廊下の照明としてもおすすめ！機能的でおしゃれなブラケットライトの魅力

ブラケットライトとは壁面に取り付ける照明のことで、廊下や階段などの足元を照らしたり、寝室の間接照明として使われたりします。サイズは比較的小型で補助的な照明として取り付けられ、壁面を照らし出すことで光の陰影を楽しむことができます。また、照明器具自体がインテリアのワンポイントにもなるため、コーディネートのアクセントとしても取り入れられます。

廊下をおしゃれにコーディネート　ブラケットライトの特徴

壁面に取り付けるブラケットライトは、照明としての効果はもちろん、インテリア性も高いアイテムです。壁に設置することで光の陰影が強調され、印象的な空間をつくり出してくれます。ブラケットライトの特徴を知ることでコーディネートの幅が広がり、住まいをより快適でおしゃれな空間に仕上げられます。

種類

ブラケットライトには、電球などの光源から直接光を当てて照らし出す直接光タイプと、光源を見せずに壁面に反射させて空間を照らし出す間接光タイプがあります。直接光タイプはスポットライトのように使用でき、明るさが必要な場所を直接照らし出します。間接光タイプは空間をぼんやりと照らし出せるため、柔らかな光でお部屋のムードを高めてくれます。ブラケットライトはデザインも豊富に取り揃えられているため、インテリアに合わせて選びやすく、シンプルなライトを空間に溶け込ませたり、個性的なライトをアクセントとして取り入れるなど、様々なコーディネートが楽しめます。シェードの形状や素材によっても光の広がり方が変わるので、設置場所に合わせてデザインを選んでみてください。

取り付け方法

ブラケットライトは基本的に配線工事が必要になるため、専門の業者に依頼して施工してもらいます。手軽に取り入れたい場合には、コンセントで使用できるタイプも販売されているので、電源が確保できる場所なら取り付け可能です。

廊下をおしゃれにコーディネート　ブラケットライトを取り付けるポイント

ブラケットライトの効果を最大限に生かすためには、取り付け方法に注意しながら設置することが大切です。取り付ける高さは、高すぎても低すぎても使いづらくなってしまうため、取り付ける際のポイントを確認しておきましょう。

取り付け位置

ブラケットライトを取り付ける基本的な高さは、床面から180cm～200cm程度になりますが、室内の状況や用途に合わせて調整しながら設置しましょう。目線より少し高めに取り付けることで、頭などをぶつけてしまう危険性がなく安全に使用できます。取り付け位置が高すぎると照明の効果が生かせない場合もあるので、基本的な高さを意識しながら設置してみてください。壁面に取り付けるため、室内扉の開閉時にぶつからないように配慮することも大切です。

取り付け個数

壁面に取り付けるブラケットライトは、必要な明るさを確保することはもちろん、見た目のバランスも重要なポイントになります。ライトのサイズやデザイン、取り付けたい壁の面積に合わせてバランスを取りながら、センスよくコーディネートしてみましょう。複数のライトを均等に並べたり、一灯だけを取り付けてインテリアのアクセントとして際立たせるなど、設置する個数にも注目しながら照明計画を立ててみてください。

ブラケットライトで廊下をおしゃれに仕上げるコツ

照明としてもインテリアの一部としても、おしゃれな空間をつくり出してくれるブラケットライトは、選び方や取り付け方次第で様々な雰囲気が演出できます。廊下のインテリアコーディネートでも光の効果を楽しみながら、壁面のアクセントとして取り入れられます。

光の効果を楽しむ

壁面を照らすブラケットライトは空間の奥行きが強調できるため、お部屋を広く見せる効果が期待できます。比較的狭いスペースになる廊下では、ブラケットライトを使って壁面を照らし出すことで空間が広く感じられるので、圧迫感が軽減できます。また、光と影のコントラストで壁の質感を引きたてれば、さらに印象的な空間をつくることができます。

インテリアのアクセントにする

ウォールデコレーションとして取り入れられるブラケットライトは、インテリアのアクセントとしても楽しむことができます。壁面を上手に活用した立体的なコーディネートは、ワンランク上のお部屋づくりを叶えてくれます。床に置かない照明器具は、廊下のようなコンパクトな空間でもスペースを圧迫することなく取り入れられ、インテリアに個性がプラスできます。

廊下以外の場所でもブラケットライトをおしゃれに取り入れる方法

様々なデザインがあるブラケットライトは、住まいのあらゆる場所で使える照明器具です。メイン照明の補助的な役割での使用や間接照明として取り入れるなど、廊下以外の場所でも効果的に活用してみてください。

リビング

住まいの中でも広いスペースが確保されるリビングでは、メインの照明にプラスして、ブラケットライトを補助的に活用すると良いでしょう。明るさが足りない場所に取り付けることはもちろん、壁面のアートやディスプレイされたオブジェを引き立てる照明としても使えます。吹き抜けなど、天井に照明が取り付けにくい場合でも設置しやすいので、天井面を照らして空間に広がりを持たせるなど、効果的に取り入れてみましょう。

寝室

リラックスタイムを過ごす寝室では、間接照明としてブラケットライトを取り入れてみましょう。壁面を照らす照明を使えば、ほのかな光でお部屋のムードが高められ、落ち着きのあるラグジュアリーな空間がつくり出せます。一日の疲れを癒すためにも、明るすぎない間接照明を採用することで、安眠効果も高められます。寝室では横になった姿勢で過ごす時間が長くなるため、ライトの光が直接目に当たらないように工夫しながら照明計画を立てると良いでしょう。また、眠る前に読書を楽しむ方には、読書灯としてブラケットライトを取り入れるのもおすすめです。スポットライトのように必要な場所をピンポイントで照らし出す照明なら、文字を読むための明るさも確保しやすくなります。壁面に取り付けるため、照明器具を置く場所が必要ないので、スペースの節約にもつながります。

階段

壁面に取り付けるブラケットライトは、壁に囲まれた空間に取り入れやすいので、階段や廊下に適した照明器具と言えます。壁面を照らして奥行きを強調すれば、空間を広く見せる効果も期待できるため、階段が窮屈に感じる場合でも圧迫感が軽減できます。上り下りする階段は落下などの危険性があり、照明計画が重要なポイントになります。ブラケットライトを階段に取り入れる際には、足元の明るさはしっかりと確保しながらも、眩し過ぎないように気を付けましょう。一灯では明るさが足りない場合でも、多灯使いで必要な明るさが確保できるので、シンプルなライトをリズミカルに並べたり、他の照明器具と組み合わせるなど、コーディネートを楽しんでみましょう。

まとめ

ブラケットライトは、壁面に取り付けるという特徴を生かすことで、様々な効果が得られます。照明として光の演出を楽しんだり、ライトのデザインやレイアウトをインテリアの一部として取り入れるなど、住まいや暮らしに合わせておしゃれに活用してみましょう。