女性にとって毎日のルーティンのひとつであるメイク。身だしなみとしても必要ですが、モチベーションを上げるためにも欠かすことはできません。仕上がりがうまくいかないと、その日1日がなんだかついてないような気持ちになってしまいますよね。メイクの失敗を防ぐためには鏡の選び方も重要です。顔をただ映すだけでなく、きれいに見せてくれるか。ストレスのない場所でできるか。
生活の導線に組み込めるか。自分がメイクするときに何が大切か考えてみましょう。それに合わせて鏡の形状や場所を選ぶことで、毎日のメイクはもっと楽しむことができます。
LED付きのミラーに必要な機能は?
毎日のメイクを快適にしてくれる
朝の慌ただしい時間にメイクをこなすには環境を整えることが大切です。薄暗い中で焦ってもうまく仕上げることはできません。LED付きのミラーがあれば場所を選ばず明るく照らしてくれるので、メイクの失敗を防いでくれます。しかし、LEDライトがついていればどれでもいいという訳ではありません。さらに効果を高めるためにも、4つののポイントを抑えて選んでいきましょう。
1.鏡の大きさと高さ
メイクをきれいに仕上げるには全体のバランスを見ながらおこなうことが大切です。アイメイク、チーク、リップなど、部分的にはよく見えても引いて見るとちぐはぐな印象になることがあります。新しいメイク道具を試すときはとくに色の組み合わせ方が気になります。デコルテまで見えるくらいの、幅が20cm以上ある鏡を選びましょう。広い範囲を映してくれるので髪や服装の色とも合わせやすいです。とくにトップスの色は顔の印象に大きく影響を与えます。明るい色彩だと反射板の効果があるため、意識しないとメイクが白浮きしてしまう可能性がでてきます。高さも25cm以上あると猫背になる心配もありません。前かがみでメイクを毎日おこなってしまうと体の歪みにも繋がります。また、下からの角度はしわやたるみが強調し、顔を老け見えさせてしまいます。自然と目線も下がるため、気持ちが沈み、自信がなくなってしまいます。毎日見る自分の顔なので、正面から明るい光の中でコンディションをチェックしてあげましょう。
2.ライトの色
メイクをするのに最適なのは自然光に近い、色温度が4600~5500Kの昼白色です。白い光が肌をきれいに映し、色味やヨレがないかの確認がしやすくなります。あまり明るすぎると顔が青白くなり、厚い化粧になってしまうので注意しましょう。ショップの化粧品売り場を思い浮かべてみると、想像がしやすいです。いつもの肌の色よりも明るいため、実際にメイクをすると発色が違って見えてしまうかと思います。光の当たり方も大切です。顔に影ができてしまうと、その部分は明るいメイクをしてしまいがちです。とくにアイホールはくぼんで影ができやすく、アイシャドウののせ方に影響が出てしまいます。イメージと違ったメイクになりがちです。なるべく全方位から顔を照らして影をなくしてあげましょう。リラックスして夜のスキンケアもおこないたいなら、色温度が2600~3250Kの電球色に調色ができると便利です。洗面所のメイン照明を電球色、ミラーライトを昼白色と使い分けてもいいでしょう。
3.拡大鏡つき
視力が落ちて見えにくい人には、2倍か3倍がベストな拡大率です。あまり拡大率が高いと歪んで見えてしまいます。ピントも合わせにくく、目が疲れてしまうことも。拡大鏡はおもにアイメイクに使うことが多いので、多少の歪みでも人によっては画面酔いをしてしまうでしょう。サイズも小さすぎると拡大していても見えにくいので、手のひらよりも大きいくらいが使いやすいです。
4.くもり止め
洗面所で使う鏡にはくもり止め機能が欠かせません。お風呂あがりについた水蒸気はなかなか消えず、拭いてもすぐにくもったり、水滴が伸びて汚くなってしまいます。ドライヤーをかけたり、スキンケアをしたいのにすぐに見えないのは不便です。朝、シャワーを浴びて支度する人にとって、貴重な時間を奪われるのは避けたいところです。くもり止めヒーターが内臓されていれば、スイッチひとつですぐにくもりが晴れてくれます。つけている間は持続するので快適です。
間接光 丸型ミラーライトMBK019R 電球色 白色 直径50センチ 鏡面スイッチ
シンプルなデザインで、鏡の背面から柔らかな間接光で空間を照らす直径50センチのミラーライト。主に洗面台上の壁に設置します。ホテル・飲食店・エステ・レジャー施設などの洗面室、化粧台、パウダールーム、レストルーム、トイレなどにぴったりです。
LED付きのミラーのおすすめは壁掛け?卓上?
