照明器具や電球は消耗品なので、使い続けていくといつかは寿命が来ます。
それは、LEDシーリングライトも同じです。
本記事では、LEDシーリングライトの寿命がどのくらいなのか、LEDシーリングライトの寿命が来た時にどのように処分したら良いのかを解説します。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
LEDシーリングライトの寿命はどのくらい?
LEDシーリングライトの寿命がどれくらいかご存知でしょうか。
ここでは、照明器具自体の寿命と、LED電球の寿命について紹介していきます。
照明器具自体の寿命は目安として8〜10年
照明器具の適正交換時期は、一般的に8〜10年程度が目安です。この適正交換時期は、LEDシーリングライトでも同じことがいえます。今使用しているLEDシーリングライトがどのくらい経過しているのかわからない場合は、照明器具に記載されている製造年月を見てみましょう。
使用開始の年月から逆算して大体の交換時期を判断してください。
また、安全のために1年に1度は照明器具の状態確認を推奨します。
照明器具の安全点検は、「一般社団法人 日本照明工業会」の安全チェックシートを参考にしながら行うと良いでしょう。安全点検には、「スイッチを入れても時々点灯しないときがある。」「こげくさい臭いがする。」など17項目あります。
すぐに照明器具を交換すべきかどうかが判断できるので、一度チェックしてみると良いでしょう。
設置場所の環境や高温多湿な場所だと、この目安よりももっと早くに切れてしまうことがあります。LEDの当たり外れもあるため、LEDシーリングライトを購入する場合は保証付の器具を購入することをおすすめします。
LED照明の寿命は約40,000時間?
LED照明は、一般的に光源寿命が約40,000時間の器具が多いです。1日10時間利用した場合、約10年間使えます。
白熱電球は約1,000〜2,000時間、蛍光灯は13,000時間程度が寿命といわれているため、LED電球は非常に寿命が長いです。ただ、照明器具によって光源序妙が40,000時間ないものもあります。どのくらいの時間使用できるかは、商品購入時に光源寿命を確認するようにしましょう。
LEDシーリングライトの寿命を見極める目安とは?
年月が経過すると、今使っているLEDシーリングライトが使い続けて何年経過したのかわからなくなってくるでしょう。LEDシーリングライトが寿命を迎えたら新しいものに交換しなければならないため、いつ頃交換が必要かがわかっていると安心ですよね。
そこで、LEDシーリングライトの寿命の見極める目安について解説していきます。
製品を使い始めた年月日を確認
LEDシーリングライトを購入したら、いつから使い始めたかをどこかにメモしておくようにしましょう。
使い始めた年月日を書いておくことで、LEDシーリングライトの交換時期がいつ頃になるかの目安になります。
LEDシーリングライトの使用年月日がわからなくなった場合は、製品の製造年月日を参考にするようにしましょう。
シーリングライトの製造年月日は、カバーを外した本体に型式と年数が記載されたラベルが貼ってあります。そこに書かれている製造年月日を確認することで、いつ頃寿命を迎えるかを想定することが可能です。
ただ、使い始めた年月日が寿命を見極める目安として最も正確ですので、使い始めた年月日を記録しておくことをおすすめします。
寿命による不具合を知っておく
LEDシーリングライトは寿命を迎えるといくつか不具合が生じることがあります。また、高温多湿な環境で使っていると、寿命よりも早くに不具合が発生することもあるようです。
たとえば、照明を付けたけどいつもより暗く感じる、照明が付いたり消えたりしている場合、寿命が近くなっていると思われます。
このような不具合が起きた時には、そろそろLEDシーリングライトの交換が必要であると思っておきましょう。
ただ、不具合が起きていなくても、ひび割れや変色・変形、ガタガタ揺れるといった症状がある場合も交換を検討すべきです。
照明器具そのものの性能を損ねるだけでなく、照明器具が落下したり破損したりして使用者が怪我する恐れもあります。
他にも劣化することで発煙事故に発展する場合もあります。
定期的に照明器具の状態を確認し、劣化が目立ち出したら交換を検討してください。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
LED照明の寿命が近づくとどうなる?
