それひとつで部屋全体をまんべんなく明るくしてくれるシーリングライトは、リビングや寝室、子供部屋などによく利用されています。
一昔前までは蛍光灯のシーリングライトがほとんどでよく虫が入り込むイメージがありましたが、現代ではLEDのシーリングライトが主流となり、虫が寄りつきにくく清潔になりました。さらにLEDシーリングライトは省エネ・長寿命というメリットもあります。
デザインも、昔ながらのシンプルな円形のものだけでなく、近年ではおしゃれなデザインのシーリングライトも多くなりました。
そんなシーリングライトを設置する際、「明るさが足りない」「光の色調が合わない」「デザインが合っていない」などと選び方に失敗するケースもあるでしょう。
そこで今回は、シーリングライト選びに失敗しないために、シーリングライトの選び方について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
シーリングライトの選び方で失敗しないために、まずはシーリングライトについて知ろう
シーリングライトとは、天井に直接設置して使う照明器具のことです。部屋の中でも最も高い位置である天井に取り付けるため、部屋全体をまんべんなく照らしてくれるのが特徴です。
照明自体も薄型のものが多いため、天井からの圧迫感もなく空間を広く見せてくれる効果もあります。
失敗しないシーリングライトの選び方〜部屋の広さで選ぶ〜
照明器具にはそれぞれに「◯畳用」などと適した部屋の広さが表示されています。これは、社団法人日本照明器具工業会が公開している「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」に基づくものです。「この広さの部屋には、これくらいの明るさの照明がよい」という基準が示されています。
明るさは、光の量を示すlm(ルーメン)という単位で表示されます。
適用畳数 | 基準定格光束 | 定格光束の範囲 |
4.5畳 | 2700lm | 2200〜3199lm |
6畳 | 3200lm | 2700〜3699lm |
8畳 | 3800lm | 3300〜4299lm |
10畳 | 4400lm | 3900〜4899lm |
12畳 | 5000lm | 4500〜5499lm |
14畳 | 5600lm | 5100〜6099lm |
社団法人日本照明器具工業会ガイドA121:2023に基づく
シーリングライトを選ぶ際は、畳数表示を見て部屋の広さにあったものを選ぶとよいです。畳数表示がない場合は、明るさ(ルーメン)の表示を見て部屋の畳数に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、同じ畳数表示でも規格には幅があります。部屋の壁やカーテンの色・素材などでも明るさの感じ方は変わります。 8畳の部屋に10畳用の照明器具をつけるなど、ひとつ上の畳数のものを選んで、普段は調光して使うという選び方をしてもよいでしょう。
失敗しないシーリングライトの選び方〜色温度で選ぶ〜
LED照明の光の色は、主に電球色、昼白色、昼光色の3種類があります。シーリングライトを設置する場所や環境に適した色調の照明を選ぶとよいです。
電球色
電球色の光は、オレンジ色のあたたかい雰囲気の光です。リラックス効果があるため、リビングや寝室などにおすすめです。また、料理がおいしそうに見える光でもあるため食卓にも適しています。
昼白色
昼白色の光は、自然光に近い白っぽい光です。洋服選びやメイクをする際に適した光です。清潔感のある光なので、洗面室や浴室、玄関やリビングにも適しています。太陽の下にいるように活動的になれる光でもあるため、子供部屋にもおすすめです。
昼光色
昼光色の光は、寒色系の青白い光です。勉強や読書、裁縫などの細かい作業に集中できる光で、子供が勉強する子供部屋や書斎などに適しています。
失敗しないシーリングライトの選び方〜デザインで選ぶ〜
シーリングライトを選ぶ際は、設置する部屋の雰囲気に合ったデザインのものを選びましょう。弊社MotoMおすすめのおしゃれなシーリングライトも紹介いたします。
和風
和室には和風デザインのシーリングライトを選びましょう。素材に和紙や木材を使用したものがおすすめです。昔ながらのスクエア型や、和モダンに合うシンプルなデザインのものもあります。
弊社MotoMでは、小国和紙を使用した和風なLEDシーリングライト『小国和紙 LOG(ログ) LEDシーリングライトMCL012-WA』を販売しております。
