野菜は種類によっては、室内で育てることも可能です。
室内で野菜を育てたいなら、LED照明を使って栽培することをおすすめします。
本記事では、LEDで野菜を栽培する仕組みやメリット・デメリットについて解説しています。LEDでの野菜栽培に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
LEDで野菜を栽培する仕組み
野菜は光に当たることで「光合成」を行い、成長していきます。
そのため、日の光が当たらないと、野菜はなかなか成長しなくなるのです。
室内で野菜を栽培する場合、日の光にうまく当たらない可能性がありますが、LED照明を使用することで室内でも野菜の栽培が可能です。
なぜなら、LED照明は、植物の成長に欠かせない光を発することができるからです。
また、従来の電球・電灯よりもLED照明は、植物の成長に適した光を作りやすいという特徴があり、その性質があることで室内栽培も可能にしています。
LEDで野菜を栽培するメリット
LEDで野菜を栽培するとたくさんのメリットが得られます。
屋外での野菜の栽培ができない人でも、室内でちょっとした野菜作りをしたい人にはLED栽培はおすすめです。
野菜栽培で、LED照明を利用して得られるメリットを見ていきましょう。
天候に左右されない
屋外で野菜を栽培する場合、天候によって野菜の成長が左右されます。
日がしっかりと当たる時もあれば、曇りや雨ばかりでなかなか野菜の成長が遅れてしまうこともあるでしょう。
対して、室内で野菜を育てる場合、LED照明によって一定の光を浴びせることができ、天候によって成長が遅れる心配もありません。
品質が均一になりやすい
屋外で野菜を栽培すると、自然光の当たり方によって成長にばらつきが出てしまいます。
そのため、日の光に当たりにくい場所の野菜は、成長速度が遅くなったり、味にも違いが出たりします。
LEDは、光を均一に野菜にあてて栽培できるため、品質や均一になりやすく、成長速度にばらつきも出にくくなるのです。
野菜の栄養価が高くなる
LED照明は、野菜に必要な光を効率よく継続的に当てられます。
そのため、それぞれの野菜の旬の時期に近い環境で成長でき、栄養価の高い野菜を栽培できる可能性が高いです。
LEDが長寿命なのでランニングコストが良い
白熱電球や蛍光灯でも野菜を栽培することは可能です。
しかし、LEDは白熱電球や蛍光灯よりもはるかに長寿命なので、少ない消費電力で栽培できます。
かかる電気代も少なくて済むため、ランニングコストが良いといえるでしょう。
病害虫にかかりにくくなる
野菜にしっかりと光を当てて健康に育てると、病気や害虫への抵抗力が高まると言われています。LEDを使って光を十分に当てることで、病害虫にかかりにくい強い野菜を育てることが可能です。
また、屋外で育てると虫などが付きやすいですが、室内で育てることで虫も寄り付きにくくなります。
初心者でも簡単に栽培できる
LEDを使った野菜の栽培は、初心者でも簡単に栽培できます。
特に、LEDを使った水耕栽培は、土を使う栽培よりも簡単に育てやすいです。
サニーレタスは、通常土による栽培で2ヶ月程度かかりますが、水耕栽培なら1ヶ月程度で食べられる段階まで成長させられます。
LED照明の水耕栽培をすることで、食べられる状態まで比較的早く成長させられるので、飽きっぽい方でも続けやすいというメリットがあります。
LEDで野菜を栽培するデメリット
続いて、LEDで野菜を栽培するデメリットを見ていきましょう。
LEDで野菜を栽培するのはメリットが多いですが、いくつかデメリットも存在します。
ここでは、3つのデメリットについてご紹介します。
初期費用がかかる
まずは、LEDで野菜を栽培するために初期費用が必要です。
野菜の栽培キットはもちろんのこと、植物を育てるのに適した専用のLED製品なども購入しなければなりません。
LED照明は、長寿命である反面、白熱電球や蛍光灯よりも価格が高いです。
どのくらいの費用で育てるか、ある程度予算を決めてから道具を準備することをおすすめします。
電気代がかかる
LED照明を使うということは、当然ですが電気代がかかってきます。
白熱電球や蛍光灯よりは消費電力をはるかに抑えることはできますが、電気代が全くかからないというわけではないため、その点は注意しましょう。
太陽光には劣る
LED照明では、太陽と同じ照度を再現することはできません。
そのため、どうしても太陽光には劣ってしまう部分があり、強い光を好むきゅうりやスイカなどは、室内で栽培することは難しいです。
初心者でもできるLED栽培でおすすめの野菜
LED照明で野菜の栽培は手軽にできます。
ここでは、初心者でも育てやすいおすすめの野菜をご紹介します。
レジナトマト
