化粧の仕上がりもレベルアップ、身支度の時間短縮とメリットだらけ。そんな化粧用拡大鏡についてご紹介します。特徴や選び方、失敗しないコツなど参考にしてみてください。LEDライト付きの女優ミラー型拡大鏡のおすすめもご紹介しています。
拡大鏡とは
拡大鏡とは「ルーペ」と「拡大してみえるミラー」と同じ言葉でふたつの意味を持ちます。実際よりも大きくズームアップしてみせてくれるという働きは同じですが、用途も形状も異なります。
ここでは化粧用拡大鏡についてご紹介します。
ルーペのように拡大して見ることができるので、細部の化粧まで丁寧に仕上げたい方や、老眼で近くが見えづらく化粧に時間がかかってしまう方にもおすすめです。
化粧用拡大鏡のメリット
見えにくい細部まで見える
拡大鏡は鏡に近づかなくてもズームアップして見せてくれます。化粧中には鏡と近づきすぎてしまうとブラシやペンシルが当たってしまったり、全体のバランスが把握しづらくなってしまいます。
その点、拡大鏡なら自然な無理のない距離感で鏡を向きながら、見えにくかった細部を拡大してくれるので、化粧時のストレスやタイムロスを減らしてくれます。
また、普段メガネをしている方の場合には、化粧のためにメガネを外してしまうと当然に見えづらくなってしまうので、拡大鏡を使うと便利です。近視や老眼の方にもおすすめです。
繊細な仕上げで化粧が上達
拡大鏡を使って化粧をすると細かいところまでよく見えるので、丁寧な仕上がりのメイクになります。眉やアイメイクなど顔の印象を大きく左右する化粧も、繊細に化粧できるのでメイクが上達するきっかけにもなります。
明るさが一定になる
窓の向きや天候によっては、室内の自然光の明るさは異なります。
自宅で化粧をしている時には問題ないと思ったのに、外で見たら顔色が悪く見える・化粧が濃く見えるなどといった失敗を一度はしたことはあるのではないでしょうか。
LED付きの拡大鏡を使えば、明るさは一定になり、影ができにくいので、天候などのコンディションに左右されません。
拡大鏡の選び方
化粧用のメイクアップミラーは、拡大鏡やライト付き、肌の色が自然に明るく見えるなど、通常の鏡とは異なる機能性が求められます。
ここでは、化粧用の拡大鏡の選び方についてご説明します。
便利さのために取り入れたいアイテムなので、失敗せずに購入したいとシビアに選ぶ方も多いようです。
サイズ
化粧用拡大鏡を選ぶ際には、用途に応じたサイズ選びがおすすめです。
自宅でのご利用であれば20cm以上くらいの大きめサイズが使いやすく便利です。
また、外出先でのメイク直しなどに使いたい場合には、コンパクトな手鏡サイズのものが人気です。眉やアイメイクなど細かいパーツの化粧直しであれば、顔全体が映らなくても使い勝手には影響ないと考える方が多いようです。
倍率
化粧用拡大鏡は商品によって倍率が異なります。5倍ほどの拡大から、20倍もの拡大まで様々です。
化粧は全体のバランスも重要ですので、あまり拡大されすぎず3倍程度の拡大率でも使いやすいです。
倍率2倍〜3倍
拡大率による見え方の目安としては、2倍〜3倍だと顔全体がややズームアップされるような見え方になります。
顔全体のバランスをチェックしながら化粧ができるので、バランスの難しい眉やアイメイクなどの化粧もしやすいです。
倍率5倍〜7倍
細部の化粧を丁寧に仕上げたい方におすすめです。繊細で丁寧なアイメイクを仕上げたい方やポイントメイクを細部までチェックしたい方などにとってはより使いやすく感じるでしょう。
倍率10倍〜20倍
10倍〜20倍の拡大鏡はかなり大きく見えます。眉の細かなスタイリングなど、詳細な確認をしたい方におすすめです。
ただし、個人差によって、見えすぎて作業がしにくいと言った場合もあるため購入の際に確認が必要です。
元々近くにピントを合わせるのが苦手な遠視の方などは、拡大の倍率はあまり大きすぎない方がストレスなく見やすいとの声もあります。
手持ち・置き型・壁付けタイプなど
化粧用拡大鏡は、コンパクトなサイズで持ち運べる手鏡タイプや家中で置き場所を変えられる置き型、洗面所やドレッサー周りに取り付ける壁付けタイプなどがあります。
壁に取り付けができない賃貸物件の場合などには、手鏡タイプや置き型タイプが人気です。
手鏡タイプのコンパクトなサイズの拡大鏡は旅行や出張にも持っていけるので、シーンに応じてつかいわけるのがおすすめです。
ライト付きなどの機能性
化粧用拡大鏡の中でも特に人気があるのが、ライト付きのタイプです。
