キッチンをおしゃれな空間にしたいと考える方も多くいます。
その時に使われることが多いのが、ペンダントライトです。
本記事では、キッチンをよりおしゃれにするペンダントライトの選び方について解説しています。
また、キッチンにペンダントライトを使うメリットやデメリット、キッチンにペンダントライトを採用したことで生じる失敗例についても見ていきましょう。
目次
キッチンに使うペンダントライトの選び方
キッチンにペンダントライトを使う場合の選び方について解説していきます。
- 取り付け方法を確認する
- 調理がしやすい高さにする
- LDKの雰囲気にあうデザインを選ぶ
- 個数はキッチンの広さに合わせる
- 予算に合う商品を選ぶ
それぞれの選び方について見ていきましょう。
取り付け方法を確認する
まずは取付方法を確認してください。
ペンダントライトは引掛シーリングで天井に直接取り付ける方法と、ダクトレールに取り付ける方法の2種類があります。
ダクトレールに取り付けるのであれば、レール上の好みの場所に複数のペンダントライトを取り付けることが可能です。
ダクトレールを設置する場合には取り付け工事をしなくてはなりませんが、簡易式のダクトレールであれば引掛シーリングに取り付けることで設置できます。
一方で引掛シーリングは大型のペンダントライトを設置したい時におすすめの取付方法です。
一般的な引掛シーリングだと耐荷重が5kgまでなので、重たいペンダントライトでも取り付けられるというメリットがあります。
ただ、ダクトレールのように複数個のペンダントライトを取り付けることはできません。
また、一度引掛シーリングの位置を決めてしまうと、その場所を動かせないため、家具の配置を変えたり、模様替えをしづらいというデメリットもあります。
調理がしやすい高さにする
キッチンカウンター前や、家事動線上にペンダントライトを設置する場合、調理の邪魔にならない高さにペンダントライトを設置するようにしましょう。
キッチンカウンター前に設置する場合、カウンター面から約60〜70cm程度の高さに設置するのをおすすめします。
この高さであれば、目線の高さよりも少し上のところに明かりが取り付けられるため、調理の邪魔になりにくいです。
LDKの雰囲気に合うデザインを選ぶ
キッチンにペンダントライトを取り付ける場合、LDKの雰囲気に合うデザインを選ぶようにしましょう。
例えば、北欧風のLDKにしたいなら、温もりが感じられる木製のライトや、淡い色のシェードを使ったペンダントライトがおすすめです。
モダン風なら、スタイリッシュなデザインの物やガラス・アイアンなどの無機質な素材を使ったデザインが良いでしょう。
LDKの雰囲気に合わないデザインの照明を選ぶと、全体で見た時にチグハグした印象になってしまうため、照明を選ぶ際は部屋全体で見た時にどのように見えるかを考えて選んでくださいね。
個数はキッチンの広さに合わせる
ペンダントライトは個数によって明るさも光の広がり方も変わります。
そのため、ペンダントライトの個数はキッチンの広さに合わせて決めるようにしましょう。
広いキッチンの場合、ペンダントライトの個数が少ないと薄暗く感じてしまう可能性があります。
しっかりと明るさを確保するためにも、個数には注意するようにしてください。
予算に合う商品を選ぶ
ペンダントライトにかける予算は前もって設定しておくようにしましょう。
キッチンにペンダントライトを取り付ける場合、2〜3個設置する場合が多く、その分の費用と施工費がかかってきます。
さらにダクトレールを付けるのであれば、その分の施工費もかかってくるでしょう。
リフォームや施工する際にはどのくらいの予算をかけるのかをあらかじめ決めてから照明を選ぶと、予算オーバーしにくくなります。
三角セード ペンダントライト 電球有り/無し MPN049 引掛シーリング
ダイニングテーブルにぴったりなペンダントライト。φ40㎝のセードは、シンプルながら存在感があります。セードの素材は鋼板のため、布やガラスのように光を透過せず、開口箇所から光が漏れます。こちらのペンダントライトは下方向(テーブル上)を集中的に照らすため、周囲の電気を消しペンダントライトのみをつけると、そこに灯りの溜まりができ、人々が灯りに集うような空間演出も可能です。
キッチンにペンダントライトを使うメリット
キッチンにはペンダントライトだけでなく、シーリングライトやダウンライトなど様々な照明が使われます。
その中でもキッチンにペンダントライトを使うことにどのようなメリットがあるのでしょうか。キッチンにペンダントライトを使うメリットを見ていきましょう。