LED照明の寿命が近づいた時の症状についてさらに詳しく解説していきます。
- 明るさが足りないように感じる
- 点滅を繰り返す
- 光の色が変わる
- カバー・パネルに変形・ひび割れが生じる
- 電源を入れても点灯しない
それぞれの症状についてみていきましょう。
明るさが足りないように感じる
LED照明のスイッチを入れたけど、以前よりも光の量が足りなくて暗く感じる場合、寿命が近い可能性が高いです。
LEDは劣化することで光の量が衰えていく性質のため、明るさが足りないように感じるのはわかりやすい劣化症状の1つといえます。
以前よりも暗く感じる場合は、使用し始めて8〜10年程度経過している場合は、器具の交換を検討しましょう。
点滅を繰り返す
LED照明は、寿命が近くなると勝手に点滅を繰り返すことがあります。
ただ、照明器具と照明制御装置がアンマッチを起こしていることで点滅している場合もあるため、照明の使用を確認し、場合によっては業者に点検してもらうようにしましょう。
それでも点滅が治らない場合や、使用開始年月日から8年以上経過している場合は、照明器具の交換をしてください。
光の色が変わる
LED照明は、劣化すると光が変色してきます。また、シーリングライトの部品が劣化してLED照明に正常な電流が流れなくなった時にも色の変化が生じることがあります。光の色が変わってきたと感じたら、寿命が近いと思っておきましょう。
カバー・パネルに変形・ひび割れが生じる
カバーやパネルに変形やひび割れは、半導体の熱が伝わることで生じます。
そのまま放置していると、カバーが破損したり落下して怪我をする危険性があるので、破損に気づいたら早めに交換しましょう。
電源を入れても点灯しない
スイッチを入れても点灯しない場合、いよいよ照明器具の寿命が来たと思って良いでしょう。
この場合、LED照明基板が破損してしまっている可能性があります。
LED照明基板は、LED照明を作るためのベースとなる基板のことで、ここの素材を何にするかによって照明の寿命も変わってきます。
LED照明基板は長年使い続けると熱を持って破損することがあるため、器具自体の交換が必要です。
接触不良の場合、何度か電源を入れ直すことで点灯する場合もありますが、どうしても照明がつかない場合は照明器具を交換しましょう。
シーリングライト(照明器具)の処分方法は?
寿命を迎えたシーリングライトをどのように処分すれば良いのかご存知でしょうか。
処分方法は4つあります。
- 粗大ゴミか不燃ゴミとして出す
- 家電量販店に処分してもらう
- 不要回収業者に処分してもらう
それぞれの方法について解説していきます。
粗大ゴミか不燃ゴミとして出す
シーリングライトは、粗大ゴミか不燃ごみとして出すことができます。
どちらでゴミを出せるかは、お住まいの自治体によって指定が異なるため、ゴミに出す前に必ず自治体に確認をとってから処分を進めてください。
粗大ゴミの場合、自治体に電話するかホームページの粗大ゴミ受付センターに連絡し、コンビニで処分費用分のごみ処理券を購入します。
その後、購入した処理券に必要事項を書き込んでシーリングライトに貼り、収集日に指定場所に出すことで回収してもらうことが可能です。
不燃ごみの場合、自治体によってはシーリングライトを解体して素材ごとに捨てなければならない場合もあります。
プラスチックや金属、ガラスなどをそれぞれバラバラにする必要があるため、軍手などを使って怪我をしないように作業してください。
粗大ゴミ・不燃ゴミのどちらで処分するにしても、処分方法などは必ず自治体に確認し、指定の通りに処分をしましょう。
家電量販店に処分してもらう
家電量販店によっては、新しいシーリングライトを購入するときに古いシーリングライトを持っていけばそのまま引き取ってもらえるところもあります。
店舗によっては、新しいシーリングライトを購入した時のレシートを持ってくれば、後から古いシーリングライトを持っていっても引き取ってくれるところもあるようです。
新しいシーリングライトを購入する前にお店に確認を取っておきましょう。
また、新しくシーリングライトを購入しなくても引き取り費用を支払えば、古いシーリングライトを処分してくれるところもあります。お金はかかりますが手軽に処分できるのでおすすめです。
不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者に処分してもらうのもおすすめです。
自治体の場合は処分手続きが必要になったり、家電量販店だと持ち込まないといけなかったりします。
しかし、不用品回収業者であれば依頼の連絡をすることにより、回収日まで待たなくても土日祝日や夜間でも引き取りにきてくれます。
費用はかかりますが、最も手軽に処分できる方法です。
まとめ
LEDシーリングライトの寿命や、処分方法について解説しました。
照明器具や電球は必ず寿命がきます。
寿命がきた時にどのように処分すれば良いのかや、寿命がきた時にどのような不具合が起きるのかなどは前もって知っておくようにしましょう。
また、購入した日や製造年月日をメモしておいて、いつ頃交換が必要になってくるのかを想定しておくと、急な出費にも対応できます。
これまで解説したことも参考にしてみてくださいね。