こちらの商品は、セードの側面に新潟県長岡市で作られている伝統工芸「小国和紙」を使用しており、点灯すると和紙の風合いからやわらかな光が、ほんのりとやさしく広がります。セードの底面は丸太の年輪のような模様がデザインされており、和風はもちろん、和モダンや木を取り入れた洋室にも合わせられます。
また、10段階の調光と5色切り替えの調色機能があるため、利用シーンに合わせた好みの明るさに調節することができます。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
洋風
洋風タイプのデザインでは全面を乳白色のカバーで覆ったシンプルなデザインのものをよく見かけますが、それだけでなく、側面に木材やファブリックを使ったカラフルでおしゃれなデザインのものも多くあります。また、形状も円形のものだけでなく、アームの伸びたシャンデリアタイプやスポットライトタイプなどもあります。
弊社MotoMでは、オブジェのようにおしゃれな『スフィアシリーズシーリングライト MCL010-5』を販売しております。
こちらの商品は、球状のガラスグローブが2方向に複数ついたデザインで、オブジェのようなおしゃれなデザインをしています。乳白色のガラスグローブから、電球色のあたたかい光がやわらかく広がります。
平らなバーにガラスグローブがついた形状になっており、バー全体の向きを変えることでガラスグローブの方向を変えることができます。また、バーにフェイクグリーンを飾ってナチュラルでおしゃれな雰囲気を演出することもできます。カラーはホワイトとブラックの2カラーとなっています。
なお、こちらのスフィアシリーズシーリングライトは、それ単体では部屋全体を十分に明るく照らすことができないため、ダウンライトなどの他の照明と併用してお使いください。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
また、洋風のお部屋におすすめなノーマルタイプの『LOG(ログ) LEDシーリングライト』もあります。こちらは布セードになっており、カラーはリーフグリーンとグレージュの2カラーです。6畳用・8畳用・12畳用があるので、部屋の広さに合わせてお選びいただけます。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
失敗しないシーリングライトの選び方〜便利な機能で選ぶ〜
現代のシーリングライトには、便利な機能が搭載された商品も多く出回っています。
調光・調色機能付き
シーリングライトの中には、照明の明るさを調節できる調光機能や光の色調を調節できる調色機能のついた商品もあります。ひとつのシーリングライトだけで利用シーンや時間帯によって調光・調色ができるので便利です。
音声対応モデル
近年では、スマートフォンによる遠隔操作だけでなく、スマートスピーカーと連携した音声操作ができる便利なシーリングライトもあります。スイッチに触れることなく離れた場所からでも電源のオン・オフや調光・調色ができて便利です。リモコンを探す手間もなく、寝室では起き上がって電気を消す必要もありません。
タイマー機能
起床時に徐々に照明が明るくなる「お目覚めタイマー」や、就寝時に自動で消灯してくれる「おやすみタイマー」など、指定した時間に照明を点灯・消灯してくれる機能です。
照度センサー
照明に内蔵されたセンサーが周囲の明暗を感知して、自動で明るさを調整してくれる機能です。
6・8・12畳用 LEDシーリングライト 蝶々
シンプルなシーリングライトにかわいい蝶々のオーナメント付きで、子供部屋にぴったりです。使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に勉強をする時は集中して作業を行いたい時は昼光色にして、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。夜寝る前などリラックスする時に電球色にして明るさを落とします。
まとめ
今回は、シーリングライトの選び方について詳しく紹介しました。
シーリングライトを選ぶ際は、設置する部屋の広さや雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。また、必要に応じて便利な機能が備わったシーリングライトを選べば快適に過ごすことができます。