ハーブは室内でも手軽に栽培できることはご存知でしょうか。
本記事では、室内でハーブを育てる際のポイントと、室内で栽培するのにおすすめのハーブをご紹介します。
水耕栽培におすすめの商品も紹介していますので、どうぞご覧ください。
目次
ハーブは室内でも栽培できる?育てる際のポイント
ハーブはとても丈夫で育てやすい種類が多い植物です。
そのため、ガーデニングが初心者の方にもおすすめで、室内で育てることもできます。
まずは室内でハーブを育てる際のポイントを見ていきましょう。
日当たり・風通しの良い場所で育てる
ハーブは基本的に、日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。
室内で育てる際も、日当たり・風通しの良い窓辺に置いて栽培するようにしましょう。
日当たり・風通しの確保が難しい場合は、日中に屋外へ移動させたりLEDライトを当てたり、日陰に置いても育つハーブを選んで育てるのもおすすめです。
水の与えすぎはNG
多くの種類のハーブは湿度が高いのが苦手です。そのため、水を与えすぎると萎れてしまうこともよくあります。
基本的には土の表面が乾いていたら水をあげるようにしましょう。水をあげるときは、鉢の底から水が流れ出てしまうくらいにしっかりとあげるようにしてください。そして、鉢皿に溜まった水は、すぐに捨てるようにします。これは、水が入ったままにしているとハーブが根腐れする原因となるからです。
苗から育てる
ハーブは種からよりも苗から育てる方が育てやすいです。種からだと発芽するまでに時間がかかり、植物を育てるのに慣れていない人だと失敗してしまう可能性があります。
ハーブの苗を選ぶ際には、以下のような点に注意しましょう。
- 茎はヒョロヒョロとしておらず、太くしっかりしているか
- 葉は濃い緑色で、虫食いしておらず、茂っているか
上記のような状態のハーブを選んで栽培しましょう。
室内で栽培するのにおすすめのハーブと育て方やおすすめ料理
続いて、室内で栽培するのにおすすめのハーブと、その育て方・おすすめ料理を紹介します。
ローズマリー
ローズマリーは肉料理・魚料理の臭み消し・風味づけに使われるハーブです。乾燥に強く害虫がつきにくいハーブですが、根を触ると枯れやすいため、植え替え時には根を触らないようにしましょう。水やりは3日に1回程度で、年に1度春か秋の時期に元気がないと感じたら液肥をあげるようにしましょう。水耕栽培をする場合は、毎日水を替えて育てる必要があります。ローズマリーを使ったおすすめ料理は、ポテトの薄切り豚肉のガーリック醤油です。ローズマリーはジャガイモ料理と相性が良く、ローズマリーの香りでお酒が進みますよ。
スペアミント
繁殖力の強いスペアミントは、料理やデザートに使われる甘くて爽やかな香りのハーブです。苗を選ぶ際には、葉が変色していないものを選びましょう。根は元気に成長するので、根詰まりしないように株分けするなどしましょう。梅雨時期には風通しの良くなるように刈り込み、虫が付かないように予防します。
水耕栽培する場合、10cmほどに枝を切って下半分の葉を全て落として水に挿しておくと、1〜2週間程度で発根します。スペアミントのおすすめ料理は、白身魚のミントパン粉焼き・ノンアルコールソルトモヒートです。
コモンタイム
コモンタイムはトマトソースや卵料理、スープなどさまざまな料理に使えるハーブです。風通しと日当たりの良い場所で、水はけの良い土に植え替えて育てます。蒸れると枯れてしまうため、夏は熱くなりすぎない場所に移動させるなどが必要です。おすすめ料理はサーモンのハーブムニエルと鱈のアクアパッツァです。
魚の臭みを消して、旨みを引き出してくれます。
バジル
ピザなどでよく使われるバジルも、育てやすいハーブの1つです。バジルは水分が大好きなので、乾燥しないように毎日水をあげましょう。土が乾き切ってしまうと、弱ってしまうので要注意です。バジルを育てたら、料理に使えるバジルソースを作るのが良いでしょう。バジルの葉を洗った後に水気をとってみじん切りにし、瓶にオリーブオイルと塩と一緒に入れると完成です。ピザにかけたり、パスタに使ったりとさまざまなところで大活躍します。
レモンバーム
レモンの淡い香りがするレモンバームは、ハーブティーやデザート・紅茶に使われることがよくあります。また、お茶パックに入れて入浴剤として浮かべるのもおすすめです。日当たり・風通しの良い場所に置き、肥料を加えた保水性のある土に植えましょう。梅雨時期は3cmほど残して刈り込みが必要です。水耕栽培にも向いており、綺麗な水につけて日陰に置き、毎日水を取り替えると発根します。レモンバームのおすすめ料理は、フルーツビネガーウォーターやフルーツブランデーなどの飲み物系です。
室内でハーブを育てるなら水耕栽培に挑戦しよう
室内でハーブを育てるなら水耕栽培もおすすめです。ここからは、水耕栽培とは何か、水耕栽培の始め方について解説しています。
水耕栽培って何?土耕栽培との違い