観賞用のミニトマトであるレジナトマトは、室内でLEDを使って水耕栽培がしやすい野菜です。
種まきしたら約1.5ヶ月ほどで赤色に熟して食べごろになります。
成長しても背が伸びにくいため、家の中でも育てやすく、何より見た目が可愛いので部屋のアクセントにもなります。
ただ、レジナトマトを栽培する場合、強い光を当てる必要があります。
そのため、MotoMの水耕栽培器でレジナトマトの栽培ができない商品もあるため、注意してください。
レジナトマトの栽培可能な商品
レジナトマトの栽培できない商品
サニーレタス
栄養価の豊富なサニーレタスは、1度の収穫量も多く、種を蒔いてから約1ヶ月程度で収穫が可能です。
育てやすいことで人気が高く、水耕栽培であれば1年中育てられます。
サラダ菜
レタスの一種であるサラダ菜は、鮮やかな色味をしており料理に彩りをプラスしてくれます。
1日に16時間ほど光を当てることで、種蒔きから約40日程度で収穫が可能です。
初心者でも簡単に育てられます。
バジル
ハーブの一種であるバジルは、約1ヶ月で収穫ができます。
リラックス効果のある良い香りがするのでアロマ代わりに使えるだけでなく、食用としても使えるなど、様々な場面で活躍します。
ただ、日当たりの良い環境を好むため、しっかりとLEDライトに当てることが望ましいです。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトとは、発芽してまもないブロッコリーの新芽のことです。
成熟した野菜とは異なり、成長に必要な栄養素を豊富に蓄えており、非常に栄養価の高い食材でもあります。
種を蒔いたらわずか1週間程度で収穫ができるので、育てるのが苦手な人でも育てやすいです。
ただ、暑さや寒さには弱いため、室内で育てる場合は、温度管理がしやすい場所に置くようにしましょう。
ブロッコリースプラウトの種類によって収穫日数や適温が異なるため、購入する種の商品情報をしっかりと確認してから栽培するようにしてください。
LEDで野菜を育てるのにおすすめのMotoMの商品を紹介
ここからは、LEDで野菜を栽培するのにおすすめのMotoMの商品を2つご紹介します。
見た目にもおしゃれで、部屋のインテリアにもなる商品なので、ぜひ参考にしてみてください。
スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット
LED照明を使って水耕栽培できるキットです。
スワロフスキーが散りばめられており、高級感のある見た目をしています。
ダイニングテーブルにも置きやすいコンパクトサイズで、部屋にも馴染みやすい白いデザインになっています。
他社の栽培キットだと、LEDの光が青や赤であることが多いですが、MotoMのLED照明は白く発光するため、部屋に合わせやすいと評判です。
栽培ケースが3個分かれているため、サラダ菜・バジル・レタスと最大3種類の野菜を一度に育てられます。
スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット
まあ〜るいコロンとしたデザインで人気のLED植物栽培器Akarina01のスワロフスキーがついたキラキラバージョン。和室でも洋室というテイストも気にせず、お好きな場所に置くだけでおしゃれでいやしの空間に変身させてくれます。
おうち時間を楽しめる木製の水耕栽培キット Akarina06 OMA06
天然木を使って作られたカントリー調の水耕栽培キットです。
見た目も可愛らしく、コンパクトなデザインなのでダイニングテーブルの上やキッチンの隅などにも起きやすい形をしています。
こちらのキットは、本体と一緒にお試し用の種や液体肥料も付属されているので、届いてすぐに栽培を始めることができます。
初めて野菜を育てる人にもおすすめです。
おうち時間を楽しめる木製の水耕栽培キット Akarina06 OMA06
水と液体肥料だけで植物を育てるので面倒な土づくりをする必要が無く、汚れる心配や難しい経験・知識も必要なく、畑や庭に行く手間や時間も削減できて楽ちん。土でお部屋が汚れる心配も虫が湧く心配も少なく、室内でも安心して育てることができるので初心者や忙しい人でも気軽に始めることができます。
まとめ
LED照明で野菜を栽培する仕組みや、メリット・デメリットについて解説しました。
物価高騰により野菜の価格も上がっているため、家で野菜の栽培を考えている方もいるのではないでしょうか。
室内で育てられる野菜は限られていますが、LED照明を使って野菜の栽培にチャレンジしてみるのもおすすめです。
MotoMでは、水耕栽培キットだけでなく、野菜の種も一緒に販売しています。
気になる方は、ぜひMotoMの商品もチェックしてみてくださいね。