例えばご自宅の天井照明の色や明るさ、物件の方角などによってはメイクがしづらく感じる環境もあります。
そういった場合にも、ライト付きの拡大鏡がおすすめです。
女優ミラーといった呼称でもライト付きのドレッサーミラーやメイクアップミラーは販売されています。
また、携帯用の手鏡タイプであれば、拡大鏡と通常の鏡が2面になっているものもあります。
使用環境など用途に応じて機能付きのタイプを選び使い分けるのもおすすめです。
拡大鏡選びの注意点
化粧用拡大鏡は、見えにくさを解消し化粧をする際により便利になることが主な購入動機です。そのため、使い勝手の良さには妥協したくないと感じる方も少なくないようです。
ここでは、失敗しないための拡大鏡選びの注意点をご紹介します。
高さが合っているか
拡大鏡に限らず、化粧用の鏡を選ぶ際には高さが合っているかどうかは重要です。
自然な無理のない姿勢で化粧ができるのがベストです。高さが合っていないと猫背になったり、無理に高さを調整しながら使わなくてはなりません。アーム付きや角度調整などの調整機能のついたタイプがおすすめです。
拡大率はニーズに合っているか
拡大鏡を使う目的は、見えにくい細部をよりはっきりと見たいからです。そのため自分の見えたい具合と拡大率が合っているかは重要なポイントです。使用する場所や鏡と顔との距離によっても異なります。
化粧時間の短縮にも!おすすめ拡大鏡3選
壁付けタイプの拡大鏡
壁付けタイプの拡大鏡は、洗面所のメイン鏡の横などに設置されるケースが多いです。海外のホテルなどでも取り入れられていて、ミラーキャビネットに近づかなくても拡大鏡を手元に引いて細部の化粧などに便利に使えます。お風呂上がりや洗顔後などのスキンケアタイムにも役立ちます。
ただし、壁付けなので当然取り付け工事が必要です。
LEDライト付き丸型拡大鏡
洗面所に丸型の拡大鏡がついている組み合わせは海外のホテルなどでも見られ人気です。化粧の細かい部分を仕上げるには拡大鏡でと使い分けることができます。上下左右と可動式なので、身長に合わせて調整できるのもおすすめポイントです。
メインの鏡横に設置する拡大鏡
洗面台の鏡に補助ミラーとして設置できるライト付きの丸形拡大鏡。メイクをする時、コンタクトを装着する時、髭を剃る時など、3倍の拡大率ではっきり確認することができます。
LEDライト付き角型拡大鏡
LEDライト付きの壁付け拡大鏡は、丸形の他に角形も人気です。シャープでスタイリッシュな雰囲気のインテリアにもおすすめです。拡大率3倍で、顔色を自然にみせてくれる4000Kの明るさのLEDライトが付いています。
照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工
ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡洗面台の鏡横に補助ミラーとして設置できるライト付き角形の拡大鏡。顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。さらに3倍に映せてライト付きなので、目・鼻・口元などの影が気になりにくくまぶしくありません。
スタンドタイプの拡大鏡
壁への取り付け工事も不要で、一般的に多く愛用されている化粧鏡と言えば、ミラースタンドではないでしょうか。ドレッサーやテーブルの上に置いたり、コードレスなので窓辺で自然光の元で化粧をするのにも便利です。据え置きではないということが大きな特徴になり、洗面所以外で化粧をする方にもおすすめです。
LEDミラースタンド
ミラースタンドを選ぶ上で重要なのは使い勝手の良さです。角度調整ができたり、コードレスで持ち運びやすいLEDミラーであったり、さらに拡大鏡機能もあると大変便利です。LED付きで顔色を自然に明るく見せてくれるので、化粧が濃くなりすぎてしまったり、イメージしていた発色とニュアンスが違ったりといった失敗を減らせます。
表面が等倍・裏面が拡大鏡になっているので、顔全体を見ながら仕上げたいメイクや髭剃りも、ズームアップして見たい細かいポイントメイクも、1台2役で便利に役立ちます。
まとめ : 化粧や朝の身支度の時短にも!拡大鏡で効率アップ
拡大鏡などのメイクアップミラーはもちろん化粧をする時にも役立ちますが、それ以外にスキンケアなどお肌のお手入れ時にも役立ちます。
そのため化粧の頻度や性別などに関係なく、一家に一台はあると役立ちます。