人気のあるヴィンテージインテリア。上級者向けに思われがちですがコツをつかめば誰でもおしゃれなヴィンテージインテリアに仕上げることができます。
そんなヴィンテージインテリアについて今回はご説明していきます。
目次
ヴィンテージスタイルのペンダントライトを含めインテリアはどう作る?
なんとなくわかっているようでどう作っていいかわからないヴィンテージインテリア。
具体的にヴィンテージインテリアのコーディネートのポイントをみていきましょう。
ペンダントライトの基本
ヴィンテージスタイルにかかせないペンダントライト。そのペンダントライトの基本についてまずは紹介します。ペンダントライトは天井から吊りさげるタイプの器具で空間インテリアの要素として大きな役割を持ちます。ペンダントライトは多彩なデザインが豊富でインテリアのアクセントとして空間を演出します。
素材もガラスや木材、鋼板などたくさん展開されています。ペンダントライトといえばダイニングテーブル上に吊るす計画が王道ですが、最近は部屋のコーナーにアクセントとして吊るしたり、多灯で吊るす場合は高さ違いで吊るしたりとアレンジして楽しむことができる商品です。ペンダントライトの素材によっては周りにあかりが拡散しないタイプもあるためそのような素材の場合は
空間に別途ダウンライトなどをプラスして計画するようにしましょう。
ペンダントライトのプラグ部分は引掛けシーリングに取り付けできるタイプのほかダクトレールに設置できるタイプも豊富にあります。ヴィンテージインテリアにはダクトレールと組み合わせてペンダントライトを設置する方法も相性がよくおすすめです。
ヴィンテージスタイルとは?
ヴィンテージとは古くて価値のあるものという意味になります。ヴィンテージスタイルは古くて価値のある古材やアイアンなどの家具をつかってコーディネートしているインテリアのことです。店舗などのカフェでよくみられるヴィンテージスタイルですが最近は一般の住宅にも増えてきているスタイルです。
具体的にヴィンテージスタイルに使われる素材やポイントをみていきましょう。
ヴィンテージスタイルのポイントと作り方
◎素材
・床材
木の風合いのある素材で選びましょう。木目の整ったきれいなものではなく
無垢の床の節のあるものや古材の床材などラフな印象のものがおすすめです。
最近人気のあるV字型に張ったヘリンボーンの仕上げも空間のアクセントとなり、ヴィンテージスタイルにはとても相性がよいデザインです。
・壁
壁の仕上げは塗装仕上げでラフな表情ある仕上げが理想です。コンクリート風のラスティックな印象の仕上げもよいでしょう。クロスで仕上げる場合も塗装風で表情がある模様のものを選ぶことがポイントです。壁面の一面にもアクセントとしてレンガやレンガ風タイルを貼って空間のアクセントにすることもおすすめです。
・家具
家具もきれいに整ったものではなく、無骨さやエイジング加工されたものがおすすめです。ダイニングテーブルも無垢材の古木で使い込んだ風合いのものでテーブルの脚はアイアン素材のものを選んでみましょう。ダイニングのテーブルに合わせる椅子はすべて同じデザインでそろえず、あえて様々なデザインを組み合わせて置くこともおすすめです。
ソファや椅子の貼地はレザーであえて傷がついたようなラスティックなもの、また色落ちしたようなデニム素材をポイントにするのもよいでしょう。
◎色
ヴィンテージインテリアはベースの色はダーク系の内装と相性が良いです。
ダーク系を使うことでより男性的なヴィンテージインテリアに仕上がります。
窓かけはエイジング加工された木製ブラインドなどもおすすめです。
◎小物を飾る場所をつくる
かくす収納よりも扉のないオープン収納を作ることも大切です。
ほかのスタイルと比べて雑貨や小物がたくさん飾ってあることがポイントです。
飾りの棚もラフな塗装されたラスティックな棚板にアイアンなどの金物で棚を支え、
そこに個性的な小物や雑貨、観賞植物などを飾るスペースをつくってみましょう。
◎その他
お部屋のドアなどはラフな塗装されたペイントドアにするのもおすすめです。
その他には壁面にチョークボードといって壁にチョークで文字などをかける黒板のようなものをつくったり、
サイズの異なるアートやポスターをランダムに並べて額縁もラフに塗装されたものや使い込んだ風合いのエイジング加工されたものなどを使って空間を演出してみましょう。
◎照明
全体的にはラフな味わい深い雰囲気を演出することがポイントです。
少し懐かしいレトロ感や使い込んだ味わいのある器具を選びましょう。
そのほかヴィンテージスタイルをつくる照明のポイントをお伝えします。
①黒の器具で無骨さを演出する
きれいにつくりすぎないというのがヴィンテージスタイルの特徴です。普通は照明器具を天井や壁になじませる計画をすることが多いですがヴィンテージの場合は逆に目立たせて無骨さを演出しましょう。ブラック色のペンダントライトやブラケットライトのほか、あえてダクトレールも使ってブラック色で目立たせるように計画する方法もおすすめです。
②器具そのものの表情を活かす
インダストリアルな雰囲気の器具を空間に多めに使用することでラフなヴィンテージ空間に仕上がります。ペンダントライト、スポットライト、スタンドライトなど多数使用して空間を演出してみましょう。
③こもり感を演出する
ひかりは広げすぎずテーブル面を集中的に照らし、まわりのあかりも抑えましょう。
ペンダントライトなどの種類はガラス素材などでひかりが広がる優しいデザインではなく、透けない素材でひかりが一方にでるタイプがおすすめです。照明の明るさもメリハリのある空間に演出することがポイントです。
④シルエットで演出する
オープンの棚の裏に間接照明を取り入れることで、お気に入りの小物や雑貨シルエットが強調され空間が印象深くなります。
⑤低い位置のあかりで楽しむ
あかりは間接照明タイプのスタンドなどをつかって観葉植物の裏に隠したスタンドなどで低い位置からアッパーのひかりがこぼれる演出をしましょう。
ヴィンテージスタイルにお勧めの照明器具
黒さび風セードのペンダントライト MPN044
ソケットのブロンズメッキと傘部分の黒ザビ風塗装の素材がヴィンテージスタイルにぴったりなペンダントライトです。電球があえて見えるデザインもレトロな雰囲気を演出しおしゃれなヴィンテージ空間におすすめの商品です。ペンダントライトの長さも調整可能なため、設置場所にあわせて長さを調整して設置しましょう。
素材感へのこだわった黒サビ風セードの真鍮ソケット ペンダントライト MPN044
気取りすぎないシックなデザインのペンダントライト。落ち着いた色調のインテリアにマッチするよう、ザラザラとしたセード表面のサビ風黒色塗装・ソケット部分の真鍮ブロンズメッキ仕上げの素材感にこだわりました。
黒さび風塗装されたテーブルライト MST023
無骨で使いこなされた風合いがラスティックな雰囲気を演出しヴィンテージインテリアにぴったりです。夜はプラスのあかりやデスクライトのあかりとして利用し、ライトを使用しない日中はインテリアの一部として利用することもできるのでおすすめな商品です。
サビ風黒色塗装ワークライト[MST023]
無骨で味のあるワークライト。点灯していないときもインテリアの一部として存在感があります。インダストリアルデザインのインテリアとも相性がよく、流行りの男前インテリアにもぴったりです。
まとめ
ヴィンテージインテリアについていかがでしたでしょうか?住む人のこだわりがたくさんと詰まっているヴィンテージインテリア。今回紹介した内容を参考に自分らしいヴィンテージインテリアをぜひ楽しんで作ってみてください。