自分だけの理想の住まいを実現出来るのが注文住宅です。
その一方で、新築の注文住宅を建てるデメリットは何なのでしょうか?
この記事では、注文住宅の種類からそのメリット、デメリットまでを詳しく解説します。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った住まい選びをするための参考にしてみてください。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
注文住宅の種類
注文住宅には、主にフルオーダー住宅、セミオーダー住宅、企画住宅の3つの種類から選ぶことができます。
ここでは、注文住宅の主な種類とその特徴、選び方について詳しく解説します。
フルオーダー住宅
フルオーダー住宅は、その名の通り、全てを自分で決めることができる注文住宅の一種です。間取りはもちろん、外観の色や形、内装の素材、設備の種類まで、自分の好みやライフスタイルに合わせてオーダーメイドすることが可能です。自由度が高い分、細部にわたってこだわりたい方におすすめです。
しかし、その反面、フルオーダー住宅は費用が高くなる傾向にあります。全てを自分で選ぶという自由度が高い反面、それぞれの選択が費用に反映されるため、無計画に選び続けると予算を大きく超えてしまうこともあります。そのため、フルオーダー住宅を選ぶ際には、予算管理が必須となります。
また、全てを自分で決めるため、時間もかかるのがフルオーダー住宅の特徴です。一つ一つの選択を慎重に行うため、計画段階から完成までに時間がかかることを覚悟する必要があります。
しかし、労力とコストをかけるだけの価値がフルオーダー住宅にはあります。
自分だけの理想の住まいを形にする喜びは、他の何ものにも代えがたいものです。
自分の夢を叶えるための手段として、フルオーダー住宅はおすすめな選択と言えるでしょう。
セミオーダー住宅
セミオーダー住宅は、全体の設計図が既に用意されている中で、各部屋の間取りや設備などを選ぶ形式の注文住宅です。
メリットとしては、基本的な設計パターンが既に決まっているため、初めての家づくりでも選択が容易であり、自分のライフスタイルに合わせた間取りを選べることが特徴です。
また、メーカーからまとめて資材・設備を購入することにより、割安で家を建てることができるので、コストパフォーマンスを重視する方には良い選択と言えるでしょう。
このように、セミオーダー住宅は、自由度とコストパフォーマンスのバランスが良いため、初めての家づくりにおすすめの注文住宅の一種です。
ただし、あくまで「セミ」オーダーなので、細部までこだわりたい方には、フルオーダー型の注文住宅がおすすめです。
企画住宅
企画住宅は、各メーカーが提供するモデルプランを元に、ライフスタイルや予算に合わせてカスタマイズする形式の注文住宅を指します。
具体的には、内装材や間取り、外装材などをいくつかのパターンから選んで自分好みの住まいを作り出すことが可能となります。
企画住宅はセミオーダー住宅と同じくパターンから選択する形式ですが、選択肢の幅がセミオーダー住宅よりも狭いため、デザインや間取りの自由度はそれに比べると低いと言えます。しかし、その分プランニングの手間や時間を削減できるという利点もあります。
さらに、企画住宅は特定のメーカーからまとめて資材や設備を購入する形式を採用しています。これにより、フルオーダー住宅やセミオーダー住宅に比べて、建築費用を抑えることが可能となります。
これは、初めての家づくりや予算に限りがある場合などには、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
注文住宅のメリット
注文住宅の一番の魅力は、間違いなく自由な設計にあります。その他のメリットとしては、建築中の様子をチェックできることです。
ここでは、これら注文住宅のメリットについて詳しく解説します。
自由に設計できる
建売住宅とは異なり、注文住宅ではあらかじめ設計されたプランに縛られることなく、自分たちのライフスタイルに合わせた家を実現できます。間取りはもちろん、外観や内装、設備など、全てを自由に選べるのが特徴です。
建売住宅の場合、完成した家を見てから購入するため、自分たちの好みを100%反映させることは難しいです。しかし、注文住宅であれば、初めから自分たちの理想とする住まいを設計することができます。
たとえば、広いリビングを希望する、キッチンには最新の設備を取り入れたい、子供部屋は将来的に分割できるようにしたい等、細かな希望も反映させることができます。
さらに、注文住宅では、一つとして同じ家がないというメリットもあります。
