無機質テイストのインテリアは、シンプルで洗練された空間作りをしたい方にぴったりのスタイルです。
その一方で、無機質テイストを上手に演出するには、素材選びや収納、照明などに工夫が必要です。特に、空間全体の雰囲気を大きく左右する照明選びは、そのポイントの一つです。
この記事では、無機質テイストのインテリアの特徴から作り方、そして照明選びまでを詳しく解説します。
あなたの部屋作りの参考になれば幸いです。
無機質テイストのインテリアとは?
無機質テイストのインテリアとは、「冷たい感じがする」「物が少なく生活感がない」という2つの要素からなるデザインのことです。
具体的には、木材や布などの自然素材は少なく、代わりにコンクリートや鉄などの無機物が主役となります。
また、生活感をあまり感じさせない部屋作りも重要です。お店や展示場のように、そこに人が住んでいる気配を控えめにすることで、クールでスタイリッシュな印象が生まれます。
無機質テイストのインテリアを作るポイント
無機質テイストのインテリアは、シンプルで洗練された空間を作ることが鍵となります。
ここでは、無機質テイストのインテリアを作るための具体的なポイントを紹介します。
無彩色を使う
無機質なインテリアデザインのキーポイントは、無彩色を使用することです。
特に、モノトーン(白黒)、シルバー、そしてグレーは無機質な部屋のベースカラーとして最適です。これらは「無彩色」と呼ばれるカラーで、部屋全体が生活感のない、クールな印象を持つように演出します。
例えば、黒を基調色とすることで洗練されたクールな雰囲気を作り出し、また白を基調色とすると、清潔感や上品さを表現することが可能です。
素材は人工物を使う
おすすめは、ガラス、コンクリート、金属、プラスチック、レンガ、スチールなどです。これらは基本的に無骨で冷たい印象を持ち、それが無機質感を演出します。
素材選びだけでなく、デザインも重要な要素です。再現したいテイストによって選ぶデザインが変わるので、どのような雰囲気を出したいのかを明確にすることが大切です。
例えば、無骨でかっこいい印象を出したいならインダストリアル風がおすすめです。スチール・コンクリート・レンガなどの素材を活かして、工場街を連想させるようなデザインが特徴的です。「錆加工」されたインテリアを取り入れると、ヴィンテージ感もプラスされます。
一方、スタイリッシュでレトロな感じにしたいならクリア風がおすすめです。特にクリア素材の組み合わせは、部屋全体のイメージも重くなりすぎず、女性にもおすすめです。
生活感をなくす
必要なアイテムをスッキリと収納することで、部屋全体に余計な物が散らからないようにでき、生活感を感じない空間を作れます。
また、コンセントが目立たないようにすることや、机や床の上に極力物を置かないようにすることも重要です。これにより、無機質な雰囲気を保つことができます。さらに、使う頻度・量に合わせて収納場所を決めることや、取り出しやすいように工夫することで、生活感を感じさせない洗練された空間を作ることが可能です。
無機質テイストのインテリアづくりでこだわりたいアイテム
無機質テイストのインテリアづくりにおいては、それぞれのアイテムの選び方が重要になります。ここでは、そのポイントとなるアイテムをいくつかピックアップしてご紹介します。
照明
無機質な部屋には、モノトーン・金属製の照明がおすすめです。
その中でも、電球が剥き出しのデザインやワイヤーランプシェードは無機質な印象を強調し、インダストリアルな雰囲気を演出します。
また、ガラス製の照明を選ぶ際は、無色透明のものが無機質テイストにマッチします。和紙や木製のもの、カラフルなものを選ぶと、無機質な雰囲気が損なわれ、温もり感が出てしまう可能性がありますので注意が必要です。
収納家具
無機質テイストにピッタリな収納家具は、黒やシルバーの色味、金属と木材を組み合わせた棚、スチールやアイアンラック、ワイヤーバスケットなど、インダストリアルな雰囲気を持つものが理想的です。
これらのアイテムはヴィンテージ感がありつつシンプルなデザインなので、どんなインテリアにも馴染みやすいです。
また、収納家具自体のデザイン性が高ければ、日用品を収納してもスタイリッシュな印象を与えられます。例えば、ワイヤーバスケットなら、中身が多少雑多でもおしゃれに感じられます。
一方でごちゃごちゃとした雰囲気が気になる場合は、オープン棚よりも扉付きの収納家具を選ぶことをおすすめします。
観葉植物
無機質テイストに緑を取り入れることで、心地よいコントラストが生まれ、部屋全体が落ち着いた雰囲気になります。観葉植物は空気を浄化する効果が期待できます。
