シンプルかつ上品な空間を作るために、照明の選び方はとても重要です。リビングから寝室まで、どんな部屋でも、適切なライトを選ぶことで、その空間が持つ雰囲気や快適さが大きく変わります。本記事では、大人らしい洗練されたインテリアにぴったりのライトの選び方をご紹介します。心地よい空間作りの参考にしてみてください。
空間の主役になるシンプルなフロアスタンドライト
まずは自立する比較的背の高いフロアスタンドを見ていきます。洗練されたデザインから放たれる光によって、空間を品よくまとめてくれるアイテムです。また、使い方として壁のそばに置いて光と影の濃淡を演出することで、グッと大人らしい部屋へとしてくれます。リビングと寝室を想定したリラックス空間に最適で、シンプルな大人なデザインのものを紹介いたします。メインの照明の補助に、また就寝前のひとときにうってつけです。
後半はサイドボードやテーブル、チェストなどに置いて愛らしい小さなボディのスタンドライトも見ていきます。まずは、フロアスタンドについてです。
ニッケルメッキと木目調のフロアスタンド
こちらは高さ約120cmのフロアスタンド。ニッケルメッキと木目調のツートーンに仕上げたボディは、インダストリアルな雰囲気。部屋に近代的なアクセントを与えて、品を添えてくれます。木目調も取り入れたほっこり感と近代感のあるさまざまなインテリアに合わせやすいデザインです。
ソファの横に設置して映画鑑賞をしてもヨシ、寝室にもサマになります。少し明るすぎると感じたら、光を壁に向けて間接照明としても使えます。
ニッケルメッキと木目調のフロアスタンドMST037
ニッケルメッキと木目調のツートンがおしゃれな空間を演出します。屈折構造で角度を調節でき、手元を照らしたり間接照明として空間を照らします。
布を使った筒型デザイン
続いては筒型の高さ約80cmのフロアスタンドを見ていきます。スタンド部分がすべて布で覆われた円筒形のシンプルなデザインは、使いやすく利便性も◎。下部から発光するため、壁はもちろん床も同時に照らしてくれる珍しいモデルです。幅は直径20cm、インテリアとしては小柄でシャープな印象です。
近年では、部屋を広く見せるために低いベッドを取り入れる方が多くいらっしゃいます。そのため天井を高く感じられ、開放的な空間を作ってくれます。このモデルは、高さもほどほどに、天井空間を広く設計するためにも一役買ってるでしょう。
円筒形の布のフロアスタンド[MST020]
スタンド部分がすべて布で覆われた円筒形のフロアスタンドライト。床に近いスタンド部分からも光が漏れるため、落ち着きのある癒しの空間をつくってくれます。
1台2役!コスパよしな2灯デザイン
こちらは2灯モデルながらも、アンダー1万円とお手頃な価格設計は嬉しいポイント。2つの灯にはヘッドを動かせる自在器が搭載されています。1つは上に、もう1つは手元を照らしたりなど多様な使い道ができます。マットな質感の黒で、シンプルでモダンなフォルムはどんなお部屋にもマッチします。サイズは高さ約156cmに、ベースの幅は25cm。シュッとした細長いシルエットでスキマをうまく活用するアイテムとしても重宝します。
1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト[MST09]
灯部が2つあることにより、様々な空間演出が可能。一方は机上やソファ横などを照らし、もう一方は灯部を上に向け空間を照らすアッパーライトとして使用するなど、1台の照明で同時に2つの使い方ができます。
さりげなく空間を照らすミニライト
前半は身長の高いフロアスタンドを見ていきましたが、次は小さなボディで空間を照らすスタンドライトを見ていきます。小さいものであれば、移動がしやすかったり、ライトを椅子などお気に入りのインテリアの上に置いて、暗い空間でインテリアの存在感を演出することも可能です。3種類、レトロなもの、脚に特徴があるもの、そして切子ガラスがきらめくライトを見ていきます。
真鍮古美メッキのレトロなスタンドライト
レトロなスタンドライトです。このモデルは高さ約30cmのスモールボディ。
仕上げには真鍮古美メッキを施すことで、レトロな風格のライトに。1940〜60年代のミッドセンチュリー期と呼ばれる、柔和な曲線とシャープな直線の良さを織り交ぜた、いまなお人気なデザインテイストです。
また、ヘッドの向きを広く変えられるよう、堅牢性に優れた自在器が用いられている点も日常使いするうえで注目です。
真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]
"1940年代の雰囲気が感じられるフォルムに真鍮古美メッキ仕上げを施し、使い込まれたテーブルライトの風合いをだしたデザイン。
自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、可動域内での角度調節が可能です。あたたかみのある真鍮色は無骨さを軽減させ、ヴィンテージテイストのみならずアンティーク調のお部屋や家具にもマッチします。"
脚の曲線美に注目!脱力スタンドライト
大きく弧を描いた脚が印象的なこのモデル。高さは50cmほどと先ほどよりは少し背のあるサイズ感です。北欧で流行した曲げる技術のインテリアへの応用ですが、やがて一般化し、現在ではロープライスな7,000円以下で手に入るだけあって注目です。ベース部分から脚をつけるのではなく、丸い突起をつけてからそこにランプまでの脚をつけるといった細かなディテールも。これにより柔和な印象がプラスされ、より洗練された雰囲気に。
広い可動域も注目です。上向きに向きを変えることができるため、照らすことができる範囲として下、横、上と使い道さまざまです。
切子ガラスが煌びやかなスタンドライト
最後に、切子ガラスのスタンドライトを見ていきます。まずランプ上部にある白のセードは、布素材を使用することでどこかノスタルジックな柔らかな光をもたらします。また、切子ガラスでランプのベースを形成することで西洋の雰囲気も感じられる西洋×和なデザインに仕上がっています。それだけでなく、脚部の笹をイメージした切子ガラスの繊細な模様とクロームメッキでの仕上げが合わさることで、懐古とモダニズムが見事に噛み合った見た目に。高さは40cm、幅は16.6cmとコンパクトな設計です。細長く真っ直ぐとしたシルエットは、場所も取らずに全方位を優しい光で照らしてくれます。色は青の他に赤もあるのでセット購入も検討されてみてはいかがでしょうか。
切子ガラスの煌めきが綺麗なスタンドライト
伝統技術に裏打ちされた切子ガラスと柔らかい透過性を創出する布セードが表現する暖かみを持ったスタンドライト。美しい切子ガラスは笹をイメージしてカットされた繊細な模様のガラスとクロームメッキにより高級感のある仕上りになっております。
まとめ
まずはフロア全体を照らしてくれるフロアスタンドについて前半では見ていきました。天井のライトの光を補助したり、時間帯に合わせて雰囲気を変えるためにも重宝します。自立するため設置の幅が広がる点も嬉しいところです。
また後半では、小さめなスタンドライトを見ていきました。フロアスタンドに比べて光量はやや劣りますが、それでもポイントポイントをきちんと照らしてくれる必要十分な機能を備えます。小さい分、デザインの幅が多く、脚部分やランプなど好みの形を探してみても面白そうです。
全体的に、大人らしいシンプルなデザインで、かつ機能性もある照明をピックアップしました。リラックス時間の確保に照明は大きな役割を果たしてくれます。