お部屋の照明を選ぶ際に、そのデザインだけで選んでいませんか?もちろんデザインも重要ですが、照明の「配光」も選び方の重要なポイントです。
特に、壁に取り付けるブラケットライトは、その配光の種類によって空間の印象を大きく変えることができます。
この記事では、ブラケットライトの魅力と、その配光の種類を中心に掘り下げていきます。さらに、ブラケットライトの設置に際しての注意点もご紹介します。ブラケットライト選びの参考にしていただければ幸いです。
これからの照明選びが、より一層楽しく、そして満足度の高いものになるように、ぜひこの記事をお読みください。
ブラケットライトとは?
ブラケットライトの魅力は、その高いデザイン性と配光の種類の多さにあります。
豊富なデザインから選べるため、インテリアの一部として、またはその空間の主役として使うことができます。モダンなものからレトロなものまで、あらゆるインテリアテーマに合うライトが見つかります。
また、ブラケットライトは配光の種類も豊富で、その場その場のニーズに合わせて選ぶことができます。例えば、広範囲に光を広げる拡散光タイプは、広い空間を明るくするのに適しています。一方で、特定の場所に光を集中させるスポットライトタイプは、特定のオブジェクトを照らすのに最適です。
これらの配光の違いが、空間の演出や使い勝手に大きく影響するため、どのような光をどの空間で使いたいのかを考えながら選ぶことが重要です。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
ブラケットライトの魅力は?
ブラケットライトはそのおしゃれな光で、多くの人々を魅了しています。その魅力を最大限に引き出すためには、どのような特徴を持つのか理解することが重要です。
ここでは、ブラケットライトの魅力について詳しく解説します。
デザイン性の高い空間を演出できる
壁面という視線が集まりやすい空間に、デザイン性の高いブラケットライトを設置することで、その存在感は一気に増し、スタイリッシュなデザイン性の高い空間を演出します。
ブラケットライトは形状、素材、色、サイズなど、そのバリエーションは豊富です。
その中から自分の部屋に合ったライトを選ぶ楽しみは、まさにアート選びに近い感覚です。
壁面を使うためスペースを有効活用できる
床面スペースが限られた狭い場所や、天井が高くてシーリングライトの設置が難しい環境でも、壁面を利用して光を確保することが可能です。特に、スタンドが置けない場所でもブラケットライトを活用することで、空間を有効に利用することができます。
また、ダイニングスペースでは、一般的なペンダントライトとは異なり、ロングアームのブラケットライトを利用することで、卓上を明るく照らすことも可能です。
これにより、天井をシンプルに保ちつつ、他の照明では得られない個性的な雰囲気を演出することができます。
落ち着いた空間を作れる
ブラケットライトは、最小限の照度であっても、その光が壁面に広がるため、柔らかく落ち着いた空間を作れます。
そして何より、ブラケットライトが生み出す陰影のグラデーションが、空間に深みとリラックス感を与えてくれます。
均一な明るさではなく、照らす範囲や角度によって変わる光の強弱が、目に優しく、心地よい空間を作り出します。それはまるで、自然の光が木漏れ日のように差し込んでくるような、自然で落ち着いた空間を演出します。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ65mm ブラケットライト MBK035
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気があります。
ブラケットライトの配光の種類は何がある?
ブラケットライトはその形状やデザインだけでなく、配光の種類によってもその効果や使い方が大きく変わります。
配光とは、ライトが放つ光の広がり方や方向性を指し、これにより空間の雰囲気や見え方を大きく左右します。
ここでは、ブラケットライトの配光の種類とその特性、適した使用場所について詳しく解説します。
全周配光タイプ
全周配光タイプのブラケットライトは、光の広がり方が空間を広く、明るく見せる効果を持っています。
壁面に優しく光を投げかけ、空間を包み込むような暖かい雰囲気を生み出します。
そのため、リビングやダイニング、寝室など、広めの空間での利用に特に適しています。
ただし、全周配光タイプのブラケットライトは、その性質上、光が全方向に広がるため、特定の場所に強く光を当てたい場合には不向きです。
上配光タイプ
上配光タイプのライトは、天井に向けて光を照らすことで、間接照明にもなります。壁面に数台設置すれば、照明だけでなく装飾としても効果を発揮し、空間全体を美しく、そして落ち着いた雰囲気に演出することができます。
特に、吹き抜け空間やシェルター、廊下などの高さを活かした空間には最適です。光が天井に反射することで、広がりのある照明となり、空間全体を明るく照らすことができます。
下配光タイプ
下配光タイプは、その名の通り、光を下方向に照らすことが特徴です。
特定のエリアを強調したいとき、あるいは狭い空間を照らしたい場合におすすめです。ダウンライトとして、または間接照明として活用することも可能です。
上下配光タイプ
上下配光タイプは、その名の通り、上下方向に同時に光を放つことが可能なブラケットライトです。壁面に取り付けると、床はもちろん、壁や天井まで明るくすることができます。
これにより、広範囲を照らすことが可能となり、空間全体を広く見せる効果が期待できます。
また、上下配光タイプのブラケットライトは、上方向への配光と下方向への配光、両方の長所を兼ね備えています。
上方向への配光は、空間全体を柔らかく照らし出す効果があり、落ち着いた雰囲気作りに寄与します。
一方、下方向への配光は、特定の場所を強調する効果があり、空間にアクセントを付けることができます。
これらの特性を活かすことで、部屋の雰囲気を自在に変えることが可能です。
内玄関をおしゃれに照らす スフィアシリーズ 球状ランプΦ65mmが3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を黒か白のどちらかお選びください。
ブラケットライトを設置する際の注意点
ブラケットライトの設置について考える際、2つのタイプが存在することに注意しましょう。
一つ目は取り付け工事が必要なタイプで、壁に直接配線を引き通して取り付けます。
これには、電源ケーブルが目立たないという利点がありますが、専門的な電気工事が必要になります。これは電気工事士の資格が必要になるため、専門家の手を借りる必要があります。
二つ目は工事不要のコンセントタイプです。これは壁に穴を開けることなく、既存のコンセントに差し込むだけで使用できます。配線が目立つというデメリットがありますが、賃貸住宅でも気軽に設置でき、何度でも模様替えが可能です。
これらのタイプはそれぞれメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや設置環境に合わせて選択することが大切です。
球状ランプΦ65mmが2灯ついた ブラケットライト MBK036W(B)-2
ミニマルな直径65mmの乳白フロストガラスにより、やわらかな灯りを発する「スフィアシリーズ」の壁面ブラケットライトです。お好みに応じて縦横、どちらの向きにも設置していただけるので、居室空間にあかりのリズムが生まれます。
まとめ
この記事では、ブラケットライトの基本的な内容からその魅力、配光の種類、そして設置する際の注意点について詳しく解説しました。
ブラケットライトはその美しいデザインと様々な配光で、空間を一段と華やかに演出する照明器具です。その中でも配光の種類は、設置する場所や目的によって選ぶことが重要であり、それぞれの特性を理解することで目的に合った照明を選ぶことができます。
また、ブラケットライトを設置する際には、適切な位置決めや配線工事など、注意すべきポイントがあります。これらを踏まえつつ、自分の好みや部屋の雰囲気に合うブラケットライトを選ぶことで、より快適な生活空間を作り出すことができます。
この記事を通じてブラケットライトの理解が深まれば幸いです。