新築住宅でダウンライトの設置で後悔しないために気を付けるポイント

新築住宅の照明選びは、その住空間の雰囲気を大きく左右します。特にダウンライトの設置は、洗練された空間を作り出すために重要な要素となる一方で、選び方や設置方法によっては後悔の元ともなり得ます。

本記事では、ダウンライトの基本的な知識から、そのメリット・デメリット、後悔しない選び方までを詳しく解説します。

これから新築住宅にダウンライトを設置しようと考えている方、既に設置を考えているがどのように選んだら良いか迷っている方、本記事を参考に、ダウンライト選びに役立ててください。

ダウンライト

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ダウンライトとは、天井に取り付けて下向きに光を照射する照明器具。天井に埋め込まれて設置されることが多く、天井面と一体化したスッキリとしたデザインが特徴。リビング、キッチン、バスルーム、廊下、オフィスなど、さまざまな場所で使用可能。天井に埋め込まれるため、部屋の空間を有効に使うことができます。設置するには電気工事が必要です。

ダウンライトとは?

ダウンライトとは、天井から下に向けて光を放つ照明のことです。一般的に、ダウンライトはその大きさによって照らす範囲が変わり、大きく分けて3種類に分けられます。

ここでは、ダウンライトの種類について詳しく解説します。

大きさによって照らす範囲が変わる

ダウンライトは、その大きさによって照らす範囲が変わります。

ダウンライトは埋込穴の直径(Φ)によってその大きさが変わります。つまり、埋込穴が大きければ大きいほど、広範囲を照らすことが可能となります。

逆に小さいダウンライトは、特定の部分をピンポイントで照らすことが可能です。特に、口径が小さいダウンライトはピンホールタイプとも呼ばれ、スポットライトのように活用することができます。

このような特性から、ダウンライトは設置場所によって大きさを選択することが重要となります。例えば、広範囲を照らす必要があるリビングやダイニングでは大きなダウンライトを、一部分を強調したいアートやディスプレイには小さいダウンライトを選択すると良いでしょう。

3種類に分けられる

ダウンライトには大きく分けて、一体型、交換型、角度調整の有無の3種類があり、それぞれ違った特徴とメリットがあります。

一体型は照明器具と電球が一緒になったタイプで、LED電球が多く用いられ、その寿命は白熱電球に比べ目安として約 8〜10年と長持ちします。ただし、電球が切れた場合は専門業者に交換を依頼する必要があります。

一方、交換型は電球が別体のタイプで、電球が切れても自分で交換できる便利さがあります。しかし、高所に設置されることが多いため、交換作業には十分な注意が必要です。

最後に、角度調整が可能なダウンライトは、飾り棚などに設置して小物やインテリアを引き立てたいときにおすすめです。また、角度調整ができないタイプは、部屋全体を明るくしたいときに適しています。

ログシリーズシーリングライト

6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)

発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。

ダウンライトのメリットとデメリット

ダウンライトはそのシンプルなデザインと機能性で、新築住宅の照明選びにおいて人気の選択肢となっています。しかし、そのメリットとデメリットをしっかり理解していなければ、後々後悔する可能性もあります。

ここでは、ダウンライトの主なメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

ダウンライトの最大のメリットは、照明器具が天井に埋め込まれていることにより、掃除の手間がほとんどない点です。ホコリや虫が入ることなく、常に快適に使用できます。

また、天井全体がフラットになるため、より一層空間を広々と見せることができ、開放的な印象を与えてくれます。

デメリット

一体型のダウンライトは自分での交換が困難であり、電球が切れた際には、専門業者に依頼してダウンライトそのものを交換する必要があります。そのため、交換には手間や費用が発生します。

また、ダウンライトの特性上、光が広がりにくく、照らす範囲が狭いため、設置する場所によっては暗さを感じることがあるため、他の照明と組み合わせて使用することをおすすめします。