ライフスタイルに合わせた使い方
メイクをするタイミングは生活リズムによってさまざまです。毎日のルーティンにうまく組み込んでいる方も多いのではないでしょうか。洗面所でサッと済ませたり、リビングで準備の合間におこなったり、場所も時間のかけ方も人それぞれのやり方があります。できればその流れは崩さず、快適さをアップさせたいですよね。壁掛けミラーか卓上ミラー、どちらか使っている方のアイテムにLEDライトを取り入れていきましょう。メイク時の明るさの大切さは先に記述したとおりです。見やすく失敗のない環境を作っていきましょう。
壁掛けミラーのメリット・デメリット
洗面所の鏡はもちろんですが、リビングに取りつけてデスクを置き、簡易スペースを作ることもできます。
壁にかけるメリットとしては
・全体を確認しやすい
・明るさを確保しやすい
・影ができにくい
サイズが大きいほど見える範囲も広がり、バランスがとりやすくなります。一工程が終わるたびに顔を引いてチェックすれば、色合いが悪くなる心配もありません。洗面所の天井照明と合わせたり、リビングに入る自然光を使って明るい中でメイクがしやすくなります。コーディネートを確認したり、ヘアセットまでまとめてできればかなりの時間短縮にも繋がります。
デメリットは
・前かがみになる必要がある
・場所が限られる
・取りつけ工事が必要
壁についている分、目元のメイクは顔を近づける必要があります。少しきつい体勢になってしまうので、腰への負担に注意が必要です。手前に引き出せるアイテムや拡大鏡がついていると便利になるでしょう。また、LED付きミラーの場合は電気工事が必要になります。専門店への依頼になるのでひと手間はかかりますが、毎日使うものなので使い心地は重要です。ぜひ検討してみてください。
照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工
ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡洗面台の鏡横に補助ミラーとして設置できるライト付き角形の拡大鏡。顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。さらに3倍に映せてライト付きなので、目・鼻・口元などの影が気になりにくくまぶしくありません。
卓上ミラーのメリット・デメリット
取り入れやすさでいえば卓上ミラーがおすすめです。
手軽さゆえのメリットは
・場所を選べる
・手に持って確認できる
・デザインが豊富
・価格によって選びやすい
テーブルに置いて落ち着いてメイクができるのは、ひと息つく時間としても大切なところです。リビングでも、在宅ワーク前のワークスペースでも、生活の導線に合わせて好きな場所を選べます。三面鏡であれば横からの角度でも仕上がりを確認することができます。デザインも豊富なので、機能はもちろん好みに合わせて選びやすいです。
デメリットとしては
・アイテム選びが重要
・電池や充電が必要
・寿命が短い
メイクの仕上がりを左右する、サイズ選びがとても大切です。幅や高さ、LEDライトの明るさもしっかりと確認をしましょう。プラスチックのアイテムには壊れやすいものもあります。三面鏡や折りたたみ式を使いたい場合は素材にも注目しましょう。メイクボックスと一体型のLEDミラーも使いたいときにサッと取り出せるので便利です。
調色・光色切り替えLEDミラースタンド (屋内用・非防水) GST015 コードレス 拡大鏡 3倍
クロームメッキの仕上げでスタイリッシュなデザイン。0.7kgで軽量で、コードレスで持ち運びできます。
まとめ
毎日のメイク時間を快適に過ごすためにも、LED付きのミラーは必須のアイテムです。いい化粧品を使っても、色味が合っていなければ良さを発揮することはできません。また、顔だけでなく全体の印象と合わせることも大切です。メイク環境を整えて1日の始まりを素敵なものにしていきましょう。