お部屋のインテリアをどのようにするか、自分の好きなスタイルで自由に揃えるのも良いですが既存のスタイルを真似ると比較的簡単にお部屋の印象を整えることができます。特にインテリアスタイルと呼ばれる様式には地域別や時代別のさまざまなカテゴリーがあり、それぞれの特徴を踏まえたお部屋のアイテムを選ぶことで簡単にそのスタイルが再現できますよ!
インテリアスタイルについて
インテリアスタイルとはインテリア、つまり建物の内部を装飾するものの全体的なイメージを分類したものを意味します。この分類には時代や地域、雰囲気などに分かれて様々なものがあります。今回はいくつか代表的なインテリアスタイルをピックアップしてご紹介します。
時代別インテリアスタイル
まずは時代別インテリアスタイルから3つのスタイルをみてみましょう。
クラシック
クラシックスタイルは古典的で重厚感があり豪華な装飾が特徴的。華やかなシャンデリアや猫脚の家具などが象徴的です。中性〜近世(1300年〜1700年頃)のヨーロッパの宮廷をモチーフにしています。
アーリーアメリカン
アメリカの植民地時代、開拓期(1865年〜1890年頃)の様式でプリミティヴスタイルとも呼ばれます。植民地時代に持ち込まれたヨーロッパテイストを含みながら、ログハウスに見られるような木の素朴さを感じさせます。ロッキングチェアやパッチワークキルト、食器を飾る棚などが象徴的なアイテム。
レトロ
1970年頃の昭和初期のイメージ。古く懐かしい物がある反面、戦後に持ち込まれた洋風テイストが合わさった時代のカオスが、古いだけではない新鮮さを感じさせるスタイル。
地域別インテリアスタイル
それぞれの地域によっても多くのインテリアスタイルがあります。よく耳にすることの多いスタイルをいくつかみてみましょう。
ブルックリン
アメリカのニューヨークにあるブルックリン地区をイメージしたスタイル。男前スタイルとも呼ばれヴィンテージ感があり、むき出しの配管やブロックなどの無骨な素材感がありながら、黒や茶色を基調とした温かみを感じさせるスタイル。
北欧スウェーデン
木製の家具を多用して白やベージュなどの穏やかな色味で統一されたシンプルなスタイル。ナチュラルな風合いの中にところどころポップな色使いが特徴的です。
個性的なイメージが強いエスニック。原色や民族調の模様などを多用しカラフルな色使いがポイントです。
その他のインテリアスタイル
時代や地域だけではなく、雰囲気によってもそれぞれのスタイルがあります。
ホテルライク
機能的でありながらシンプルで上質、生活感を感じさせないのがホテルライクスタイル。室内のものに統一感があるとより一層ホテルらしさが感じられます。
カフェ
家具などを低めのものにして空間を広く開放的に見せるカフェ風インテリア。グリーンを間仕切り代わりにするなどしてリラックスしやすい雰囲気作りが大切です。生活感をできるだけ取り除くことも大切です。
インダストリアル
インダストリアルとは英語で「工業的な」ということを意味します。むき出しのコンクリートや黒い鉄鋼などの工業的なアイテムを使うことでインダストリアル感がでます。無機質なイメージが強いところは、ブルックリンスタイルと異なる特徴です。
ミッドセンチュリーモダンについて
色々なインテリアスタイルがありますが、今回ご紹介するミッドセンチュリーモダンとはどんなスタイルなのでしょうか。
時代背景、発祥について
ミッドセンチュリーとは20世紀半ばの1940年〜1960年代の頃を指し、第二次世界大戦後に産業の中心がそれまでのヨーロッパから、アメリカへと移り変わった時代のことを指します。軍事産業の発展から新素材が開発され、それまでの瀟洒で豪華なデザインから機能性が高くシンプルかつミニマルでスタイリッシュなデザインがアメリカを発祥の地として生まれたのです。
特徴
ミッドセンチュリーモダンはなんといっても無駄の無い機能美にあります。FRP(繊維強化プラスチック)などの新素材を天然素材と組み合わせるなど異素材の組み合わせも特徴的です。合理的なフォルムの追求から曲線を多用しつつシンプルにデザインをまとめ、近未来的な印象です。色はビビットカラーを使うケースが多いですが、まとまりのある洗練されたスタイルです。
ミッドセンチュリーモダンにぴったりのおすすめアイテム
ミッドセンチュリーモダンのインテリアスタイルを再現しやすいおすすめアイテム3選をご紹介します!