自分が選んだ素材やデザイン、間取りなどによって、世界に一つだけの家を手に入れることができます。自分たちの生活スタイルに合わせた家は、快適な生活を送るための大切な要素です。
建築中の様子をチェックできる
建売住宅では、建物が完成するまでの過程を見ることはほとんどありません。しかし、注文住宅を選ぶと、設計から完成までの各段階を自分の目で確認できます。
これは施工業者にとっては、依頼者がいつでも確認に来る可能性があるというプレッシャーを感じることで、手抜き工事を防ぐ効果もあります。
そのため、注文住宅を選んだ際には、定期的に現場を訪れて確認することをおすすめします。
さらに、一部の会社では第三者機関による点検を実施していることもあります。これは、注文住宅が建売住宅に比べて欠陥が少ないとされる理由の一つです。
建売住宅はコスト削減が優先され、目視では確認できない部分に欠陥が潜んでいる可能性があります。これが後々のトラブルに繋がることもあります。
各工程をチェック可能な点は、注文住宅を選ぶ大きなメリットであると言えます。
注文住宅のデメリット
注文住宅には、自由な設計や建築中のチェックが可能などのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
これから注文住宅を検討している方は、注文住宅のデメリットを知ることもまた重要です。ここでは、注文住宅のデメリットについて、具体的な例を挙げながら詳しく解説します。
入居まで時間がかかる
建売住宅や分譲住宅は、あらかじめ設計や工事が進んでいるため、比較的早期に入居可能です。しかし、注文住宅は一から設計するため、土地探しから、家の設計、そして建築まで、一つ一つに時間が必要となります。
時間をかけることで、理想の住まいを実現することができますが、その分、建築までの期間は長くなります。特に、土地探しや設計段階では自分の考えを形にするために多くの時間を必要とします。
時間を短縮したい場合、セミオーダー住宅や企画住宅を選ぶことで、設計から工事までの期間を短縮することが可能です。
予算オーバーしやすい
注文住宅というと、自分だけの理想の家を持つことができるというメリットがありますが、反面、そのデメリットとして予算オーバーしやすいという点が挙げられます。
建売住宅や分譲住宅と比べて、注文住宅は一戸ごとに資材や設備を取り寄せるため、コストが高くなることがあるのです。
特に、分譲住宅は、まとめて複数戸の住宅を建てるため、資材や設備の単価を抑えやすいのですが、注文住宅の場合にはそのメリットがなく、割高になりやすいのが現状です。
さらに、フルオーダー住宅では建築士に自身の希望を伝えて設計をしてもらうため、建築費に設計費も加算されることになります。これがまた、予算をオーバーしやすい要因となっています。
しかし、必ずしも注文住宅が高額になるわけではなく、セミオーダー住宅や企画住宅を選べばコストを抑えることも可能です。
契約や打ち合わせが大変
注文住宅を建てる際は、設計士との打ち合わせから始まります。
自分の希望を設計士に伝え、それを図面やCGなどで視覚化してもらうのですが、一度で全ての希望を図面に反映させることは難しいため、何度も設計士との打ち合わせが必要となります。
さらに、設計図が完成したとしても、それで終わりではありません。設備や資材の選択から、ようやく実際の建設に入るのです。
これらも、一つひとつ細かく決めていくため、時間と労力を要します。そして、着工後もハウスメーカー側からの連絡があり、それに対応する必要があります。
このような手間や時間が必要なため、仕事や家庭生活が忙しい方にとっては、大きな負担となり得ます。
しかし、この打ち合わせの時間を短縮する方法もあります。それは、打合せ前に自分で注文住宅の基礎知識を学び、整理しておくことです。
これにより、設計士とのコミュニケーションがスムーズになり、理解が早まるでしょう。
それだけでなく、自身の希望もより具体的に伝えられるようになります。
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発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
まとめ
本記事では、新築の注文住宅を建てる際のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
注文住宅の種類を理解することで、自身のライフスタイルや将来のプランに合った選択が可能になります。
一方で、注文住宅にはコストや時間がかかるといったデメリットも存在するため、それらを十分に理解した上で選ぶことが重要です。
注文住宅を選ぶ際は、これらのメリット・デメリットを全て踏まえて、自身の生活に最適な選択をすることをおすすめします。
本記事が、注文住宅選びの参考になれば幸いです。