書斎は読書や物書き、造作などの趣味を楽しむ場でもあり、近年ではテレワークなどで仕事をする場として利用する人も多くなりました。いづれにせよ、書斎は家族と離れた自分だけの空間になります。椅子や照明などにこだわってお気に入りの空間を作り上げたいものですね。
そこで今回は、書斎での照明選びのポイントについて紹介していきます。書斎の照明選びは、見た目のおしゃれさだけでなく、集中力を高めて作業効率を上げることにも繋がります。書斎に適した照明を選んで、快適な書斎を作りましょう。
書斎のメイン照明について
書斎の形状は主に「個室タイプ」「オープンタイプ」「セミクローズドタイプ」の3種類に分けられます。
個室タイプの書斎は壁やドアで区切られた完全に独立した空間なので、他者を気にすることなく思う存分趣味や仕事に集中することができます。
オープンタイプの書斎は、リビングやダイニングの片隅に書斎スペースを設けるスタイルです。個室を設ける必要がなく、デスクと椅子を用意すれば簡単に作ることができます。家族とのコミュニケーションをとりながら作業ができます。
セミクローズドタイプの書斎は、背の高い家具やパーテーションだけで仕切られた、個室タイプとオープンタイプの中間的スタイルです。家族の気配を感じつつも作業に集中できます。
オープンタイプの場合はすでに部屋の照明がありますが、個室タイプや場合によってはセミクローズドタイプの書斎にも天井につけるメイン照明が必要になります。
室内に明るい場所と暗い場所があると目が疲れやすくなってしまうため、メイン照明は部屋全体を明るく照らせるものを選びましょう。天井照明にはシーリングライト・ダウンライト・間接照明などがありますが、中でも部屋全体を均一に明るく照らせるシーリングライトがおすすめです。
書斎のデスク照明について
書斎では読書やパソコンなど手元作業をすることが多いです。天井のメイン照明だけでは自身の影などでデスク上が暗くなってしまいます。デスク上の明るさが足りないと目が疲れたり姿勢が悪くなったりして作業に集中することができません。そのため、書斎にはデスク照明を設置しましょう。デスク照明にはデスクライト・フロアライト・ブラケットライト・バーライトなどがあります。
デスクライト
デスクライトはデスクに置いて使う照明です。デスク上にそのまま置いて使うスタンドタイプ、デスクの縁やデスク前の棚などにクリップを挟んで取り付けるクリップタイプ、デスクの縁に取り付けるクランプタイプなどがあります。
フロアライト
フロアライトは照明自体が自律しているスタンドタイプの照明です。コンセントの届く場所ならどこへでも簡単に設置することができます。デザイン性の高いおしゃれなものが多く、部屋のインテリアとしても役立ちます。光の出方も様々ですが、デスク照明として利用するのなら、下方向に光を広げるタイプがおすすめです。
ブラケットライト
ブラケットライトは壁面に直接取り付ける照明です。壁面に穴を開けて取り付けるため、取り付けには専門の資格を持つ者による電気工事が必要になります。デスクが壁際にある場合はデスク照明として利用することができます。壁面に取り付けるため無駄な場所をとらずにすみます。デザインや光の出方も様々ですが、デスク照明として利用するのなら、下方向に光を広げるタイプがおすすめです。特にスポットライトタイプは向きを変えることもできるのでおすすめです。
バーライト
デスクの上に棚がある場合は、棚の底面にバーライトなどの薄型照明を取り付けることもできます。化粧板などで照明自体が視界に入らないようにすれば、すっきりとした見た目になります。
布シェードのシンプルなフロアスタンド GST003
高い位置から布セードを通して柔らかな光りをお部屋に。床置き型・自立タイプのフロアスタンドは豪華なホテルの寝室やロビーなど癒やしの空間を演出します。
集中力がUPする書斎での照明選びのポイント
明るさ
