「新築やリフォーム時の照明は何がいいのかわからない」
「多灯分散照明ってなんだろう」
「多灯分散照明のメリット・デメリットが知りたい」
上記のお考えではありませんか?
そこで当記事では
・多灯分散照明とは
・多灯分散照明がおすすめな理由
・多灯分散照明のメリット・デメリット
・新築やリフォームにおすすめの照明とは
について解説していきます。
新築やリフォームで照明をお考えの方、多灯分散照明について詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
新築やリフォームに多灯分散照明がおすすめな理由
心地のいい空間で過ごすには、照明が必要不可欠です。
なぜなら、照明次第でお部屋の雰囲気が大きく異なるからです。
照明は、明るさを確保するだけではなく、必要な場所の視認性やお部屋の立体感を作ることができ、よりくつろぎのある空間を演出することができます。
なかでも多灯分散照明は、より美しい光のコントラストを表現することができ、落ち着いた空間を演出することができます。
そのため、多灯分散照明はおすすめできる方法(方式)と言えます。
それでは、多灯分散照明について詳しく解説していきます。
1.多灯分散照明とは
多灯分散照明とは、1つの部屋に複数の照明器具を分散して設置する方法です。
従来は、1つのお部屋に1つの照明を設置(一室一灯照明)するのが主流でした。
ただ、お部屋を明るくするのが目的の方法だったため、無駄な明るさが生じることもありました。
反対に多灯分散照明は、様々な照明器具を組み合わせることで、生活のシーンに合わせ光の調節ができるため、必要な場所に必要な明かりを届けることができます。
また、従来の一室一灯照明とは違い、多灯分散照明はお部屋を明るくすることだけではなく、おしゃれで上質な空間を作ることができ、光の演出も楽しめます。
そのため、おしゃれな空間を演出したい方には多灯分散照明をおすすめします。
2.多灯分散照明がおすすめな理由
前述しましたが、多灯分散照明がおすすめな理由は以下の4つです。
①生活シーンに合わせて照明の加減(調節)が行えること
②光のコントラストが生まれ、おしゃれな空間を作れること
③電力消費量を抑えることができ、節電ができること
④視認性を確保しつつお部屋の立体感が生まれること
です。
多灯分散照明は、役割や行為に応じた明かりを配置することで、空間に陰影と光の高低を設けることができます。
そのため、光のコントラストが生まれ、おしゃれな空間を演出するだけではなく、様々な照明器具を組み合わせることにより、必要な場所の視認性を確保しつつ、お部屋の立体感を作ることができます。
また、生活を行う上で、様々なシーンがあります。
例えば、食事を行う時間や家族でくつろぐ時間、勉強や仕事を行う時間など、その時その時で過ごす時間は変わってきます。
過ごす時間ごとに照明を変えることで、おしゃれかつ贅沢な時間を過ごすことができ、その時その時のシーンごとのメリハリをつけることにも繋がります。
また、必要な場所に必要な明かりを届けるため、電力消費量を抑えることができます。
そのため、おしゃれなだけではなく、節電にも繋がるのが多灯分散照明です。
3.多灯分散照明方式の配光種類
多灯分散照明方式の配光の種類は、大きく分けて「全般拡散配光」「直接照明型配光」「半直接型配光」「直接・間接型配光」「半間接照明型配光」の5つです。
設置する照明器具の種類によって配光(光の出る方法)は変わり、空間の雰囲気も変わります。
それでは、役割と効果について解説していきます。
全般拡散配光
やさしい光を拡散し、空間全体に広がるため、全般照明(室内全体を一様な明るさで照らす照明)やアクセント照明(部屋にアクセントを与える照明=間接照明など)に適しており、発光による存在感が魅力的な配光パターンです。
また、空間を均一に照らすため、あたたかい雰囲気を演出することができます。
例として「透明や乳白色のガラス・アクリルなどのグローブ」また「和紙などを使ったペンダントライトやスタンド照明」です。
直接照明型配光
透過性のないセードから下方向に向かって照らす配光パターンであり、下方に光が拡散するため、効率のよい明かりを演出することができます。
配光が下向きに照らされるため、卓上面や床面の明るさが得やすく、ダイニングテーブルや作業を行うデスクを照らす照明として適しています。
また、ライティングの効率が高い反面天井や部屋のコーナーは暗くなりやすいですが、強い陰影を作ることができ、アクセント照明としても使用されているケースが多いです。
ペンダントライトやデスクライトに多くデザインされている配光パターンになり、部屋の中央に配置すると床面方向に効率のよい光を得ることができます。
例として「ダウンライト」や「金属シェードのペンダントライト」「デスクライト」です。
半直接型配光
透過性のあるセードから大部分の光を下方向に向かって照らし(多くの光が下方向に)、一部を上方向(上方向への光は少ない)へ照らす配光パターンです。
直接照明型配光に比べ陰影が柔らかいのが特徴のひとつです。