水耕栽培とは、土を使わずに水と液体肥料で育てる栽培方法です。土を使って栽培する土耕栽培との大きな違いは、土を使うか使わないかでという点です。土の中には雑菌がいるため、農薬で植物が病気にならないようにお世話をしなければなりません。たくさんの経験と労力を費やし、天候にも左右されやすいため土耕栽培は始めるのがとても大変です。水耕栽培は、屋外と遮断されるため虫がついたり病気になりにくいので農薬を使いません。そのため、健康的な無農薬のハーブを作ることができるので、初心者でも育てやすい栽培方法と言えるでしょう。
水耕栽培の始め方
ハーブの育て方でもおすすめしましたが、水耕栽培も初心者の方は苗から育てるのがおすすめです。まず、土で栽培した苗の場合、害虫や病原菌が付着していることがあるのでしっかりと洗います。
その後、ハーブの種類によって必要なものは異なりますが、基本的には以下のものを用意しましょう。
- ハーブの苗
- 液体肥料
- 水
- 栽培容器
洗った苗の根を下から3分の1ほど浸かるように水に浸け、新しい根がでるまで日陰に置いておきましょう。その後、遮光シートかアルミホイルを巻いた水耕栽培容器に映し、直射日光を避けた明るい場所に置いて育てます。
水耕栽培の容器は、MotoMでも販売しています。後ほどご紹介しますので、気になる方はご覧ください。
室内で水耕栽培をするなら植物育成用のLEDライトも使おう
LEDライトには植物育成用のものもあります。
このLEDライトには、植物が生育するのに必要な波長が含まれており、植物を元気に育てたい方におすすめです。部屋の日当たりが悪く、植物にしっかりと光を当てたい方は特に使うと良いでしょう。LEDライトを使って育てる場合、外のように天候に左右されることはないです。
しかし、育てる種の適温がないと育てられない場合があるのでその点は注意しましょう。LEDライトは消費電力も低く、電気代もあまりかからないので取り入れやすいです。
MotoMの水耕栽培器「灯菜 Akarina」は室内でのハーブの栽培におすすめ
「灯菜 Akarina」とは、MotoMの水耕栽培器シリーズのことです。お部屋の中で太陽の代わりにLEDを照らして、植物を育てられるLED水耕栽培器です。
MotoMでは、ハーブを育てられる水耕栽培器をたくさん取り揃えていますので、一部ご紹介します。
スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット
ころんと丸いデザインの水耕栽培キットです。頭部にスワロフスキーが装飾されているので、室内に置くとお部屋の照明に反射してキラキラと美しく輝きます。リビングやダイニングのテーブルに置ける程度の大きさなので、観葉植物代わりにハーブを育てるのも良いでしょう。栽培ケースが3つ付属しているので、3種類のハーブを1度に育てられます。
スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット
まあ〜るいコロンとしたデザインで人気のLED植物栽培器Akarina01のスワロフスキーがついたキラキラバージョン。和室でも洋室というテイストも気にせず、お好きな場所に置くだけでおしゃれでいやしの空間に変身させてくれます。
おうち時間を楽しめる木製の水耕栽培キット Akarina06 OMA06
木製の水耕栽培器がおしゃれな栽培キットです。明かりは人にも植物にも気持ちの良い白い灯りで、植物に均等に当たるように設計されています。本体の上には物が置けるようになっているので、キッチンに置けば調味料や香辛料、リビングにおけばペンやメモを置くスペースとしても使えます。
おうち時間を楽しめる木製の水耕栽培キット Akarina06 OMA06
水と液体肥料だけで植物を育てるので面倒な土づくりをする必要が無く、汚れる心配や難しい経験・知識も必要なく、畑や庭に行く手間や時間も削減できて楽ちん。土でお部屋が汚れる心配も虫が湧く心配も少なく、室内でも安心して育てることができるので初心者や忙しい人でも気軽に始めることができます。
お部屋でハーブや葉物野菜の水耕栽培が楽しめるAkarina15 OMA15
植物の成長に合わせてLEDの高さを調整できるタイプの水耕栽培器です。16時間自動的にLEDを照射して8時間消灯するタイマー機能や、4段階の調光機能が搭載されているので植物に合わせて柔軟に使えます。こちらの商品にはサラダ菜の種子が付属されているので、まずはサラダ菜から育ててみるのも良いでしょう。
お部屋でハーブや葉物野菜の水耕栽培が楽しめるAkarina15 OMA15
バジルなど高さがある植物を栽培しやすいようにLEDのライト部分を植物の成長に合わせて高さ調節できます。また壁にかけらることもできるので、部屋のインテリアとしてフラワーベースとしても飾っていただき、お部屋に彩りを添えます。
まとめ
室内でも栽培できるハーブについてと水耕栽培について解説しました。ハーブはさまざまな料理にも使えるだけでなく、育てやすい種類のものも多いです。初めて室内で水耕栽培をする人にもおすすめします。ハーブの室内栽培や水耕栽培に興味がある方は、おしゃれで使いやすいMotoMの「灯菜 Akarina」を試してみてはいかがでしょうか。