ただし、観葉植物を取り入れる際には、どんな花器を選ぶかが重要です。アイアン、コンクリート、モルタル、スチール、ガラス製の花器は、それぞれ無機質な質感を持ちつつ、観葉植物の美しさを引き立てます。
特に、スチールやガラス製の花瓶は、その輝きで観葉植物の鮮やかさを際立たせ、無機質な空間に洗練された雰囲気をもたらします。
無機質テイストのインテリアにおすすめな照明
無機質テイストのインテリアにとって、照明はその雰囲気を一層引き立てる重要な要素です。素材感や色味、形状にこだわった照明は、部屋全体の印象を大きく左右します。
ここでは、無機質テイストにマッチするおすすめの照明を3つご紹介します。
無骨すぎないソケット型 ペンダントコード 電球有り/無し 引掛シーリング MPN042
この照明は、その洗練されたシンプルデザインが特長で、ソケット部分のなめらかな曲線が無骨さを軽減し、上品な雰囲気を醸し出します。
裸電球照明は、レンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせる一方で、その上品なデザインはインダストリアルテイスト以外のテイストとも調和しやすいため、モダン・ナチュラルなお部屋にも取り入れやすいアイテムです。
このペンダントコードのもう一つの特長は、真鍮の塊から削り出されたソケット部分です。真鍮は、長く使うほどに色が深くなり、アンティークのような味わい深い雰囲気を醸し出す素材で、その経年変化も楽しむことができます。
ただし、使用できる電球には注意が必要です。口金サイズはE26、消費電力は8Wまでとなっています。
サイズの合わない電球を無理やり取り付けたり、器具の消費電力よりも高い消費電力の電球を取り付けると、器具の故障や火災につながる可能性がありますので、十分注意してください。
ソケット部分の曲線が美しいペンダントコードMPN042
ソケット部分の曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザイン。裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、上品なデザインのため、インダストリアルテイスト以外のテイストにも合わせやすいです。洗練されたシンプルデザイン。
黒いワイヤーがおしゃれな1灯LEDペンダントライト GPN008U 引掛シーリング
この照明は、見る角度によって表情を変える幾何学的なデザインが飽きのこない空間を演出します。高級感を演出する銅のソケット部分と、クリア電球のキラメキがポイントです。
新築やリフォーム時のインテリアに取り入れたり、カフェやバーといった店舗照明としても活躍します。
大きすぎず小さすぎないサイズ感で、どの空間にもマッチします。無機質テイストのインテリアを楽しみたい方は、ぜひこのペンダントライトを試してみてください。
黒いワイヤーがおしゃれな1灯LEDペンダントライト GPN008U 引掛シーリング
見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化して見ていて飽きのこないデザイン。黒いワイヤーのシェードと対照的に輝く銅のソケット部分が高級感を演出します。リフォーム・新築、引っ越しなどのお住まいを可愛らしさや大人らしさ、そして他とは違った自分らしい部屋にすることができます。
ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 真鍮ソケット ペンダントライト 幅φ23cm GPN011 引掛シーリング
この照明は、落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスのセードが織り成す、上品ながらも温かみのあるヴィンテージ感が魅力です。
特に、真鍮のアーム部分とソケット、そしてビンテージ風のクリアセードが一体となって、空間に深みと華やかさをもたらします。
また、LEDクリアランプを使用しているため、フィラメントがキラリと光り、白熱電球に見られるような趣きある照明を実現しています。
さらに、セード部分にはこだわりの仕上げが施されています。重厚感のある三角錐のガラスセードは、エッジ部分が丸みを帯びた加工となっていて、光が広がるように見える演出がされています。また、ガラスのエッジは面取り処理が施されているため、手で触れてもけがをする心配はありません。
まとめ
この記事では、無機質テイストのインテリアの特徴とその作り方、さらにこだわりたいアイテムやおすすめの照明まで詳しく解説しました。
無機質テイストのインテリアは、シンプルでありながらも洗練された雰囲気を作り出すことができます。また、照明をうまく取り入れることで、より一層その魅力を引き立てることが可能です。
この記事が、無機質テイストの部屋作りをする際の参考になれば幸いです。