「カジュアルなインテリアも、モダンなインテリアもどちらも好き」
「スタイリッシュで都会的なモダンな部屋に憧れるけれど、もう少し肩肘張らずに過ごせる部屋にしたい」
そのような方におすすめなのが「カジュアルモダン」です。
今回は、カジュアルモダンとは何かという初歩的なところから、カジュアルモダンな部屋にはどのような照明が合うのか、照明の選び方やおすすめの種類についてもご紹介します。
これから新築やリフォームをお考えの方や、部屋の模様替えを検討しているという方におすすめの内容になっていますので、参考にしてみて下さいね。
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緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
カジュアルモダンってどんな部屋?:照明の選び方3ステップ
この章では、カジュアルモダンな部屋に合う照明の選び方を3ステップでご紹介します。
- ステップ1:カジュアルモダンスタイルとは何かを知る
- ステップ2:カジュアルな要素、モダンな要素とは何かを知る
- ステップ3:カジュアルとモダンのバランスを考慮して照明を選ぶ
カジュアルモダンスタイルの基本を知って、理想のイメージにぴったりな照明を選びましょう。
カジュアルモダンとは何かを知る
まずは、カジュアルモダンとはどんなインテリアスタイルなのか知るところから始めましょう。
インテリアスタイルにはさまざまな種類がありますが、「カジュアルモダン」とは、都会的で洗練されたモダンなインテリアをベースに、親しみやすいカジュアルなインテリアを組み合わせたスタイルです。
このように2つ以上のスタイルを組み合わせたものをミックススタイルと呼びます。
ミックススタイルの魅力は、1つのインテリアスタイルに縛られず、より自分好みの部屋づくりができることです。
生活感がなく冷たい印象になりがちなモダンスタイルに、カジュアルな雑貨を組み合わせることで、スタイリッシュかつ温かみのあるくつろいだ印象の部屋に仕上げることができます。
カジュアルな要素、モダンな要素とは何かを知る
「○○スタイル」と呼ばれるインテリアスタイルにはそれぞれ共通した要素(形、色、素材、イメージなど)があります。
一般的に言われる、カジュアルスタイルやモダンスタイルには、どのような要素が含まれているのかをご紹介します。
「カジュアル」に含まれる要素
- 形:曲線的
- 色:カラフル、明るい色
- 素材:布、和紙、自然素材、軽量な素材
- イメージ:実用的、気軽、親しみやすい、安価
「モダン」に含まれる要素
- 形:直線的
- 色:モノトーン、原色
- 素材:ガラス、金属、無機質なもの
- イメージ:スタイリッシュ、洗練された、都会的、シンプル
上記のような、カジュアル要素とモダン要素を組み合わせることで、カジュアルモダンスタイルの部屋をつくることができます。
カジュアルとモダンのバランスを考慮して照明を選ぶ
部屋をカジュアルモダンに仕上げるには、カジュアルな印象とモダンな印象のトータルバランスをとることが大切です。
床色や壁紙などの内装、ソファやテーブルなどのインテリア、クッションやアートなどの小物アイテムとのバランスを考えて照明も選びましょう。
例えば、内装やインテリア、照明はモダンスタイルで、小物アイテムでカジュアルスタイルを取り入れたいという場合は、部屋をすっきりとシンプルに見せてくれるダウンライトやスタイリッシュに演出してくれる間接照明がおすすめです。
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カジュアルモダンってどんな部屋?:照明の種類とその効果
この章では、カジュアルモダンな部屋にはどんな種類の照明を選んだら良いのか、具体的な照明の種類とその効果についてご紹介します。
- 「ダウンライト」で天井をスッキリ見せる
- 「間接照明」で部屋のムードを演出
- 「ペンダントライト」をインテリアのアクセントに
- 「ブラケットライト」を取付けて光の陰影をつくる
取りつける照明の種類によって部屋の印象は大きく変わるので、それぞれの照明の特徴を知って、カジュアルモダンな部屋つくりに活かしましょう。
「ダウンライト」で天井をスッキリ見せる
ダウンライトとは天井に埋め込むタイプの照明器具です。
天井に埋め込んで設置するため天井面がフラットになり、部屋をすっきり広々と見せることができます。
ダウンライトは、シンプルでスタイリッシュな印象のモダンスタイルの部屋にぴったりです。
カジュアルモダンな部屋にダウンライトを選ぶ場合は、合わせる家具や雑貨にカジュアル要素を多めに取り入れることで、モダンに寄りすぎないようにバランスを取りましょう。
「間接照明」で部屋のムードを演出
間接照明とは、天井や壁などに光を反射させて間接光とする照明方法のことです。
直接光より眩しくなく、柔らかな光は照射面の素材感を強調したり、空間に奥行き感を演出することができます。
冷たい印象になりがちなモダンテイストに柔らかな温かみを加えてくれるので、カジュアルモダンな部屋におすすめです。
基本的な間接照明の種類は下記の3つ。
- 天井を照らす「コーブ照明」
- 壁を照らす「コーニス照明」
- 壁・床の両方を照らす「バランス照明」
内装工事が必要なタイプと簡単に追加できる置き型や切って貼ることのできるテープ型などもあるので、状況や好みに合わせて選んでみてくださいね。
「ペンダントライト」をインテリアのアクセントに
ペンダントライトとは、コードやチェーンで吊り下げるタイプの照明器具です。
デザイン性の高いペンダントライトは点灯時だけでなく、消灯時もインテリアのアクセントとして活躍してくれます。
モダンな印象の部屋を、ペンダントライトを取り入れてカジュアルダウンしたいなら、曲線的なデザインの照明や、布製や和紙素材の照明を選ぶのがおすすめです。
反対に、モダンな印象を加えたいなら、直線的なデザインの照明や、ガラスなど無機質な素材の照明を選ぶのがおすすめです。
「ブラケットライト」を取り付けて影をつくる
ブラケットライトとは、壁に取り付けるタイプの照明器具です。
デザイン性の高いものが多くインテリアとしても楽しめるほか、周辺の壁を部分的に照らし、光の陰影を作り出すことで、雰囲気のある空間演出ができます。
ブラケットライトには、電気工事が必要なものと、工事不要な充電式やコンセント式があります。
これから新築やリフォームをお考えの場合は、電気工事で壁面にブラケットライトを取りつけるのがおすすめです。
電気工事をすると、壁面の裏側に配線を隠すことができるので、見た目もすっきりします。
工事不要のタイプは、充電の手間やコンセントから壁面を伝う配線の見た目などデメリットはありますが、手軽に設置可能で気分に合わせて取付場所を変えられる点はメリットです。
まとめ:カジュアルモダンってどんな部屋?
今回は、カジュアルモダンな部屋にはどんな照明が合うのか、照明の選び方とおすすめの種類をご紹介しました。
カジュアルモダンな部屋にコーディネートするには、部屋全体の「カジュアル」と「モダン」のバランスを取ることが大切です。
照明を選ぶ際は、照明のデザインや色、素材に着目して、部屋の内装やその他のインテリアとのバランスを考えながら選びましょう。
また、照明を使って部屋をカジュアルモダンな印象にしたいなら、部屋をスッキリと広く見せてくれるダウンライトや、ムードを演出してくれる間接照明、そのほか、ペンダントライトやブラケットもおすすめです。
いくつかの照明を組み合わせることで、ムーディーな空間を演出することもできますよ。
この記事を参考に、カジュアルモダンな部屋づくりに挑戦してみて下さいね。