さらに、ダウンライトの真下では、光が強く感じられる場合があり、特に寝転がった時などにはまぶしさを感じることがあります。このため、寝室やリビングなど、見上げることが多い場所に設置する際には、設置場所を十分に考えて設置する必要があります。

mcl012

小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA

MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。

後悔しないダウンライトの選び方

ダウンライト選びは、新築住宅のインテリアを決定付ける重要な要素の一つです。また、選び方を間違えれば、見た目だけでなく、生活にも影響を及ぼす可能性があります。

ここでは、後悔しないダウンライトの選び方について具体的に解説します。

どこに、どのように設置するか決めてから選ぶ

部屋の広さや家具の配置によって、必要なダウンライトの数や種類が変わるため、これらを考慮することが重要となります。

部屋の広さに合わせてダウンライトを選ぶ場合、1畳につき40〜60ワットの明るさが必要とされています。しかし、ダウンライトの大きさや壁紙の色、窓の大きさなどによって明るさは変わりますので、部屋の広さや用途に応じて設置するダウンライトの数を考えることが求められます。

一方、家具の配置に合わせてダウンライトを選ぶ場合は、家具の配置場所を明確にイメージすることが必要となります。

例えば、将来的に家族構成が変わる可能性や、家具の配置を変えることを考慮した上で、角度調整が可能なダウンライトの設置を検討することをおすすめします。

光の色で選ぶ

間違った色の光を選んでしまうと、部屋の雰囲気が台無しになってしまう可能性があります。逆に光の色を上手く選べば、お部屋の雰囲気は一変し、まるでプロのインテリアデザイナーが手がけたかのような空間を作り上げることが可能です。

それだけでなく、光の色によっては集中力を高めたり、リラックスするのに適した環境を作ることもできます。今回は、主に3つの光の色、昼白色、昼光色、暖色(電球色)について詳しく見ていきましょう。

昼白色は、太陽の明るさに最も近く、自然な光の色です。読書や作業、集中したいときに最適で、どんなシーンにも合う万能色です。特にキッチンやダイニング、メイクをする洗面台などにも適しています。

次に昼光色は、白っぽく青みがかった明るい色で、脳を覚醒させる効果があると言われています。細かい部分がよく見えるので、集中力を高めたい時にはおすすめです。ただし、色温度の高い光は交感神経を刺激し、眠れなくなる可能性があるため注意が必要です。

最後に暖色(電球色)は、オレンジっぽく温かみのある光で、リラックスしたい場所におすすめです。食後のリラックスタイムや就寝時の常夜灯、関節照明にも適しています。また、料理を美味しく見せる効果が期待できると言われています。

これらの光の色を上手く使い分けることで、より快適な生活空間を作り上げることができます。

機能で選ぶ

ダウンライト選びの重要なポイントとして、忘れてはならないのがその「機能」です。

部屋の環境や利用者のニーズに合わせて柔軟に対応できる機能性が求められます。特に重要なのが「調光機能」、「リモコン」、「人感センサー」の存在です。

同じ部屋であっても、ある時は「暗く感じる」、ある時は「眩しく感じる」などと、天候や時間帯によって照明の明るさに対する感じ方は変わります。そんな時に便利なのが調光機能です。この機能があれば、自由に調光が可能となり、常に快適な明るさを保つことができます。

また、「リモコン」が付いていると、場所を選ばずに照明の調整やオン・オフが手軽に可能となります。これにより、リビングやベッドからも操作が可能となり、生活の利便性が向上します。

さらに「人感センサー」があれば、人の動きを感知して自動的に点灯・消灯を行うことが可能になります。これは玄関やトイレ、廊下などに設置すると、特に便利です。

まとめ

この記事では、新築住宅の照明選びにおけるダウンライトの重要性と選び方について詳しく説明しました。

照明は室内の雰囲気を大きく左右します。適切なダウンライト選びは、快適な生活空間を作り出すための重要なポイントです。本記事が、新築の家で快適な時間を過ごすための一助となれば幸いです。

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