ダイニングにペンダントライトを使うことで、おしゃれな空間を作ることができます。そこで、本記事ではダイニングにぴったりなペンダントライトの選び方を解説しています。モダンスタイルのダイニングスペースを作りたい方に向けて、MotoMでおすすめのモダンテイストのペンタントライトも紹介していますので、どうぞご覧ください。
目次
ダイニングに設置するペンダントライトの選び方
ダイニングに使うペンダントライトの選び方の中でも注意すべきポイントを7つ紹介します。
- インテリアテイストに合わせて選ぶ
- 部屋全体の明るさを考えてる照明を選ぶ
- ダイニングテーブルの大きさに合わせて選ぶ
- ペンダントライトの位置と高さを決める
- ペンダントライトの個数と間隔を決める
- シェードの素材を選ぶ
- チェーン吊りとコード吊りのどちらにするか考える
それぞれの選び方のポイントについて見ていきましょう。
インテリアテイストに合わせて選ぶ
部屋に合う照明を選ぶ場合、自分が目指したいインテリアテイストに合わせて選ぶようにしましょう。
例えば、北欧風のダイニングスペースにしたいなら木の温もりが感じられる照明にしたり、和モダンな空間にするなら、和紙や磁器などの和の雰囲気が感じられる照明にしたりするのが良いでしょう。
目指したいインテリアテイストに合うデザインを選ぶことで、空間全体に統一感が出ます。
また、ダイニングはリビングとキッチンと一体になっている場合が多いので、ダイニングの雰囲気だけでなくLDK全体での見え方も考えた上でコーディネートしましょう。
部屋全体の明るさを考えて照明を選ぶ
大切なのが、ダイニング全体の明るさを考えて照明を選ぶことです。
LEDのペンダントライトを使って部屋を明るく照らす場合、広さに対して以下の数値程度の明るさが必要になってきます。
- 〜4.5畳の場合、1,980〜2,879lm
- 〜6畳の場合、2,430〜3,329lm
- 〜8畳の場合、2,970〜3,869lm
- 〜10畳の場合、3,510〜4,409lm
- 〜12畳の場合、4,050〜4,949lm
- 〜14畳の場合、4,590〜5,489lm
ただ、ペンダントライトは吊り下げる高さや、シェードの形状によっても明るさが変わってきます。
また、ペンダントライトだけではダイング全体を明るくするのが難しい場合もあるので、その場合はダウンライトやシーリングライトなどと併用して部屋の明るさを確保することもあります。
食事をする上で支障のない程度の明るさをダイニングテーブルの上に確保したいなら、大体以下が目安になります。
- 1,520lm(白熱電球100W相当)を1個
- 485lm(白熱電球40W相当)を2〜3個
- 810lm(白熱電球60W相当)を2個
大体上記の明るさを目安に、ダイニングテーブルの上に設置するペンダントライトを選びましょう。
ダイニングテーブルの大きさに合わせて選ぶ
ダイニングテーブルは何人掛けかによってサイズが変わってきます。
- 4人掛けの場合、奥行き80cm×横幅120cm〜140cm
- 6人掛けの場合、奥行き80cm×横幅160cm〜200cm
4人掛けのテーブルくらいの大きさの場合、テーブル上から60〜80cmくらいの高さに光源があると想定した場合、1〜2灯のペンダントライトを設置することでテーブル全体を明るく照らせます。
6人掛けの場合は、テーブル上から50〜70cmくらいの位置に光源が来ると想定して、2〜4灯程度のペンダントライトの設置がおすすめです。
ペンダントライトの位置と高さを決める
ペンダントライトは、設置する高さによって見た目の雰囲気も明るさも変わってきます。おすすめは、ペンダントライトの光源がテーブルから60〜80cmあたりにくる高さです。ペンダントライトの位置が高すぎると、テーブルを照らす明るさが弱くなります。
また、反対に低すぎると食事や読書をするときの邪魔になるだけでなく、テーブル全体を照らすことができません。60〜80cmの高さは、ペンダントライトが適切な明るさで照らすだけでなく、照明が目線と高さと近くなるためペンダントライトが綺麗に見せます。
ペンダントライトの個数と間隔を決める
ペンダントライトの数は、大体1〜3灯のことが多いです。先に述べたように、明るさによって必要な個数は変わってきます。2灯以上のペンダントライトを設置する場合、ペンダントライトごとの間隔にも注意しなければなりません。2灯設置するなら、ダイニングテーブルを三等分した位置に設置することで見た目にもバランスが良く、テーブル面を綺麗に照らせます。3灯設置の場合は、テーブルを4等分した位置に設置すると良いでしょう。
シェードの素材を選ぶ
ペンダントライトのシェードの素材には、電球の光を通すタイプのものと、光を通さないタイプのものがあります。光を通すタイプのものには、布製のものや和紙製のものなどがあり、柔らかい光を広範囲に広げる特徴があります。落ち着いてリラックスできる空間にしたい場合におすすめです。
光を通さないタイプの素材には、陶器やアイアンなどがあります。下方向に光が集中するため、陰影のあるムーディな空間作りをしたい場合によく使われます。ダイニングをどんな雰囲気にしたいかによって、相性の良いシェードの素材が変わってくるでしょう。
チェーン吊りとコード吊りのどちらにするか考える
ペンダントライトを吊るす部分は、チェーンのものとコードのものがあります。
好みや自分の目指すインテリアテイストに合う方を選ぶと良いでしょう。
ただ、チェーンの場合、高級感がプラスされ、ちょっとしたアクセントになりますが配線コードが丸見えになってしまいます。
シェード部分が強調されるようにすっきりと見せたいのであればコード吊りがおすすめです。
ペンダントライトで演出できるインテリアテイスト
ペンダントライトは、演出したいインテリアテイストに合わせてデザインを選ぶことで、よりおしゃれな空間作りが可能です。ペンダントライトで演出できるインテリアテイストの中でもおすすめの4つをご紹介します。
シンプルモダン