キッチンをおしゃれにできる
ペンダントライトはデザイン性の高いものが多く、キッチンをおしゃれにすることができます。
シェードのデザインにこだわれば、インテリアのアクセントとして際立たせることも可能です。
キッチンをおしゃれにしたいならペンダントライトを設置すると良いでしょう。
手元を明るく照らせる
ペンダントライトはコードやチェーンで吊り下げて使う照明のため、調理中の手元を明るく照らすことができます。
調理の際に手元が暗いのが気になる方は、手元灯としてペンダントライトを設置するのもおすすめです。
キッチンにペンダントライトを使うデメリット
続いて、キッチンにペンダントライトを使う場合のデメリットを見ていきましょう。
ペンダントライトをキッチンに取り付けることで、良い点もありますが、欠点もあることは知っておくようにしてくださいね。
高さを調整しないと調理の邪魔になる
ペンダントライトの高さを誤ると、調理をする時に邪魔になる可能性があります。
コードやチェーンを長くすると、頭をぶつけたり手元が見づらくなってしまったりする場合があるのです。
反対にコードやチェーンを短くして高い位置にペンダントライトを設置すると、明かりが手元まで届かずにキッチンが暗くなってしまいます。
また、見た目にもあまりおしゃれでなくなるため、ペンダントライトは適切な高さに調整しなければなりません。
他の照明器具よりも明かりの範囲が狭い
ペンダントライトは、特定の場所を照らすのは得意な照明ですが、部屋全体を明るくすることには向いていません。
そのため、ペンダントライトだけでは明るさが足りない可能性があるため、ダウンライトやシーリングライトで明るさを補う必要があります。
ペンダントライトは、手元を照らしたり見た目の雰囲気を楽しんだりする照明として使うようにしましょう。
ただ、独立型のキッチンだとペンダントライトが邪魔になってしまう可能性があるため、あまり向いておりません。
アイランドキッチンなどにダウンライトと併用して設置すると、明るさも確保できておしゃれな空間作りができます。
ソケット部分の曲線が美しいペンダントコードMPN042
ソケット部分の曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザイン。裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、上品なデザインのため、インダストリアルテイスト以外のテイストにも合わせやすいです。洗練されたシンプルデザイン。
キッチンにペンダントライトを設置して起きた失敗例と対策
最後に、キッチンにペンダントライトを設置した時に生じた失敗例と対策について紹介していきます。
設置してから失敗・後悔しないためにも、どのような失敗例があるのかを見ていきましょう。また、失敗例に対する対策も紹介しますので、参考にしてみてください。
ペンダントライトの光が眩しくて調理がしにくい
ペンダントライトの高さが適切でないと、光源が直接目に入って眩しくて調理がしにくくなる場合があります。
先にも述べたように、ペンダントライトは大体カウンター面から60〜70cm程度が適切な高さのため、これを目安にペンダントライトの高さを決めるようにしましょう。
実際にカウンターに立ってみて、どの位置であればペンダントライトが邪魔にならないかを確かめてみるのもおすすめです。
部屋の雰囲気と合っていなかった
ペンダントライトが部屋の雰囲気と合っていないと、部屋全体で見た時にバランスが悪く感じられます。
ペンダントライトを選ぶ際には、照明器具単体ではなく、キッチン・LDK全体で見た時にどのような雰囲気になるのかをイメージして選ぶようにしましょう。
部屋の雰囲気に合わせてペンダントライトを選ぶことが重要です。
定期的に掃除をしなければならない
ペンダントライトは、シェード部分にほこりが溜まりやすいです。
そのため、低い位置にペンダントライトを設置すると余計にほこりが目立ってしまいます。
ペンダントライトを採用したい方は、こまめに掃除をするようにしましょう。
まとめ
ペンダントライトをキッチンに設置する場合の選び方や、メリット・デメリットなどについて解説しました。
ペンダントライトはデザイン性が高いので、キッチンやLDKをよりおしゃれに見せることができます。
ただ、ペンダントライト単体では明るさが足りなかったり、設置する高さを誤ると邪魔になってしまう可能性もあります。
ペンダントライトを取り付ける場合は、見た目のおしゃれさだけでなく、実用性も考えた上で商品を選ぶようにしましょう。