白い粉を帯びていることが特徴・寒さ、暑さに強い・屋外でも育ちやすい・日当たりと風通しのよい環境を好む

同属であっても、品種ごとに特徴が異なるため、上記表の内容はあくまで参考にしてください。

基本的な多肉植物の育て方

ここでは、基本的な多肉植物の育て方を紹介します。

適切な鉢と土を選ぶ

基本的な多肉植物の育て方として、次のような鉢を選びます。

・底に穴があいているなど、水はけのよいもの・陶器など、通気性のある素材・根の長さに合う適度な大きさ

底に穴があいている鉢は、底に水が溜まらないため、蒸れにくく水の管理もしやすいでしょう。

受け皿付きの鉢は、蒸れを防ぐために、水やりの際に皿へ溜まった水を毎回捨てます。

続いて、次のような土を選びましょう。

・園芸用土よりも水はけのよい土・市販の多肉植物用の土

多肉植物は、水はけのよい土を好みますが、水切れのよすぎる土も好みません。ブレンドする場合は、園芸用土に川砂・赤玉土・鹿沼土などのブレンドがおすすめです。

よく育つ環境を作る

品種にもよりますが、多肉植物は、日当たりや通気性のよい場所を好みます。半日以上、直射日光が当たる場所がよいですが、真夏の直射日光は避けるべきです。

湿気に弱く、乾燥を好むため、風通しのよい場所に置きましょう。

水をやる

生育期の多肉植物への水やりは、葉が乾燥してシワシワになった時が、水やりのタイミングです。鉢内のすべての土が乾燥している場合も、水をやりましょう。

生育期には、鉢底から水が流れ出るほどに、たっぷりと水をやります。ただしできるだけ、土をめがけて水をやりましょう。

とくに湿度の高い時期に葉の間に水が入ると、蒸れが原因で弱る可能性があるためです。

一方、休眠期の多肉植物への水やりは、数週間から月に1回程度が目安です。鉢内の土が、すべて乾いてから水をやります。

肥料を与える

多肉植物は、基本的に厳しい環境下で育つ植物のため、生育期に適量を与えるだけで健やかに育ちます。

植え替えの際には、緩効性肥料などを与えるとよいでしょう。ただし植え替え後に肥料を与えすぎると、根腐れの恐れがあります。

植え替える

多肉植物の植え替えは、成長を促したり、根崩れを予防するために、次のようなタイミングでおこないます。

  • 株が大きくなり根が窮屈そうに見えるとき
  • 根が鉢からはみ出してきたとき
  • 株の元気がなくなってきたとき
  • 下葉が落ちてきたとき
  • 茎から糸のような細い根が出てきたとき

また1年から2年に1回、生育期の前に行うのが一般的です。

続いて、植え替えの手順を紹介します。

  1. 鉢から多肉植物を取り出す
  2. 1の根から土を取り除く
  3. 2の余分な根を切り、枯れた葉を取り除く
  4. 3を、3日程度、直射日光を避けつつ、半日陰で乾燥させる
  5. 新しい鉢に新しい土を入れ、4を植え込む
  6. 根が新たな土に馴染んだら、水をやる

品種の特性に合わせて、植え替えの際に肥料を与えましょう。

まとめ

多肉植物は、適度な日光と水で、室内でも健康に育つ品種が多いため、初心者も育てやすいです。

初心者が多肉植物を選ぶ際には、生育型や育てる環境、育てやすさなどから選ぶとよいでしょう。

お部屋の日照不足が気になるという方には、LED植物育成ライトを使って多肉植物を育てる方法もおすすめです。

本記事で紹介した、育てやすい多肉植物の種類や育て方なども参考にしながら、ぜひお気に入りの多肉植物を見つけて育てましょう。

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