拡散光を空間全体に広げつつ、局部照明としても使用することができるため、全般照明としても使用することができます。
例として「シェードやグローブ(照明のカバー)に透過性のある素材を使ったシーリングライトやペンダントライトまたはスタンド照明」です。
直接・間接型配光
直接・間接型配光は「直接照明型配光」と「間接照明」の中間の配光パターンです。
器具自体は光らず、光源が見えないため、まぶしさのない光で落ち着いた雰囲気(シックな雰囲気)を演出することができ、天井を高く見せる効果もあります。
また、上下に光が出るため、1台で直接照明と間接照明の効果を得ることができます。
例として「スポットライト」などです。
手元を照らすように下向きに設置すると「直接照明型配光」、上向きに設置し天井や壁面を照らすと「間接照明」になります。
半間接型照明配光
上向きへの照射が多い配光パターン(上方向への光が多く、下方向の光が少ない)であり、天井面や壁面を明るくすることができるため、全般照明としても使用することができます。
天井や壁面に直接的な光を出し、透過性のあるセードを通して下方向を照らすため、ソフトな印象になります。
また、上方向への光は天井や壁面に当たり反射するため、柔らかく上品な空間の演出ができます。
上面開放の照明器具のため、例として「半透明のシェードやグローブが使われている照明(シャンデリアなど)」です。
配光種類によりお部屋の雰囲気は大きく変わるため、照明器具の配光特性を考えながら複数の照明を選ぶことをおすすめします。
4.多灯分散照明のメリット・デメリット
それでは、多灯分散照明のメリット・デメリットについて解説していきます。
メリットは以下の2つです。
・生活に最適な光環境を容易に表現することができる
・節電(省エネ)につながる
です。
生活のシーンごとに照明の加減(調整)を行えることが、多灯分散照明の大きなメリットのひとつです。その時その時の過ごす時間で照明を変えることにより、おしゃれかつ上質な時間を過ごすことができます。
また、必要な明かりを必要な場所に届けることができます。
そのため、ムダな明かりが発生しないことにより省エネ(節電)にも繋がります。
デメリットは以下の3つです。
・複数の器具の購入が必要
・設置場所に迷ってしまう
・複数の照明器具のスイッチ操作が必要になる
です。
複数の照明器具の設置が多灯分散照明になります。
そのため、複数の照明器具の購入が必要不可欠です。
また、設置場所に迷ってしまうことや複数のスイッチ操作が必要になる点もデメリットのひとつです。
照明器具が増えることにより、設置する場所(スペース)も増え、複数のスイッチ操作が必要になります。そのため、どこでどんな生活をするのかを想像した上で購入することをおすすめします。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
2.新築やリフォームにおすすめの照明を紹介
ここからは、おすすめ商品をご紹介します。
①MPN06-P
こちらの商品は「ペンダントライト」です。
ペンダントライトは、ダイニングテーブル上を明るく照らす照明器具です。
また、こちらの商品は伝統工芸の「小国和紙」の素材を使った照明のため、お部屋のアクセントにもなり、和モダンな空間を演出することができます。
そのため、和モダンな落ち着いた雰囲気で食事をされたい方におすすめの照明器具です。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト 引掛けシーリング
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
②GS1702S
こちらの商品は「デスクライト」です。
色温度切替(調色)や調光が可能なため、様々なシーンに合わせた調節ができます。
勉強時には、脳の覚醒効果が期待されている「昼白色」を使用し、就寝前の落ち着いた雰囲気で読書をされる場合は、リラックス効果のある「電球色」に調節することができます。
また、こちらの商品は面発光のため、眩しさを抑えた目に優しい柔らかな光で照らすことができます。
そのため、シーンに合わせた調節が行えるデスクライトをお探しの方や、LEDの粒々感が苦手な方におすすめする照明器具です。
セードにシルバートリムをまき高級感あるアルマイト処理アルミ材支柱を使った薄型でおしゃれなデザイン。テーブルランプを使いながら、スマートフォン・タブレットの充電可能。面発光のため、まぶしさを抑えた目に優しい柔らかな光。周囲が暗いとライトセンサーにより自動で減光します。夜間に使える便利なナイトライト付き。
3.まとめ
多灯分散照明は、光のコントラストを表現することができ、落ち着いた空間を演出することができます。
また、電力消費量を抑えることができ、節電にも繋がります。
ただし、メリットやデメリットもあるため、よく理解した上で設置することをおすすめします。
新築やリフォームで照明をお考えの方、多灯分散照明についてお考えの方、ぜひこの記事を参考にしてみてください。