デスク照明は明るいものを選びましょう。デスクライトの明るさは、JIS規格によりAA形・A形・一般形の3種類に分けられています。AA形のデスクライトは光の広がる範囲が最も広範囲で、デスク全体に光が十分行き渡りやすいのでおすすめです。
目に優しい照明
作業の集中力を上げるためには、目への優しさも重要になります。長時間の作業でも目の疲労を軽減できるような目に優しい照明を選ぶようにしましょう。ブルーライトカットの照明は目への負担が少なく目に優しいです。
デスク上に明るいところと暗いところがあると目が疲れやすくなります。明暗ができないようにデスク上を均一に明るく照らせるような、横長の照明がおすすめです。
作業に適した光の色
光の色は主に「電球色」「昼光色」「昼白色」の3種類に分けられます。電球色はオレンジ色の光でリラックスできる色合いなので、コーヒーを飲みながらゆっくりと読書などを楽しみたい時などにおすすめです。
昼光色は太陽光に近い色の光で活動的になれる色合いなので、作業に生き生きと向き合えます。昼白色は青白い色の光で文字がはっきりと見えやすいので、書類仕事やパソコン作業に集中したい時におすすめです。
仕事や作業をする書斎の照明の色は昼光色か昼白色にするとよいです。しかし、たまにはリラックスもしたい気分になるでしょう。そのような場合は、光の色をリモコンなどで調節できる調色機能のついた照明を選ぶとよいです。
作業の邪魔にならない設置方法
作業に集中できるようにデスク照明を置きたくても、デスク照明自体が作業の邪魔になってしまってはいけません。
デスク上のスペースを取らないようなクリップタイプやクランプタイプのデスクライトを選んだり、ブラケットライトやバーライトなどで照明を壁や棚に設置すると邪魔になりません。
おしゃれなデザイン
デスク周りを照らすデスク照明は作業中にも視界に入るものです。そんなデスク照明にオシャレなデザインのものを選べば、作業中にも眺められ、仕事のモチベーションも上がることでしょう。ヴィンテージものなどデザインにもこだわってお気に入りの照明を選んでください。
便利な機能
光の色を調節できる調色機能や明るさを調節できる調光機能などがついた照明は、作業内容に適したベストな光に調節することができて便利です。操作もスイッチで簡単にできてストレスなく使える操作性のよいものがおすすめです。
他にも、時計機能がついたものやスマホなどの充電ができるものなど、用途に合わせて便利な機能がついた照明を選んでもよいでしょう。
書斎で使えるおすすめのデスク照明
弊社MotoMでも書斎におすすめなデスク照明をいくつか取り扱っていますが、中でも『目にやさしいデスクライトシリーズ』は集中できる書斎作りにおすすめです。
『目にやさしいデスクライトシリーズ』はブルーライト45%カット(※当社比)の光で目にやさしい照明になっています。スタンドタイプには、3関節タイプのGST008、2関節タイプのGST009、最低限の機能に収めた低価格のGST011Wがあります。他にも、クランプタイプのGST012CLがあります。
明るさはGST008・GST009・GST012CLはJIS規格AA形相当でデスク上を均一に明るくします。なお、GST011WはJIS規格A形相当の光です。
多関節アームによる位置調整で手元に影ができにくく、さらに色温度5700Kの昼光色の光は文字が見やすく、被写体を自然な色合いで見ることができる高演色の光で作業もしやすいです。
GST008・GST009・GST012CLは調光機能やアラーム付時計、温湿度計、カレンダーといった機能もついています。
目にやさしい照明 ブルーライト45%CUT(当社比)/マルチリフラクションデスクライト
3関節で好きな角度に調節でき、明るく手元を照らします。ブルーライト45%カット(※当社比)のため、目の疲労を和らげます。
まとめ
今回は、書斎での照明選びのポイントについて紹介しました。作業に集中できる書斎にするためには、デザインだけでなく、照明の明るさ・光の色・設置方法などをよく考えて選びましょう。