ペンダントライトといえば、天井から吊るして使えておしゃれな照明器具としても知られています。どんなデザインのペンダントライトにするか迷っている人の中には「北欧風」にしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。日本では北欧インテリアの人気も高く、部屋のテイストを揃えている人もいると思います。北欧風のペンダントライトを選ぶ時のポイントについて、解説していきます。
北欧デザインのペンダントライトは
そもそも北欧とは、ヨーロッパの北部にあるスウェーデンやデンマーク、フィンランド、アイスランドなどの国のことをいいます。日照時間が短く寒さが厳しい環境になり家のなかで過ごす時間も多くなります。そのため、家を快適に過ごすための工夫をしています。家に設置している家具や照明にも温かみを感じられる要素を取り入れています。照明として照らすのはもちろんですが、デザインなどのインテリア性を追求しているのも特徴です。ナチュラルな美しさを追求したペンダントライトも多い為、自然と馴染みます。
日本でも北欧テイストの人気は根強く、温かみのあるデザインに定評があります。北欧はアイボリーや緑のように自然を感じられる優しい色合いのものも多く見られます。おしゃれな部屋のワンポイントとしても照明が活躍してくれると思います。
ペンダントライト北欧の選び方
北欧風のペンダントライトを選ぶ時に、種類が多すぎて何を基準に選んだらいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。どれもおしゃれなデザインが多く、見たことのないものばかりかもしれません。北欧デザインのペンダントライトを選ぶポイントです。
・サイズは適しているか
・ガラス製などの素材
・設置する部屋との相性
・照明や明るさは充分か
それぞれ説明します。
・サイズは適しているか
ペンダントライトは、大まかに分けると大きく存在感のある全体を照らしてくれるタイプと、複数の照明を組み合わせてダイニングテーブルやカウンターで使う小さなタイプのものがあります。どこに設置するのかによっても変わってきますが、あまりにサイズが大きすぎると使いにくさを感じることもあると思います。
大きなデザインの北欧ペンダントライトは明かりが大きく広がりますが、床に大きな影が出やすくなります。また、使う場所によってまぶしさを感じることもあります。小さな北欧ペンダントライトは、照明を調整しやすく使いやすい特徴を持っていますが、広範囲を照らすことはできません。目的とサイズが適しているかを確認するようにしましょう。
・ガラス製などの素材
部屋のペンダントライトを選ぶ時は素材についても確認しておきましょう。
北欧ペンダントライトのなかでも人気なのがガラス素材のものです。ガラス素材やデザイン照明は、手元だけでなく天井付近も照らしてくれます。間接照明として使いたい人にとっても、ガラス製のペンダントライトは使いやすいと思います。種類も豊富ですし、光の動きが感じられるので、部屋のなかの雰囲気も良くなります。
他にも、ホーローや布製、木製や和紙、アイアンなどのラインナップもあります。布と紙のシェードタイプは光が透けてみえるので、柔らかい雰囲気を演出することもできます。北欧らしい木製のテイストのなかには木目をいかしたものや、和風のデザインにして和室にも起きやすい仕様になっているものもあります。ちょっとレトロな雰囲気を引き出すようなペンダントライトもあるので、同じ木製でもデザインによる違いを比較してみてください。
金属製のものも多く見かけますがシンプルなインテリアに仕上がりますし、光が拡散しないのでスポットライトのような仕上がりです。素材によっても照らし方が変わるので向いているものを選ぶようにしましょう。
・設置する部屋との相性
北欧のペンダントライトを選ぶ時に、ダイニングなのか、キッチン、リビング、寝室かによっても変わってきます。例えば、リビングに設置するのであれば、範囲も広いので照らす範囲にも目を向ける必要があります。寝室に北欧のペンダントライトを設置するのであれば、出来るだけリラックスできる照明のものを選ぶと、睡眠の質を高めることもできます。照明がまぶしすぎるペンダントライトを選ばないように注意しましょう。ナチュラルなデザインで寝室の空間を和やかで優しい雰囲気に演出しましょう。
・照明や明るさは充分か
北欧のペンダントライトは、本場ではやや暗めの設定になります。そのため、日本で売っているような他の照明の感覚で設置してしまうと、薄暗く十分な明かりを確保できなくなってしまいます。例えば、リビングに使う北欧のペンダントライトであればダイニングテーブルの大きさに合わせて調整してみてもいいと思います。60Wでは2名程度の少人数向けの照明になりますし、4人前後であれば100Wの明るさが欲しいところです。明るさに迷ったときは、ワンランク上のW数を選ぶようにするのをおすすめします。
■おすすめ北欧ペンダントライト
北欧のおすすめペンダントライトを紹介します。
どれもシンプルなデザインながら形や素材で照明としての存在感や美しさを演出しています。数ある北欧ペンダントのなかでもおすすめのもの紹介していきたいと思います。
・北欧テイスト 円盤ペンダントライト アイボリー MPN01-IV MPN02-IV
北欧の自然ならではの美しさを追求した、個性的な円盤ペンダントライトです。円盤はシンプルなデザインだからこそ、設置する場所を選びません。木製のテーブルや北欧テイストの部屋などに使えます。引掛シーリング用で使える仕様になっており、植物ポット3つがもともとついています。植物ポットを増やしたいときは、単品としても購入できるので必要な数に応じて調整できるのもポイントです。テラリウムとして入れる植物や砂は好きなものを選んでアレンジを楽しみましょう。
ダクトレール用はダクトプラグに差し込んで使う円盤ペンダントライトです。シンプルが好きな人は、このまま天井に飾るのもいいと思います。天井にダクトレールがついているのであれば設置の手間もかかりません。北欧のナチュラルな仕様だからこそ場所を問わずに使える、照明本来が持っている美しさを追求したデザインといえるでしょう。
テラリウムを楽しめる 円盤ペンダントライト
円盤ペンダントライトは、植物ポットをぶらせげてエアプランツなどお好きな植物や砂をガラスの植物ポットにいれて、灯部真ん中に吊るしてテラリウムを楽しめます。植物ポット3個付きと植物ポット無しのどちらかを選べます。
・ダクトレール用 木目調スポットライト MSP003D
ダクトレールに使用出来る、木目調のスポットライトです。色の種類も白・黒・グレー・青・ピンクのなかで選択でき、シンプルな仕様のなかに木目調を合わせた美しい照明です。北欧テイストの部屋はもちろん、リビングや子ども部屋などのナチュラルさを求めたい場所にこそ設置するのをおすすめします。ダクトレールに複数取り付けると、十分な明るさもあり使いやすいと思います。
■まとめ
北欧のペンダントライトの魅力についてわかっていただけたのではないでしょうか。どれも、家族でゆっくりと過ごしたくなるような温かみのあるデザインになります。設置する部屋によっても選び方が変わってきます。他のインテリアとの相性もよく、格段におしゃれな空間に見せてくれるからこそ、北欧のペンダントライトを取り入れてみてください。