3層からなる布セード ペンダントライト 引掛シーリングMPN045
異なるカラーの布セードが特徴的なペンダントライト。それぞれのセードから広がる明かりはグラデーションとなって優しくお部屋を照らします。リビングや寝室などのリラックスしたいお部屋の雰囲気作りにも一役買ってくれるアイテム。シンプルで飽きのこない形状は点灯時と消灯時とで異なる表情をみせてくれます。引掛シーリング対応の商品なので、配線器具があればお一人でも容易に付け替えが可能です。
3層からなる布セード ペンダントライト 茶 グレー ナチュラル 引掛シーリング MPN045
濃い茶色・グレージュ・ベージュと色味の違う3層の布セードで構成されたデザインのペンダントライト。違った色のセードから透過する光がグラデーション光をたたえ、インテリアに柔らかな光のアクセントをあたえます。消灯時はお部屋のアクセントにもなるインテリアとして、点灯するとやわらかい光でお部屋を包む照明として、お使いいただけます。
木と金属のツートン LEDテーブルランプ GS1704
木と金属という2つの異なる素材が、曲線を使ったシンプルなフォルムのデザインによって調和しているテーブルランプです。アームが動くので手元に向けて自由に角度を調整することができます。LEDから発せられる光の特徴は一方向に進みやすく指向性が強いのですが、できるだけ柔らかい光になるように設計されています。金属部分は木の色に対応しており、サテンニッケルメッキとブラッククローム仕上げの2種類になっていますが、どちらも上質で高級感あふれる素材感なので、お部屋のインテリアにあわせてお好きな方をお選びいただけます。コンセントプラグに差し込むだけで簡単に取付でき、0.9キロと軽量なので持ち運びも自由にできる使い勝手の良いアイテムです。水耕栽培などの植物用ライトにもなり、消費電力が5ワットと長時間のご使用でも電気代を気にせずにお使いいただけます。
木と金属のツートン LEDテーブルランプ
LEDテーブルランプは木のぬくもりが感じられる木目の美しさと高級感漂うサテンニッケルメッキ・ブラッククローム仕上げの金属との2トーンでお部屋の雰囲気を引き立てます。色は白木ナチュラルと木製ダークブラウンの2色です。
布シェードのシンプルなフロアスタンド GST003
サテンクロームメッキ塗装された細身のパイプと円柱型の布セードの組み合わせというシンプルなデザインが印象的な自立型のフロアスタンド。無機質的な要素を含みながらも、上下に開口したセードから明かりがこぼれ癒やしの空間を演出してくれます。ベッドサイドやソファの脇に置いて手元を照らす直接光としての使い方や、壁の近くに置いて間接照明としての使い方ができるなど、使い方の工夫次第でインテリアアイテムとして大活躍してくれる商品です。コンセントからの給電ができるので手軽に移動できるところもおすすめポイントの一つです。
まとめ
時代背景や発祥の地、雰囲気ごとの違いによってさまざまに分かれるインテリアスタイル。その中でもミッドセンチュリーモダンはシンプルかつ機能性重視のフォルムをもったお洒落なスタイルです。お部屋全体のインテリアを考える時には、インテリアスタイルの特徴を調べてポイントに使うだけでも、かなり雰囲気を変えることができます。あなたもMotoMのおすすめアイテムからミッドセンチュリーモダンを取り入れて、新しい暮らしをデザインしてみませんか。