引っ掛けシーリングを使い、おしゃれな照明を取り付けたいと考えている人もいるのではないでしょうか。引っ掛けシーリングにも種類があり、住宅によっても形の違いがあります。
引っ掛けシーリングを自分たちで取付するのを検討している人もいると思います。自分で取付できるのか、またおすすめの引っ掛けシーリングについても紹介します。
■引っ掛けシーリングとは?
引っ掛けシーリングとは、一言でいうと天井に照明を取り付けるための土台です。シーリングは英語で「天井」や「天井板」を意味しています。
引っ掛けシーリングと言っても、さまざまな種類があります。形の違いによって呼び名が変わっているため、少しわかりにくく感じるかもしれません。ただ、引っ掛けシーリングはどれも機能的なものは同じです。
具体的には「フル引掛けローゼット」「丸型引掛けシーリング」「角型引掛けシーリング」のように分類されています。引っ掛けシーリングの形は違っても、シーリングに対応しているものであれば相互性があるので、問題なく使えます。ただし、器具や引っ掛けシーリングの形状で、取り付けられない場合もあるため注意しましょう。
ちょっとした違いとして、角形の引っ掛けシーリングは、カップ式で接合部を隠せる仕様になっています。丸型は安定感が多少高まると言われています。注文住宅ではない限り、引っ掛けシーリングの形を指定するのは難しいと言われています。
そのため、引っ掛けシーリングの形を指定したいときは、新築のようにこれから細かく設定できるものを選ぶようにしましょう。
・埋め込みローゼットとの違い
引っ掛けシーリングについて、埋め込みローゼットと何が違うのかわかりにくいと感じているかもしれません。天井照明を埋め込むための土台になるのですが、家などで見かけたこともあるのではないでしょうか。見た目こそ同じですが、両サイドにハンガーと呼ばれる爪のようなものがついています。基本的な違いは照明の取り付け方と、装置できる照明の重さの違いです。そのほかは、基本的に同じ機能を持っているものです。ご自宅の天井についているものが、引っ掛けシーリングなのか埋め込みローゼットなのか迷ったときは爪の部分に注意してみるようにしましょう。
■引っ掛けシーリングは自分で取り付け出来る?
引っ掛けシーリングがもともと付いている住宅もあれば、付いていない家もあると思います。また、住宅によっては「この部分に引っ掛けシーリングがあれば良かったのに…」と思うこともあると思います。
・引っ掛けシーリングボディは資格が必須
結論として、引っ掛けシーリングのボディ部分は、専門的な資格がないと取り付けできません。ボディ部分の取り付けには「電気工事士」と呼ばれる資格を必要とします。電気工事士法や工事施工規則の法律にて、明確に定められているものになります。資格が必要な理由として、感電のリスクがあることが関係しています。もし、何の知識もなしに触れてしまうと、感電し大怪我をすることも十分に考えられます。引っ掛けシーリングが正しく設置されていないと、火災の原因となることもあります。そのため、専門的な知識を持っている人のみが引っ掛けシーリングのボディの取り付けができるようになっています。
引っ掛けシーリングタイプのペンダントであれば誰でも装着できます。具体的にどのような手順で取り付けができるのか、手順を説明したいと思います。
・引っ掛けシーリングタイプのペンダントを取り付ける手順
1. まずは取扱説明書を読み、必要な道具があるか取り付ける方法を確認
2. アダプタをシーリングボディに差し込む
3. カチッと音がするまで回す
4. 本体についているコネクタをアダプタに設置
5. シーリングライトのカバーをつけて完了
もともと古い引っ掛けシーリングがついていた場合は、丁寧に取り外すようにしてください。カバーを外し、コネクタを外しボタンを押したまま回すだけなので、誰でもできると思います。
取り付けも、きちんとカチッと音がするまで差し込みができているかを確認するようにしましょう。ここが緩いと、引っ掛けシーリングの落下の原因になりかねません。最後に、問題なくライトがつくかどうかを確認して完了です。
慣れてしまえば、数分もあればできると思います。シーリングのボディさえついていれば簡単に接続でき、おしゃれな引っ掛けシーリングが取り付けられます。
■おすすめの引っ掛けシーリングタイプの照明
引っ掛けシーリングにもさまざまな種類があります。引っ掛ける部分さえあれば、住宅のタイプを問わずに使えるのも、大きなメリットです。おすすめの引っ掛けシーリングタイプの照明について、詳しく紹介していきたいと思います。
・【スフィアシリーズ】 球状ランプ5灯付きシーリングライト 引掛シーリング MCL010W(B)-5
コロンとしたかわいい球状ランプが5灯連なっているタイプの引っ掛けシーリングです。同じ大きさのライトなので統一感もありますし、部屋のなかをスッキリとした印象に見せてくれます。白色・黒色の土台から選べるので、引き締めたいときには黒を選び、空間を広く見せたい時は白を選びましょう。5灯以外にも3灯タイプもあります。方向の調整もできるので、使いやすい引っ掛けシーリングと言えるでしょう。また、明るさよりも空間演出をメインにしているため、ダウンライトと併用して明るさを調整してください。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
・スモークガラスのセード 1灯ペンダントライト 幅φ30cm GPN002 引掛シーリング
個性的なスモークガラスの引っ掛けシーリングです。ガラスもワイヤーを使っているので、スタイリッシュな印象に見えるのも特徴です。光が動くたびに煌めいて、とてもきれいです。アンティーク的な雰囲気もあるので、レトロな雰囲気を楽しみたい人にも向いています。LEDならではの優しい光も楽しめますし、高さの調整も自由自在にできます。ご自宅のレイアウトにあわせて、使ってみてください。他の家とは被りにくいデザインが嬉しいですね。
スモークガラスのセード 1灯ペンダントライト 幅φ30cm GPN002 引掛シーリング
エンボスで煌めきを際立たせるスモークガラスセード。エンボスのテクスチャがガラスの煌めきを際立たせます。スタイリッシュなムードを演出してくれます。
・当店オリジナルLOG(ログ) LEDシーリングライト
完全受注型のLEDシーリングライトです。シンプルな仕様だからこそ、使う場所を選びません。リーフグリーン・グレージュの優しい色合いのなかから選べるので、部屋のなかが一気に華やかな空間になります。また、部屋の広さで選択できるので最適なものを選びやすいのも特徴です。丸太の年輪のようなデザインになるので、落ち着いた空間が演出しやすい嬉しいシーリングライトです。機能も充実しているので、長く使うシーリングライトとしてもおすすめです。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
・北欧テイスト 円盤ペンダントライト アイボリー MPN01-IV MPN02-IV 直径φ19cm
北欧テイストの円盤型のシーリングライトです。テラリウムのような使い方ができるので、照明と合わせて緑を楽しみたい人にも最適です。北欧ならではのナチュラルな優しさも感じられます。
テラリウムの植物・砂はもともとセットになっているものも選択できるので、好みに合わせて選択するようにしてみてください。
テラリウムを楽しめる 円盤ペンダントライト
円盤ペンダントライトは、植物ポットをぶらせげてエアプランツなどお好きな植物や砂をガラスの植物ポットにいれて、灯部真ん中に吊るしてテラリウムを楽しめます。植物ポット3個付きと植物ポット無しのどちらかを選べます。
■まとめ
引っ掛けシーリングタイプの照明とは、どのような照明かを知ることによって、照明の選択肢や幅を広げることができます。自分で取り付けできるものだからこそ、部屋のレイアウトと一緒に照明にもこだわるようにしてみてください。