シンプルモダンは、余分な装飾や無駄を省き、ガラスや金属など無機質な素材を使って直線的な雰囲気を演出します。そんなシンプルモダンには、シンプルで無彩色のペンダントライトがよく似合います。ブラックのペンダントライトならシックでクールな印象になり、アイボリーやブラウンだと落ち着いた雰囲気になるでしょう。
他の色の邪魔にならないものにしたいなら、シンプルなホワイトのペンダントライトがおすすめです。
北欧テイスト
自然の温もりが感じられる北欧テイストを演出したいなら、天然素材でできたペンダントライトがおすすめです。木の温もりが感じられるデザインのものや、暖かい光を透過するファブリックタイプのペンダントライトなら、北欧らしい自然の温もりが感じられる部屋を演出できるでしょう。
和風・和モダン
和風や和モダンな部屋にしたいなら、和紙や磁器などの素材で作られたシェードを採用しましょう。
日本に馴染みのある素材でできたペンダントライトは、素材から透過された優しい光で部屋全体をリラックスできる落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
ラグジュアリー
豪華な雰囲気の部屋を演出したいなら、シャンデリアのようにクリスタルガラスを使ったゴージャスなペンダントライトがおすすめです。クリスタルガラスをふんだんに使ったものだと、電球の光をガラスが反射してキラキラとした美しい光を演出します。強い存在感があるので、LDKや玄関・吹き抜けなどに設置するのも良いでしょう。
ダイニングにペンダントライトを複数設置するときはライティングレールがおすすめ
ペンダントライトを複数設置する場合、照明器具の種類によっては天井に直に設置することもできます。
設置できない場合もあるため、商品は必ず確認するようにしましょう。
天井に直にペンダントライトを設置する場合、部屋の模様替えをするときに照明の位置が変えられず、イメージ通りに模様替えができない可能性もあります。
また、元々1灯しか吊るしていなかったが、住み始めてからペンダントライトを2〜3灯吊り下げるようにしたいと思うこともあるかもしれません。
どちらの場合でも、電気工事をしなければ位置も変えられず、電源を増やすこともできないため工事費用がかかってきてしまいます。
そんな時は、ライティングレール(ダクトレール)を使うのも1つの方法です。
ライティングレールとはレール状になった電源のことです。
これを天井に設置することで、複数の照明を吊り下げることができます。
ライティングレールは、電気工事業者に設置してもらうタイプもありますが、天井に引掛シーリングが設置されていれば工事なしで設置できるタイプのものもあります。
自由にペンダントライトを設置したり移動できたりするというメリットがあるので、新築時からライティングレールをつけておくのも良いでしょう。
ダイニングにおすすめのMotoMのモダンなペンダントライトを紹介
ここからは、MotoMでおすすめのモダンデザインのペンダントライトを3つご紹介します。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト MPN06 引掛けシーリング/ダクトレール
ミニマルな円筒形のLEDペンダントライトです。光源部分が光を拡散するアクリルパーツになっており、優しい光を広げています。シンプルなデザインなので、モダンな部屋にもよく似合うでしょう。ただ、1灯では明るさが足りない場合もあるので、ダイニングテーブルには2灯以上で使用することをおすすめします。
オプティカルパーツがワンポイントのペンダントライト
ミニマルな円筒形LEDペンダントライト。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
球状のランプが2つ離れた位置に取り付けられたペンダントライトです。
1灯では少し寂しい雰囲気もあるので、2〜3灯設置することでおしゃれな雰囲気を演出できます。
球状のランプの位置が近い別商品もあるので、それと組み合わせて個性的な雰囲気を作ることもできます。
この照明だけでは明るさが足りない場合、ダウンライトやシーリングライトとの併用で明るさを補ってください。
天井が高い空間にも設置できるように、引掛シーリングタイプの場合は最長1700mmまで、ダクトプラグタイプは1710mmまで長さ調節が可能です。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
無骨すぎないソケット型 ペンダントコード 引掛シーリング MPN042
洗練されたシンプルなデザインのペンダントライトです。ソケット部分が滑らかな曲線を描いており、無骨さが軽減されて上品な雰囲気も感じられます。裸電球はインダストリアルなイメージを彷彿とさせますが、上品なデザインなのでモダンな部屋にも合わせやすいです。ソケット部分の真鍮は年月が経つと徐々に表情を変え、使えば使うほど色が深くなって味わい深いものになります。1灯では明かりが不十分なので、ダイニングテーブルの上なら複数灯設置するようにしましょう。
ソケット部分の曲線が美しいペンダントコードMPN042
ソケット部分の曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザイン。裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、上品なデザインのため、インダストリアルテイスト以外のテイストにも合わせやすいです。洗練されたシンプルデザイン。
まとめ
ダイニングに設置するペンダントライトの選び方などについて解説しました。ペンダントライトは、商品そのものがおしゃれなものが多いので、たくさんの商品の中から選ぶのもとても楽しいものです。ただ、好きなデザインだからという理由で選ぶと、空間全体で見たときにチグハグした印象になる可能性があります。照明を選ぶ際は、LDKをどのような雰囲気にしたいかを考え、その雰囲気にあうものを選びましょう。ただ、ペンダントライトだけでは部屋全体を明るく照らせない場合が多いです。シーリングライトやダウンライトと併用し、部屋の明るさを確保するようにしましょう。モダンテイストなダイニングにしたいなら、MotoMの商品もおすすめですのでぜひご覧ください。